今日が10月最後の日

きのう、「10月も今日で終わり」なぞとしれ~っと書いてしまいましたが、今日が最終日でしたのね。10月は31日まであるのでしたね、失礼しました。

今日も快晴で、日中は比較的暖かくなりましたが、夕方には曇ってきて風も強くなり、気温もぐっと。
明日以降、ぐぐっと冷えてくるらしいですね。ついに氷点下、しかし10月いっぱい氷点下がなかったとは、けっこう珍しいか、軽井沢(よくわからないけど)。


カラマツのてっぺんのあたり。もうまっ黄色。
いま「まっきいろ」と入れようとしたら、「末期色」だって(笑)。当たってるけどな。


同じように見えるモミジも、木によって紅葉の時期はずれます。これはゆっくりのやつ。


道路に面したドウダンもずいぶん赤く。遠くウチの看板が。景色に同化しちゃって目立たないね。


寒いせいか、バラが長命なこと。もう1週間は咲いてると思われ。


こっちも元気。


黄色いの、グラハム・ハンコックだっけ、それは人の名前か? 


3号店のたたずまいなど。何もわからんね、これじゃ。布を干してるんですが。


1号店。
展示場として使ってきた1号店ですが、もう寒いのでこちらは閉めることにして、中にあった布を湿気とばしと虫干しを兼ねて干しています。この後は、1号店は木のものと雑貨、焼き物を置くことにします。

そんなこんなで、なんとなく忙しい一日。
明日は夕方から雨になりそうですが、午前中は晴れマークになってます。ではまた

出歩き

いつもより早く起きたので早めに犬の散歩。
天気がいいので洗濯2回。合間にご飯。
それから掃除。気になっていた2階の掃き出しの窓ふき。ハチやらカメムシやらの死骸がサッシの外にたまっているので、それも綺麗に。
早めにお昼を食べていたらウメが発狂している、見に行くとモグラ1匹血祭りにあげていたので、叱って埋める。

それから外出。
どうもこの仕事をしていると、オンとオフの境目がなくて、いつもダラダラと仕事のことばかり考えてしまうので、思い切って休みにして1人で車でぶんぶんと。空は青空、蓼科の山なみがよく見えてきれいだ。20分ちょっとで佐久に到着。大きなホームセンターやジャスコでぶらぶら。最後に大きなスーパーに寄って帰宅。全部で3時間ほどだったかな。それでもいい息抜きでござった。

夕方また犬の散歩。
電話が入って急遽出かけて頼まれ仕事。
帰ってきたら6時。

軽井沢プリンスのスキー場が、県内トップを切って今日から営業開始だとか。草原の中に無理やり作った雪の道の上を滑る感じ。それでもスキーやスノボのファンにはたまらないんだろうなぁ。リフトには長い行列が映っていた。あ、もしかして、初日なんで町民無料デーとか?(笑)
冬が来るんですね・・・。

今日で10月も終わり。今年もあと2ヶ月か。早いもんですね。
明日も晴れ。ではまた

タマネギ定植

晴れました。

タマネギの苗を定植。まだ小さいと思いますが、これ以上待つよりはいいかと、思い切って。
ついでにトンネルで保温べたがけシートを張りました。

まだ店に出ていた夏物を整理。
うっかりディスプレイにしていたシルクを、ねずみピーにかじられていました・・・。

先日、管理している別荘の落ち葉掃除&草刈りに行き、積めるだけ落ち葉を持ってきたので、それを堆肥スペースに入れました。

誰にも聞けないのだが、いわゆるシングルCDというのは、円盤が小さいのだろうか。一度も見たことがない。今度買いたいものがあるのだけど、円盤が小さいとパソコンには入れられないよね、ウチのは縦型なので。どうなの? 

筋肉痛が・・・。ではまた

晴れたらフリースを脱いで

晴れましたね。紅葉の様子を撮ろうと思ったのですが、逆光でダメみたいです。
もうだいぶ落葉してきて、いろんなものがどんどん黄色くなっていってます。晩秋ですね。

晴れるとちょっとやる気になります。
下に置いてるのがタイパンツ、上にあるのがヤオのパンツ。
大きさが違うから一概には言えないけど、ずいぶん形が違うでしょ? ヤオのほうが畑仕事とかには便利そうです。この刺繍の部分がまたすごくて・・・。着るのがもったいないアンティークです。

へちま君の四男です。ようやくパターン修正終わり。これはボタンを2つにしてみました。
なんか、よくない?
イケてませんかね・・・・・・(誰かほめて~♪・笑)

今日は次のパターンに取りかかってます。今度は前開きのシャツです。作ってみないと、イメージが形にならないですもんね。今年タイで無地布をけっこう多めに買ってきたのが役に立ってます。

さて。
今年もチケット奮戦中。
どうしてもっと早くから準備しないのか・・・。9月中だったらサーチャージもなかったのに。バカ。
取れないですねー、もう、あっという間にキャンセル待ち。さっきまであった席が・・・、なくなる。当たり前と言えばそのとおりなのですが。

今年はわたくし、タイ事務所を開設せずに、軽井沢で厳しくも美しい冬を堪能しようかと思っておりますの♪ 霧氷、つらら、雪、凍てつく空気・・・・・・。ロマンティックですわ。暖炉の火、薪の香り、ゴージャスですわ。
というのは妄想で、タイに行ってしまうと自分で縫製することができなくなってしまうので、今年はせっせと縫い子に徹しようかと思っているのであります。まさかタイにミシンを持ち込むわけにもいかないし、現地で調達するのはできるけど、後のことなど考えるとめんどくさくて、とても無理というか嫌。じゃ、手縫い・・・・・・、ちょと無理。老眼さらに進みそうです。
そのようなわけで、いま探しているのは短期のタイ往復なんですよね。で、そこにベトナムを絡めようとしているので話がややこしく、&、チケットが取りづらい。春に行った町へまた行きたい、会えたら会いたい人もいる、もし会えたら村へ連れてってもらう約束なので行ってみたい、ただし彼女はバイク持ってないからまたレンタバイクであたし運転、彼女後ろ、ってことに。道が凍っていそうだったら、あっさりバイタクをチャーターしますが。

取れるといいんですがね。
何かいい方法ないかな。

明日は秋晴れの予報です。ではまた

台風接近中

ということで、軽井沢は一日中雨、本降りでした。気温も10度以下で寒かった。

日本郵政に曽野綾子さんが社外取締役として入られるとニュース。昭和6年生まれだそうで、知らなかった、高橋和巳と同年生まれだったのですね。ということは、高橋が生きていれば78歳なのか・・・・・・。なんてお元気な曽野さん、私の母より年上なのにずっと元気だ。因みに、高橋和巳は39歳で世を去っているので、曽野さんはもう高橋の倍、生きていらっしゃるのだわ。

航空券のことで旅行代理店数社にメールで金額やらの問い合わせ。チケットの有効期限についてどの社にも質問したのだけど、スルーしたところ1社、ちゃんと答えたところ3社、「~ですよ。」と答えてきたところ1社。
ビジネスメールで、最初の回答で「~ですよ。」なんつう言葉を使うとは、どういう神経なのだろうか。バカにしとんのか、なめとんのか。速攻でメール削除。気になりませんか、皆さんは?

『上陸』 五條瑛
しばらく間を置いて読んだ五條さん。よく吟味せずに借りたのだけど、短編集だった。雑誌に単発で載せたシリーズものをまとめた本で、間あいだに短いモノローグのような、「その後の彼ら」を想像させる話が挿入されている。リストラされた男と少年院上がりの青年とパキスタンからの不法在留者の3人が、一緒に働き一緒に暮らし、奇妙な友情を育んでいく物語で、すごくよかった。最後の1篇を読むまでは。最後に挿入された一編が表題作なのだけれど、これだけが、時系列を無視してここに収められていて、その意味がわからない。何の効果も上げていない、むしろ、その前の作品まで一貫して流れてきたもの、徐々に盛り上がってきてさぁー最後の仕上げをしてくんな! って状態でワクワクしている読者を、見事に裏切る、悪い意味で。わからん、なぜここに置いたのか。☆3つ

『犯罪小説家』 雫井侑介
心理ミステリー。着想はおもしろいと思うのだが、前半と後半でなんだかガラリと変わってしまって、そのへんが?。前半は主人公にまとわりつく第二の主人公がともかく気持ち悪くて、この気持ち悪さ、不快感を読者に与えられるだけでアンタはえらい、と思ったのだが、後半はそのへんは影を潜めて、読みやすくはなるのだけどうまくつながっていないというか。最後も何だか変、すっきりしない。私がこれを理解する感性に欠けるのだろう、よくわからない話だった。☆2つ半

明日は天候回復しそうです。ではまた

読書の秋、食欲の秋

さつまいものケーキ。さつまいもは自家製。今年初めて作って収穫しました。

完成したものは撮ってないのですが・・・、ジャケットにつけたポケット。何となく思いつきで、藍染めの麻糸でステッチしてみたりしましたよ。シックなんだかカントリー調なんだか、どっちつかずになったかも。
でもこれで、ヘチマ衿ジャケットの試作はおしまい。
パターン完成しました。発注するかどうかは・・・、いい布が手に入ったら、特別に注文しようかな。

2日ほど体調いまひとつで、寝たり本を読んだり。

『愛こそすべて、と愚か者は言った』 沢木冬吾
いいですわー。ほんとにいい。ハードボイルド好きにはたまらない作風じゃないでしょうか。それもやっぱりイオリンとか原遼とか、そっち系の。ハードボイルドにエログロはいらんでしょ、と思う人には合うと思います。一時期、垣根涼介にはまって、ものすごく期待していたのだけど、あの人はちょい馳星周方向に行ってしまった気がする。もともと南米系エロに妙に固執するスタイルではあったと思いますが。
垣根涼介さんはテレビに出たことがあって偶然見てしまい、ガクッ・・・、だった(笑)。
沢木さんも著者近影が表表紙裏にあったのだけど、「見せてくれなくてよかった」・・・・・・(笑)
失礼しました。☆4つ半

『世界一周クルーズ殺人事件』 知らんわ
稀に見るくそ本でした。ひっくり返ったよ。途中で放り投げた。最後だけ読んでさらにひっくり返った。作中、最も重要なプロットであるはずの、密室トリックが結局どうであったのか、一応読んだらしい夫に聞くと、最後までその話は出なかったそうで・・・。作者もたいがいだが、出版社やら編集者の見識をまじで疑うわ。☆0

『九龍に昇る日は』 高野裕美子
初めて読む作家で、タイトルからしてまったく期待していなかったのだけど、意外や意外、よかったです。悲惨な幼少期体験を経て決別した姉妹が、日本と香港を舞台に片方は相手の存在を知り、もう片方は相手の存在を知らず、M&Aの陰謀の中で翻弄される・・・、というようなストーリー。途中ちょっと強引な部分もあったけど、人間を描こうとする姿勢は一貫していて、なかなか読み応えがありました。☆4つ

基本的にどうでもいい本はスルーしているのですが、この「世界一周~」はあまりにも酷かったので、つい書いてしまいました。カッパノベルスにしとけばよかったのに(今でもあるのかな)。ハードカバーの単行本のレベルではないと思う、そのへんが見識がないと思う所以です。

あ、ところで、稲見一良さんという作家、まったく知りませんでした。図書館で探してみます。トドさん、ありがとう!

今日は日曜ですが朝から曇り、お昼前には霧雨が降りだしました。明日もぱっとしなさそうです。ではまた

へちま3兄弟


きのう完成したへちまカラーのジャケット3作目。生成り木綿で作りました。この木綿は風合いがすごく好きで、いつもたくさん買うのですが、横幅があと10センチあればなぁ~と、うらめしいのです。あと5cmでも、ものすごく作るものの幅が広がる、そして無駄がなくなる。今の幅だと、いわゆるMSサイズのものが効率よく取れるだけで、それ以上になるともう・・・、分割作戦に出なければならないのですわ。今度オーダーしようかな。


へちま3兄弟、ちゃっ、ちゃん♪ (ちがった?)
サンプルとしては、やはり、三男かな。


ウルトラ大変な衿つけ作業。
いくら半人前の私とはいえ、ここまで細かく待ち針を打つことは滅多にないです。逃げる布同士をとにかくつなげて、だましだましミシンで押さえちゃうという作業。
あ、これは、へちま兄弟の四男。相当しつこいな、私も(笑)

今日も軽井沢は晴れました。
朝の気温は1.7℃。
迫り来る氷点下。

午前中、タイの知人にメールで都合の問い合わせ。英語を書くのはたいへん疲れます。それでもって、相手は多分、ぜんぜん英語わからない人なんだよね・・・・・・。でも私はタイ語読めない書けない話せない、だし。
今年の春に初めて会った人で、ゴールデントライアングルど真ん中に住んでいて、「今度来たら木綿の糸を紡ぐ村に連れて行ってあげる」と言われたんです。で、ぜひ行ってみたいとメールしたんだけど・・・。ま、気長に待つ、とも本当は言っていられないんだけど。チケット押さえないといかんので。国内線も、今ならチェンライまで片道1000バーツで買えそうなんだよね(飛ぶ日限定、時間最悪、うんと先)。

そんなわけで、タイ行きも具体的に考え出し、サンプル縫製にますます気合が入る今日この頃です。
明日も晴れ。ではまた

注射

午前中は風が強く、私はペンキ塗りを断念しました。このところ腰の調子も悪く、足への神経痛もあって、風の中での作業はやめたほうがいいかなと思いまして。
で、今日もまた新しいパターン作りながら試作品つくり。ヘチマ衿は、ご存知の方はご存知でしょうが、前身ごろ見返しから裏衿がぐるっと一周するのですね。で、私のような適当なデザイナーは、縫ってみるまで形がどう出るか、確証はなくやっていますので、表衿をつけてから、裏衿のパターンを取る、のですわ。たぶん99%の人にわからない、そしてどうでもいい話題ですね (笑)。
衿付けは、相反するカーブを描く2枚の布を無理やりくっつける作業なので、いつもとても大変ですが、今日縫ったのはウルトラ大変でしたわ。

午後、歯医者。先日詰め物が取れまして。
まず場所の確認をし、取れたものが再びはくっつかないことを確認し、ちと虫喰いがあることを確認し、
「じゃ、注射打ちますね」
とドクターが言ったときにはもう針が刺さっとった(笑)。
あぁもすぅもない。職人技ですわ。
確かに「注射打ちます」と聞いてから、注射器の準備とかされたら、その間だんだん「イヤだー」という気分が高まっていくような気がします。
必要ならば、すればいい。必要ないならば、しなければいい。きっと簡単なことなんだろうなぁ。
整形外科も、こんな風に簡単にはいかんものか(笑)

タイ発券で、バンコクからインドを往復しようかと、チケット代を確認したら、チケット代と同額かそれ以上のチャージがついてきて、4万は越えてくる感じでした。日本では、さすがにチケット代と同額のチャージは、現時点ではつかないのですが、さすがタイ・・・。タイとインドをからめようとすると、毎回このように苦労します。インドは捨てがたい、しかし・・・・・・。悩みます。タイでまた山奥回ろうかな、レンタルバイクで。懲りない女だ。

ではまた

紅葉真っ盛り

快晴の軽井沢。最低気温は3℃まで下がりました。
店前のモミジ(カエデかも)が黄色く色づき、とても綺麗です。
たしかこの土地を伐採して整地し始めたときに、邪魔になる場所にあり、ここへ移したと記憶しています。こんなに綺麗な木でよかったです。


カラマツも黄色くなりだしました。カラマツが黄色に燃えて落葉すると、軽井沢はいよいよ冬の到来となります。


道路から見たモミジと店の様子。右手に遠くぼんやり光っているのが1号店です。今日から外壁塗装を始めました。ちょっと外観が変わって、来春また皆さまをお迎えしたいと思います。と、今年はもう終わったかのような口ぶり・・・・・・(笑)


これは森の中。ウルシかもしれません。もっと深い、それこそ深紅なのですが、写真ではどうしてもその色が出ないんだよね・・・。


最後のバラ。


店前もみじ、やはり綺麗。それ自体が発光しているように見えてしまいます。この美しさもほんの数日、長くて1週間かな。


初めて縫ってみたへちま衿。なんちゃってヘチマは縫ったことありますが、本格へちまはお初。型紙も全然なくて、起こしたので大変でした。自分で縫ってみると、「なぜヘチマ衿にする必要があるのか」がよくわかりました。物事にはみんな、理由があるのですねw


今日縫ったのはこれ。純正(笑)へちまのジャケット。最近はまっている、突き合わせの前仕立て。隠れて見えていませんが、もちろん長袖です。

明日はさらに変形させたヘチマを縫うつもり。

そうそう、今日はタマネギ苗にトンネルをかぶせました。今ごろやるなら、もっと早くやればよかったですね。それと、タマネギを定植するところにマルチ。夏にいったんはがしたヤツをまたくっつけただけ(笑)。穴だらけ。外壁の塗りの手伝いなど、忙しい一日でした。
明日も晴れる予報です。ではまた

引っ越しました

昨日のネズミ一家。
今日引き出しをのぞくと、ちゃんと引き取りに来て、どこかへ連れて去った後でした。
夫は「死体が入っていたら・・・」と心配だったようですが、私は「ぜったい、ちゃんと連れに来る」と確信してましたわ。急な引越し、どこへ移って行ったやら・・・。
店の「シルクの箱」ではないだろうな!

さて今日も試作です。
だいぶイメージに近づいてきましたよ。あともうちょっと。
今日はそれに近い感じで、ジャケットを1枚縫い始めました。衿の部分でだいぶ時間を使ったので(一度サイズが合わずに裁断し直したし)、出来上がるまでにはいたりませんでしたが。

ジャケットって、普段あまり着ることがないのです、私は。
東京で働いていたときも、あまり着なかったなぁ。
テーラードにしてしまうと、もうほんとにカッチリしてしまって、気軽に着る感じにはならないですよね? かといって、オープンカラーというか、ごく普通のブラウスの衿みたいにしてしまうと、それはそれでちょっと合わせるのに悩むかも。
なんていうことを考えていて、ヤオ族の服みたいな感じで日本の着物にもちょっと通じるものがあって、羽織みたいにパッと上に着られるものができないかなと・・・。ヤオ族の服といっても、何のことだかわからんよね。

こんな感じのことなんさ。この方は、ベトナムの紅帽ヤオ族。
実際のこの服は、かなり長くて、前で交差して後ろで縛って着るものなんだけど、衿から前合わせへの感じがこんな風にならないかなぁと思って、考えたり作ったりしているわけなんですの。
もちろん、これと同じ形なら、同じ形に裁って衿部分を付ければいいだけだと思うのだけど、ちょと違う形なのね。だから悩んでいるのね。
でもだいぶ近づいた。感じとしては、もうロブチェまで来た、あとカラ・パタールまで半日、あたりです。

それにしても、昔からの衣装というのは、とても面白いです。今は立体裁断というのかな、出来上がったときになるたけ体の線に沿うように、あるいはきれいに見えるように、様々なカーブをつけて裁断して、縫製するのが普通です。どんなに簡単そうに見える服でも、直線を裁って縫ってるだけ、なんてことはありえません。
だけど日本のきものもそうですが、アジア各地で人びとが昔から伝えてきた衣類は、直線断ちであることも多く、ああ、なるほどなぁ、と思わされることが多い。服に何を求めるかは人それぞれ、また、状況によってまったく違うのですが、古いものからは学ぶことも多いですわ。できるだけ簡単に、手縫いでできるように、けれども山仕事畑仕事で十分に動けるように、長い時間をかけて作り上げられた形なんですよね。
そうそう、ヤオ族の人がはいているパンツ、私も気に入って何本も買ってはいていますが、ずっとタイパンツのスリム版だとばかり思っていました。が、きのうよく見てみたら、構造が違うのね・・・。今度ヤオパンツを解明しますわ。

ではまた