畑じまい

昨日だったか、氷点下4℃まで下がってしまったので畑じまい。ほんとはその前にやるはずが、あまりにも天気が悪かったのでつい1日延ばしにしてしまいました。

  白菜、ダイコン

今年はどちらも生育いまひとつ。夏後半から初秋にかけての日照不足と低温がその理由。

  コカブ

これも小さい・・・。こちらは上記理由プラス間引き不足かな。

  久々の晴天

もうアカマツ以外に残っている葉はありません。

畑の野菜を抜いて、洗って。白菜は切り口をすこし干したほうがいいので日中は畑、今は玄関。ダイコンは洗ってビニール袋に入れて保存。一部は甘酢漬けにしました。砂糖と酢と塩で。塩は入れなくてもいいけど、うちは少し長めに保存したいので塩も入れています。分量は適当だ。

藍畑1の、抜き取った藍をぜんぶ野菜畑に運び、隅っこに積みました。すっかり凍ってた・・・。雨が降るか乾くか、どちらかでもう少し土を落とす予定でしたが、どちらもなかったので。雨は雪になっちゃったし。ま、土に戻して、いつか再び戻すのですけど。
今年染めた藍桶もおしまいにして、中身を畑に。溝を切って投入しました。さほどの量ではなかった。

今日はそんなような作業を終日していて、染めはなし。全部ひとりでやっているので、ほんと写真撮るのは忘れるなぁ。

作業しながら鼻歌を歌っていたら、どうしてもアルカディアを見たくなり、いまパソコンで再生中。パソコンだとちょっと作業しつつも見られて、ま、仕事中は無理ですけど、いいですね。おっと、もうじき泣く場面なのでこのへんで。ではまた~

初雪・今週末で営業終了

  木曜の朝 積雪3~5センチくらい

急に冷え込んできて、最高気温が2~3℃くらいになってきたと思ったら、雪になりました。
尤もこの重たい雪はもうほとんど消えています。まだ根雪になるには早い。

今年の通常営業は今週末までにします。
その後は事前にご連絡をいただければ、生地、ショール類はご覧いただけるようにします。

昨日は半年ぶり? もっとか? の、県民歌会でした。午後1時から8時まで、途中で追い出しがかからなかったので目一杯。「組曲」の練習に励みました。まだうろ覚えの曲ばかりなので、みんなで練習。

その場でもまったく開通させられなかったLINE、今日何の気なしにいじっていたらぽんと飛びまして、なぜか無事開通。Facebookで認証したはずで、開通していたはずなのに、今日電話番号で重ねて認証させてみたらできたみたい。とはいえ昨日までも一応、認証はクリアした画面までは行ってたんですけどね・・・。不思議だけど出来たからいいや。
普段の暮らしでLINEを使うことがあるとは思いませんが、唯一、遠出した時に待ち合わせしている人とのやりとりとか、そういうことではたいへん便利らしいので。前回のように京王線で迷子になったりした時、メールで誰かに連絡するよりも、LINEなら共有ってことができるらしい。何でも「らしい」だけど。

今日は風が強く、気温も4℃ほどと寒い一日でした。週末、なんとか雪は避けられそうだけど、染めは気温と風次第。店の片付けもあるし。ではまた~

重ね染め

  無理矢理の図

老朽化してそろそろやばい時計ストーブを、だましだまし使っています。側面に穴が開いていたり、鍋を乗せる部分が崩壊しそうになっていたり。石で補強したり金網を使ったりいろいろしてます。買えばいいんだけどなかなか・・・(笑)

  栗のいが

栗の葉っぱも少々、あとはいがを煮出しています。より濃い染液を取るために、今日は重曹を加えてみました。普段、出来る時は灰汁を使っているのですが、今日は用意が間に合わず。困ったときの重曹、役に立ちます。アルカリの状態に持っていければいいので、重曹でいいと思うんだけど、正しいかどうかはわかりません。

朝、きのう染めた布を出してみましたがやはり気に入らないので、いがを新たに煮出しました。2度煮出すのは時間的にきつかったので、きのうの染液を半分捨てて、そこにこれを加えました。あまり濃くならないなぁ、やはり最初に染めてある生地は難しい。一晩置いてみています。

  薪作り

お隣の敷地で枯れたまま立っていた山ざくらの木を、相談の上伐らせてもらいました。
これは来年、藍建てをするときに使いたいので、山ざくらだけを別に山にしているところです。
藍建てには灰汁を使うのですが、使う灰は広葉樹、しかも一種類だけがよいらしい。おそらく本当はナラとかがいいのだと思いますが、確保できたのが山ざくらだったので・・・。
わが家は自宅でも薪ストーブですが、広葉樹だけではなくカラマツでもアカマツでも、燃えるものならなんでも燃やしているので、こんな風に1種類を確保するのは初めてです。藍が建つかどうかは気温やその他いろいろと条件が必要なのでわかりませんが、何でも挑戦、です。

ライカM4。
歌い出しは「浜辺のマドンナ~♪」 じゃないのかい! 

今週末に寒波がやってきそう。その前にダイコンとかとらないと。ではまた

ぱっとしない

天気が続いています。青空もなく、日差しもない。仕込んでいる「すくも」を、そろそろ乾燥させたいのに、この天気ではどうにもこうにも。なんとこの先1週間はこんな調子らしい。

そのせいか、強烈な冷え込みもなく。
1度氷点下2.5℃になった後は、多分ずっとプラスです。この何日かで片付けている藍も、霜げて黒く変色した葉の下に、緑の葉があって驚きました。強いですね。さすがはタデ科。

昨日はどんぐり染め。生地を何種類かと、木綿糸を染めました。
今日は栗のいが染め。何年もどうしようかと悩んでいたオレンジ色の手織綿を何とかしたくて、染めてみましたがいまひとつ。なぜこんな色の生地を買ったのか覚えていないのですが、勢いかな(笑)。もちろん化学染料だと思います。秋の初めに精錬して、いちおう濃染処理もしましたが、はっきりしない色になっている今のところ。今年は放冷を一晩置かないことにしているのですが、今日は寒くなってきたしなかなか冷めないしうまく染まってないし・・・、で、一晩置くことにしました。

明日は日中ぎりぎりもちそうなので、染め重ねるかどうか明日決めます。って、染めてるばっかりで一歩も先に進んでない!
ではまた

藍の片付け

午後から畑の藍の片付け作業。1株ずつ鍬で掘り起こして、両手で叩きつけたり振るったりして土を落としていく作業です。1株と言っても、藍は茎の節からどんどん根を出していく植物なので、1かたまり、と言ったほうが近い。
畑1と、野菜畑の端っこを掘り起こしました。まだ畑2は手付かず。
できたらバークとカキ殻石灰などを撒いて起こしておきたいけど、そこまでできるかな。

北の湖が・・・・・・。
花のニッパチ、と呼ばれていたっけねぇ、他には麒麟児くらいしか思い出せないけど。
土俵下に落ちた相手を勝ち誇って見下ろすもんだから、アンチも多かったのでは。憎々しいほどに強い横綱でした。
優勝回数こそモンゴル勢や大鵬、千代の富士に負けているけど、北の湖には強烈なライバルがいたからなぁ。千代の富士の時はどうだっけ・・・?
最後に白鵬に苦言を呈してくれた。いま白鵬に文句つけられる人ってそうはいないんじゃないかと思う。
昭和は遠く・・・・・・。

 

  ストーブの前で寝るウメ

毛が抜けかけていてちょっともさもさしています。上から撮っても~、おデブですね。肉食べさせてるのがバレちゃうね(笑)。

  カレン族の手織り綿、藍染め

昨日、布地の整理をしながら、筒型のサロンになっていたこれをほどきました。少し日焼けした部分があったのと、どのみちサロンのままでは販売できないので。太さの均一ではない木綿糸が比較的かっちりと織られていて、よい生地です。糸を染めてから織った生地。今でも織っているかな・・・。

久しぶりに鍬振り回したり、中腰で作業をしたので、腕がなまりました。明日は染め作業ができるかな。ではまた

上海蟹

春秋航空からキャンペーンメールが来ていたので見たら、「上海蟹を食べに来ませんか?」という激安フライトの告知でした。

佐賀と高松発着の上海便、往復とも1円です。

茨城や名古屋などは999円とか1999円とかでした。

どっちにしても安すぎて参る。ほかにサーチャージとかは別途必要だと思いますけど(そこまで確認せず)、それにしても。
でも上海蟹はそんなに食べたくないし、上海というか中国自体、いま行きたいかと問われたら別に行きたくない・・・w
新規に会員になっても上記価格で買えるみたい、今日から受付始まってるけどまだ残席どっちゃりありそうでしたよ。

少し前から、そろそろタイには行かねばならん。とは考えていました。
生地は山程抱えているのですが、いま自分が欲しい生地が手薄になってきたので。それと糸を買いたい。どちらも日本では手に入れづらい、手に入るかもしれないけど結構値が張るもの。手織りの生地そのものが、タイに行けば手に入る状況が継続しているのかどうかも怪しいです。怪しいけど確かめなきゃならないし、どのみち行かないとどうにもならない。来年の話ですが。

以前無駄に溜めていたマイレージ、もう失効してしまったかなと見に行ったら一応生きているみたいで、片道なら飛べそうでした。片道をエアアジアか何かで行って、帰りをUAで、という感じかな~。とか考えていたところだったので、春秋航空、久々にタイムリーな話題でした。

しばらくこのあたりの情報を積極的に探していなかったので、色々と新しいことが起きているようで。
チェンコン~フェーサイ国境(タイ~ラオス)の橋がようよう完成して今はバスで国境越え。
えっ、ここの国境が開いたんですか、開いてないんですか、どっちなんですか(中国~ラオス)。
国際バスが運行するようになったんだ、ルーイ~ルアンプラバン(タイ~ラオス)。
こっちは相変わらず、ローカルな国境らしいな・・・(タイ~ラオス)。
サムヌア~ハノイにも国際バスが走るようになったみたいですね(ラオス~ベトナム)。

巨大な中国の南にごちゃっとくっついているように地図では見えるインドシナ各国も、どんどん変わっていく。どんどん開かれていくのを情報だけでも実感します。こう行って。ここで越えて。こっち行って。また越えて。今度はこっち行って。また越えて。一筆書きでどこまでも、バスを乗り継ぎながら行けるなぁと、妄想トリップを楽しんでいます。この病は治りそうもない。

野球は勝ちそうなのかな? ではまた

これいいな

何となくネットを徘徊していて、こんなの見つけました。

  グレゴリーのダッフルバッグ

旅に出る時は、今でも決まってメインのバッグは登山用のザックです。大きさは60リットルがいちばん多い。
ザックのよい点は、とにかく背負えること。荷物を体から離そうものなら、5秒でかっさらわれるという恐怖から解き放たれるためには、背負うのが一番です。背負っていても切り裂かれるとか、そういうレアなケースもなくはないけど、キャリーケースなんて置いて他のことをしていたら消えてなくなりそうでしょうがない。
ザックの悪い点は、荷物の出し入れが面倒。無駄なベルト類が多くてバランバランするのが嫌。飛行機に乗る時にそれだけで預けるのが不安(鍵がかからない、ウエストベルトなどがなくなりそう)、無駄なものがある分若干重い。
何かいい旅行用のかばんはないかなと、いつも探しているのですが、スーツケースは論外だし、キャリーケースもあまり好きではないし、かといってダッフルじゃ荷物が増えた時に運べない。

で、この見つけたこれは、基本ダッフルなんだけど、背負うことができる。トレッキングには向かないと思うけど、近距離を背負って移動するのは楽勝っぽい。ダッフルだから荷物の出し入れが簡単だし鍵もかけられる。そして軽い。65リットルで678グラムしかない。これは、そんなにパワフルじゃない私には朗報じゃないですか~。

キャスターがついて引っ張れるダッフルにも惹かれるけど、あっちはやたらと重くてですね、仕入れには向かない、もちろん旅にもそんなには向かないんじゃ・・・? 体力あれば問題ないとは思うのですが。

お相撲、郷土力士の御嶽海が新入幕で苦戦中。ま、しょうがない。御嶽海の相撲は正統派押し相撲で好き、このまま進めばよい力士になると思う。あ、もうよい力士なんだった(笑) もうちょっと稽古相手のいる部屋に入って欲しかったとは思う。
鶴ちゃんが・・・・・・orz

明日は雨の予報、もう降りだしているようです。ではまた

遠方より

今日は新潟県から親しいお客さんがみえて、歓談したり、一緒にインド更紗を見たりして楽しいひと時を過ごしました。
先週は自分が動いて人に会いに行った、そしたら今度は人が動いて会いに来てくれた、何だかうれしかったです。人生の先輩ですから、色々なことを向こうはその気がなくても教わっていたり、大変だった時期には話を聞いてくださったりもした、大切な人たち。
「遊び場」を建てている最中とのことで、慌ただしくお帰りになりましたが、今度は遊びに寄せてもらおうと思います。

「外がいい!」というご希望で、庭でお茶をしたのですが、11月も半ばになって外でお茶飲んでてそんなに寒くないって、そうそうないなぁと思いました。新潟でも暖かすぎて、例年なら生長が止まる野菜がどんどん育って破裂したりしたそうです。白菜やキャベツの話ね。止まるから畑に置いておけるのであって、どんどん育っちゃうなら収穫しないと、収穫したらしたで保存をどうする・・・。野菜を作るのも毎年気候が変わるから大変だ。
わが家では8月後半からの雨と低温で初期生育が悪かったせいで、その後天候は持ち直したけど野菜はやっぱり生育悪いです。

今週は明日から天候がぐずつき、週末までぐずぐずしそう。週末に何を染めるか予定しておかなければ。
ではまた

新作など

またずいぶん時間が空いてしまいましたが、新作をアップしました。
今度は山ざくら染のスカートです。

  こんな感じの

山ざくら染の渋いあずき色に、ポケットはどんぐり染の明るい茶色。ポケットに少しだけ手縫いを入れてみました。
生地はタイのざっくりした手織り綿。
今日は頑張って、いいちとクリーマにも上げてみました。なかなか点数が増えないな・・・。

雨が止んだのは10時過ぎだったので、今日も染はできませんでした。焚くものが湿っていると苦労するので、天気が良いときにやろうかと思います。何にでもベースに使えそうな色を染めていくつもり。刺し子糸も色あせたのが出てきたりしたので染めようと思います。もうあっという間に寒くなってくるから、好天が続きそうな時にはやらないとですね。ではまた

 

ヤマザクラ染め

先週のヤマザクラ染め、写真撮りました。思ったほど赤味が出なかったのが残念。去年の枝だとあまり出ないのかな? 去年の枝と今年の落葉だったんだけど、いやいや奥が深いですな。

  あずき色に近い
井村のあずきバーみたいな色(笑)

  手織り木綿ばかり集めて写真撮ってみました

かりん、ダンコウバイ、どんぐり、マリーゴールド、藍(煮染め)、イヌザンショウ・・・
どれもいい色に染まりました。これで何か作るのもいいけど、とりあえずはこの生地を見るだけでしあわせな気分になる。生地自体は30センチ角前後の不定形なので、1枚では何も作れない。もともと1枚をそっくり使うことは想定していないので。そうそう、多少色ムラや、干している時の光による退色が入ったりもしているので。

  今年染めた生地全部

手織り木綿にも3種類あり、あとは大麻布も入ってます。このほかに木綿糸、絹糸、毛糸、ストール類、縫製した服なども染めました。まだもう少し染めたいけど、残念ながら本日は雨でした。

今日はずっと気になっていた作業場の整理などしました。生地を使っては置き、使っては置き、染めては置き・・・、で、積み重なって足の踏み場もなくなっていた部分があったので、さすがにまずいぞと。
そうしたら高橋和巳全集の上のほうが発掘されたので、そうだ「共悲の思想」でも読んでみるかとありそうなところを掘り出しては目次を辿ってみたのですが、見つからない。おそらく晩年に近い時期だと思うのだけどない。しまいに一覧も見たのだけど、ない。
どうやらこの題で書かれたものではなかったようです。ぱらぱらたくさんめくってみたのに、今は必要ない「岐路こそまさに愛すべし」とか、「しおからを覆して泣く」とか、そんなのは見つかるのに、肝心のこれが見つからない。
で、考えている間に、「共悲」だっけ? 「共苦」のほうがらしくないか? と思えてきて、何だかサッパリわけわからんことに。
記憶の中のそれは、人が真に他者と共有しうるものは唯一悲しみではないか、というような文章だったんだけど、自信なくなってきた・・・・・・。苦しみだったかも。とはいえあの全集をその言葉を探して歩くのは無理なので、いつか解明したらまた。

金魚の耳、コウモリまなこ、にわとりアタマ。ほんとしょうもない。

  水曜日のもみじの木の下

フランスでテロ。
中東対欧米、イスラム教的価値観対キリスト教的価値観、あるいはそれを口実にした別の何か、憎悪。長い戦争になるのではないかと思えてなりません。仏教圏に属する我々も見逃してはもらえないでしょう。大昔、オスマントルコ帝国だの十字軍だのという世界史で読んだ戦いの頃に比べ、今の世界はほんとうに小さくなっているのだから。

雨は明日の午前中で止みそうです。ではまた