紅葉見頃もそろそろ・・・

日中の仕事が終わってから、管理別荘に落ち葉を掃除しに行ってきました。
案の定、大量の朴が降ってました。でも先週1度やっているので、作業は1時間ほどで終わりました。朴はほとんど落ちたけど、もみじやかえで、ブナ(?・どんぐり類)などはまだ落葉の始まりで、今日も行き帰りの道すがら鑑賞できました。紅葉は明日からの連休でもう終わりだと思いますが、連休天気悪そうで残念!

株価が1日に800円も上がるという大暴騰。円安も進みました。
そういえば友人が2~3日前に仕入れに出発しましたが、行った先で「え?」と驚いてるかも。
異次元の金融緩和を、さらに追加でやると発表したから、だそうですね。大量のお金が市場に出回る。そして、年金で今までの何倍も株を買うのだとか。大丈夫なのか・・・・・・、と誰もが思うところ。大臣が「責任をもって運用し・・・」と言っていたけど、だーれも責任を取らないのは火を見るよりも明らかで、上がれば儲かるけど下がればなくなってしまう株なんてものに、国民の資産を注ぎ込んでいいのだろうか。今でさえ、国民年金は65歳まで支払うようになるとか、受給開始年齢を70歳に引き上げるとか、いろいろ言われているのに。

でも、年金機構が買うんならわたしも買おうかな・・・・・・(笑)
と、みんなが買ったところで「はいおしまい~」って言われそうだ。
くわばらくわばら。

プロ野球も終わり。最後くらいびしっと締めてほしかったぜソフトバンクさんよ~。四球3つで満塁はないぜ。最後西岡が打ってくれてよかったけど、99%押し出しで同点だと思った。幕切れは守備妨害で、ソフトバンクの選手が喜びに沸く中、抗議し続ける阪神の和田監督・・・・・・(そりゃ抗議しなきゃね)、なんかもう、ぐでぐでだった。
↑ 守備妨害なんだけど、監督としては抗議しないといけない、という意味です

明日からの連休、土日は雨マーク、月曜が曇りマーク、になっていました。
ヤマザクラに続けて、どんぐりで染めてみようと計画していたけど、無理そうです。これは「休め」ということで。

あ、私の代わりにチケットを当ててくれた友人から「キタ~!」メール到着。いよいよあと半月ほどか~。やっと少し実感が湧いてきたかな、バスの回数券買いに行かなきゃ。
ではまた~

桜染めの続き

日曜日に煮出して1度目の染めをした桜染め。この時点でかなり濃く染まったので、これはこれでいいかとも思いましたが、一部を除いて残りを2度目の染めにかけていました。
水曜日に染液を再び沸かして、煮染め。1枚だけ取り出して媒染してみて、残りはそのまま今日まで。

シルクのストール2枚
ミョウバンで先媒染してから1液で染めて、さらに2度目の染めをして1晩置いたもの。
桜の染液は時間を置くと赤が増すと聞いていましたが、かなり赤味が出ましたね。濡れている状態なので特に濃く見えますが・・・。
1晩置かずに出したものは、もう少し赤味の少ないオレンジになりました。

これがその、1晩置かなかったほうのシルク
左側がミョウバン媒染のみ、右側はさらに鉄媒染をかけています。同じ1枚でグラデにしてみた。

こんな感じです

これは1晩置いたもの、だいぶピンクです
上の黄色っぽいのはタイシルク、これはインドシルク。シルクの質によっても出る色はまったく違います。同じタイシルクで同じ場所で買ったものでも、1枚ずつ色が違う・・・・・・。

今日はほかに木綿の色々も取り出しましたが、まだ干している最中なので写真はなし。今夜から明日の朝にかけて凍り、また解けます(いいのかそれで・・・)。

特にアルカリで煮出さなくても、染液を数日置けば比較的赤味が強くなるのかもしれません。今回たまたまかもしれないのだけど。染めるチカラは強いと見ました。まだまだたくさん枝も葉もあるので(葉は枯れちゃったけど)、また染めてみたい。

先週読んだ本。忘れてしまうのでメモ。
『ターミナル』 桜木紫乃、『祝福』 長嶋有、『スペードの3』 朝井リョウ
あれっ、3人とも芥川賞作家かな? いやいや桜木さんは直木賞か。芥川、直木と2大文学賞を取っている人のをたてつづけに読んでしまいました。
桜木紫乃さんは安定したじわっとくる連作短編でした。よい小説。
長嶋有さんも、いわゆる「ゆるい」感じがよく出ている、今生きている我々に実に近い人物が登場してくる。
朝井リョウさんはまだ若いんだよね、よく計算された小説だったと思う。一つ気持よくダマされた。優等生の書く小説風味だけど、それはそれでまた、クールでよいかも。

そんな感じっす。
今朝の軽井沢は氷点下2℃。氷点下が当たり前の季節がすぐそこに、というかもう来ているのか・・・・・・!
明日の夕方から天気下り坂、連休なのに天気ダメみたいですね~、染めの作業ができないな、ではまた

中井貴一と中国と下駄のおっさんのこと

『日記』 中井貴一

面白そうなので借りてきた本、一気に読了しました。ヘブンアンドアースという映画に出演した時の、中国滞在記。実際の日記と、振り返って書いたものが同時進行していく形。とてもおもしろかった。2001年の新疆ウイグル自治区が中心なのだけど、その頃でもこんなだったのか! の連続でした。
中井貴一は私の中では何と言っても「ふぞろいの林檎」であり、「おーい水島~、一緒に日本に帰ろう~」であり、ミキプルーンの人(笑)。
ただ、この中国滞在の話は、徹子の部屋だったかな~、何かで語っていたのをたまたま見たことがあり、中国語で値切るのがとても上手い、という話が印象に残ってました。

いちばん笑ったのが、撮影途中に田舎のとんでもないロケ現場から大都会ウルムチ(私はクソ田舎ウルムチ時代しか知らない)に戻り、そこの高級ホテルのトイレを借りた時に、「俺はここに住める!」と叫んだところ。
わかるわかるわかるわかるわかるわかる~~~~~!!!
私は初めて中国に行った88年、どんな場所も小田急バスの床に劣っており、私はあのバスの床で寝ろと言われれば喜んで寝られると思ったな。
あとはまぁ、貴一さんが怒る怒る怒る! 
私は旅行者として中国人と関わるだけなので、腹立ってもそんな奴ほっぽって次へ行っちまえばいいだけなんだけど、仕事でこれだときついわな~。大変だ~。

フェイウォンが日本に来てドラマに出たことがあるとは知ってたけど、中井貴一と共演してたんだなと知った。
ロケ現場に向かうとんでもないド田舎の電波も入らないはずの場所で、映画監督の相米慎二さんの訃報を受け取った、との記述。そうか・・・・・・。何だか「しん」としてしまった。

人生でただ一度、映画の仕事に関わりそうになった、関わりかけた時、その監督さんが相米さんだった。初めて会ったのは大宮の駅、「ハゲたおっさんが下駄はいて行きますんでわかると思う」とマネージャーさんに言われていた、そのとおりの人が歩いてきたっけな。とてもシャイな人だったと思う。5~6回しかお会いしてないので、とても人となりなんてわからないけれど、「相米さんは人潰しだから気をつけろ」と忠告してくれた人もあったけど、全然全然そんなことない、とてもとてもいい人だったですよ。あれは、そう言ったあの人の・・・・・・。
下駄はいて、寒がりだからってまだそんな時期じゃなかったのにコート着てたこと。
「セーラー服と機関銃を見ました」と話したら、二度とその題名を口にするなと言われたこと(笑)。
「チベットの話を色んな人から聞いてる、雑談でいいから話を聞かせて」ということで会ったのに、二度目に会った時に唐突に、「おまえ書けよ」と言われたこと。
書き上げて持ってったシノプシスを、監督、マネージャー、助監督の3人が目の前で目を通した、その時間の長かったこと長かったこと。
ロケハンは私が案内していくことに決まっていたけど、本番は役者やスタッフと大量の人が動くので私の出番はないかと思い、でも一応、「あの~、本番の時は私は・・・・・・?」と聞いたら、「おまえが行かなくてどうするんだよ!」と怒られたこと。
お金が集まらなくて企画がぽしゃり、残念会でちゃんこ鍋食べたこと、女将が私の小鉢に七味唐辛子をどばっとぶちこんだこと、ハラコワシタこと、ハラコワシながら明日旅行会社に電話してチケットキャンセルしなきゃなと考えたこと。
お腹壊したので何だか尻切れっぽく慌ただしくお暇してしまい、何となく気持ちが残ってしまったこと。
成立しなかった仕事だからギャラはないと思ってたら、支払ってくれたこと。
いろいろなことを思い出しました。

ギャラなんて踏み倒されることはあっても、最初に約束もしなかったのを払ってもらうことなんてなかった出版業界と違って、映画業界ってなんてちゃんとしてるんだろうと感心した。
この本を読んだら、相米さんはお金を全部スタッフのために使ってしまって自分は文無しで、その相米さんにお金をあげるためのチャリティーゴルフ大会があったりしたそうだ。私がもらったギャラも、もしかしたら潤沢にあった資金から出たものではなかったのかも。

なんでチベットを舞台にした映画を撮りたいと思ったんだろう。なんで私に書かせてみるかと思ったんだろうか。
どんな映画を撮りたかったのかな。その時いろんな話をしているはずなのに、大事なことをみんな忘れてる。
ロケハン突入して行ったらどうなってたんだろう、あの時代のチベットでカメラを回せたんだろうか???
その後はお会いする機会ももちろんなく、そしてあんなに早く亡くなってしまうとは思ってもいなかった。

そんな時代もあったねと、だな、ほんとに。

そうそう、折も折、その相米さんのマネージャーだった方から新しい映画の案内を頂いていたんでした。
太陽の座る場所  という映画
ちょうど今やってるみたいです。このへんではちょっと・・・・・・、来月東京行くんだけど、まだやってるかな?

で、ヘブンアンドアースという映画ですが。本によると無茶苦茶な監督とスタッフによりぐだぐだに作られた映画みたいな印象なので、うーん、特に見なくてもいいかなと思ってしまった(笑) 
貴一さんはこの後にも1本中国で映画に出ているらしく、「日記2」という本もあるらしい。

本日の軽井沢、朝は氷点下。明日もそんな感じで晴れ。ではまた~

追記) 今そのマネさんの所属する「組」のホームページ見に行ったら、なんと! 映画監督の、ネギさんが所属してるっつうかえぇとなんつうの? だったよ! いやぁびっくりしたびっくりしたびっくりした。ネギさんといえばみゆきさんの「夜会」とか撮ってる人だよ。ひぇー。

タイルー族のスカート

と、ナガ族の布をあしらったパンツ2本を先週作り、アップしました。
このアップ作業が滞り気味で(今年は作るのもゆっくりですが)、なかなかどうしてどうして・・・・・・。

タイの手織り布+ナガ布でワイドパンツ 別柄で2本

この手織り布は数年前にタイ北部の町で買ったものです。太い手紡ぎっぽい糸を織り上げたもので、とてもしっかりとしている、どっしりと言ってもいいくらいです。しかし、とは言いながらそこはタイなので、織りはどちらかというと粗めで、通気性はある。糸が太い分保温性もあると思う。
ただあまりに質感が「厚手」だったので、今まで何となくそのままにしていましたが、とうとうその気になって。
いつもの超定番のワイドパンツ、4枚仕立てなのでその分体に沿います。
飾りの布はミャンマー~インド間の山岳地帯国境に暮らすナガ族の手織りブランケットから。

タイルー族の手織り布、ギャザースカートにした

いつも布を織ってもらっている村のおばちゃんたち、いっつもTシャツに短パンみたいなカッコウで自転車乗ってキコキコ作業場になっている廃校に来てくれるんだけど、その人達、実はこの布の織り手なんですよね。
タイルー族という、中国雲南からラオス、タイと流れつつ分布していった民族の織り。
とんでもない織り模様ですよ、これだけはインド各地のそれに優るとも劣らないと思う。
作業場に行って布の注文とかする時に、おばちゃんたちが自分で織った布を持ってきて見せてくれるので、たいてい買わせてもらいます。これはその中の一つで、実はもうスカートに仕立ててあったのだけど、タイの正装用で日本人には合わないなぁと思ってて、このほどようやく仕立て直しました。
これはもうね・・・・・・。
スカートとか何とかそういう次元の話じゃなく、布だけ、布だけ見てどんだけすごいかっていう話なんだよね。
だから一切ハサミ入れずに作ってます。

タイでもラオスでも散々布を見てきて、自分でも買ってきて、それを服にしたりもしてきたけど、その中でどれが一番布としてすごいですか、好きですか、って聞かれたら、迷うこと無くこのタイルーの布を推す。
お世辞にも綺麗とも整頓されているとも言いがたいあの廃校舎の作業場で、あのお世辞にも素敵とは言えん田んぼから今出てきたっていうおばちゃんたちが、これを織っている。メコン川から魚屋がカブに乗ってやってくると全員手を止めて魚を買いに走り、しばらくお喋りして、作業に戻る、魚屋去る。そうして織られていく布。

上の方におばちゃんたちが自分で織った布、と書いたけど、多分それは違って。
この村のおばちゃんたちには、自分で糸を買って織るだけの資金力はない。だからおそらくは、注文があって糸が来て織ったけど、何らかの理由で納品できなかったものだと思う。傷物とかそういうことではなく、おそらくは、引き取りに来なかったのじゃないかと。そういうことはタイではよくあること(日本では知らない)。
織り手はどんどん減っていき、こういう布にお金を出すタイ人も少なくなっていくと思われる。この村でも、今頼んでいるおばちゃんたちのいちばん若い人が50代後半だから、技術の継承はもう難しい。

なんだろう、語っちゃったじゃないか・・・・・・。

今日は昨日染めた布を引き上げて、まったく期待せずにミョウバンと椿灰で媒染、あまり大きな変化はなく、ミョウバンは少し明るく黄色みが増したかな? くらいの茶色。椿灰は茶色。まぁ布にもよりますが、けっこう濃く出た。今まででいちばん一発で濃く色が入ったと思います。茶色だけどな・笑 ピンクを狙ったのにな。

明日も晴れ、ではまた

桜で染めてみてます

煮染め中

朝からまた火を焚いて、つい数日前に届いたインドの布を何枚か、試しに精錬してみました。精錬してから下地処理をして、
それから桜を煮出しました。
先日枝下ろしをしたわが家のヤマザクラ、その葉と細かく切った枝をまず煮出して、1液。
次に、落ち葉の中でも赤いのだけを選んで水に漬けておいたのと、1の葉と枝を戻して煮出して、2液。
合わせて3液、じゃなくて、合わせたものを染液とします。

アルミ媒染でピンクが出るはず・・・・・・、とネットで見たので、とりあえずシルクのストールをミョウバン先媒染して染めてみたら、んまぁなんということでしょう、鮮やかな黄色になりやがったですよコノヤロ!
大失敗。
黄色はもう結構です状態なので、これはそのうちに別の媒染をかけてみることに。
やんなるな、一気にモチベーションが下がりまくる。
でもしょうがないので、そのまま綿のストール類、生地などを入れてこちらは煮染め。現在放冷中。
明日、媒染をしてみるつもりで、今日は椿灰を水に浸けました。この灰汁でを使う。しかし黄色になる予感がする。

いろいろネットで調べてみると、
どうやら染液は1週間ほど置いたほうが赤みが強くなるらしい、です。
媒染は、銅のほうがいいのじゃないか、と色々見比べた結果思いました。
それと、せっかくわが家には大量の木灰があるので、やはり灰汁で炊いたほうがいいんじゃないかと・・・・・・。
まだまだ桜の枝葉は大量にあるので、近日中に再度挑戦するつもり。
あ、どんぐりは・・・・・・、あ、栗のイガは・・・・・・笑

全ては私の適当加減がなせる業であり、予測に関しては妄想の域を出ておりませんので、参考にはしない方がいいと思います。

ドウダンツツジ、真っ赤です

ではまた

紅葉真っ盛り

楓が黄色に赤に

落ちても風情があります

わが家にはこんなに大きなカエデはないのですが、これは管理している知人の別荘のもの。
月末にお客様を呼ぶそうで、とりあえず朴の葉だけでも片付けられる? と打診されたので、今日行ってきました。
そのお宅には朴の巨木があって、この落葉がすごい。
隣地との境界線にも近いので、どんどん隣へも落ちる。今のところ隣は空き地なのですが、たまには持ち主が見に来るかもしれないし、普通の葉っぱならわからないけど(隣地にも色々巨木があるので)、朴は目立ちすぎる・・・・・・、というわけで、隣地の朴も拾わないと。
まだ落葉が終わっていないので、いつもはもう少し先に落ち葉掃除をするのですが、今年は二段階掃除になりそうです。朴はまぁまぁ大半落ちていたので助かった。
それでも帰ろうと車を道路に出している時に風が吹き、
「へっへ~~~~!」
って感じでバラバラ2~30枚落ちてきたのにはガックリ。

今日は快晴で、浅間もくっきり。軽井沢町内も紅葉真っ盛りで、思わぬ行楽気分でした。

帰宅後、火を焚いて、本日は精錬と下地処理のみ。明日、山桜を煮出してみたいと思っています。

ご飯まだなの~?

夜はちゃぶ台で食事するので、ウメも参加してきて楽しそうです。ウメのメニューは、ツルヤで買ってきたチキンフライと、ゆで豚と、ご飯。私は疲れちゃったのでお茶漬けのみ。ウメに食費負けてるし(笑)

明日も晴れる予報です。ではまた

紅葉がきれい

ずいぶん紅葉が進んできました。
もう広葉樹の大半は黄色に変わりつつあり、一部は既に落葉終了していたりします。
カラマツも先の方から黄色くなってきました。
林の中では、ダンコウバイの黄色、カエデの黄色やオレンジがきれいです。
わが家のモミジやドウダンツツジもきれい。
ほかはだいぶん落葉が進んできています。

すっかり秋真っ盛りですね。

数日の雨でだいぶイガが落ちたので、またせっせと拾っています。どれだけ染めるつもりなのか。
山桜もスタンバイしているし、あぁあとドングリも。
そうこうするうちにどんどん寒くなり、外の水道で洗うなんてできなくなるんだろうなぁ。

そしてまた冬が来る。

明日は店休みます。ではまた

雨続く

雨が続きます。明日までは降るそうで、金曜からは晴れそう。

先週末に火の番を2日したせいか、だいぶ疲れて気分もぐったり。気圧が下がっているせいもあって頭痛が取れず、頭痛薬をのんだりしてます。気温もぐっと下がってきたし、冬近しという感じ。

染めについて友人とメールでやりとりしていて、
「で、もうお店に出してるの?」
と聞かれ、あぁ~、そういうことまるっきり考えてないなと気づく今日この頃。
ただおもしろいので I can’t stop 状態になっているだけでした。
どうもこう、事業欲に欠け、計画性がなく、開拓精神にも欠け、な、ずぼらな部分にどんどん拍車がかかる昨今。
そうか、ストール類なんかは出そうと思えば出せるのか。

気に入った色に染まると、「これは自分のにしよう」と、いそいそと仕舞いこんでしまうのが悪いだな(笑)。

前回ヒマラヤに行った時に知り合った人が、雪男の巣に行くらしいので、撮影を依頼しておきました。
「撮れたらこっそり教えてね」
とも伝えたけど、
「誰にも言わずに、もちろんツイッターやミクシーなんかでも呟かず、最初に私に教えてね」
と、重ねて言っておいたほうがいいだろうか・・・・・・。

シェルパ並みに山に強い人で、私が2日~3日かけて歩く行程を1日で行っちゃったりする人だから、色んな意味で大丈夫と思うけど(あ、撮影のことではなく)、先日大規模な山岳遭難が発生したエリアのごく近くなので、少しだけ気になりますな。この時期でも雪が降ってしまえば簡単には消えないかな、どうなんだろうか・・・。
でも雪があると、彼らの足跡を見つけやすいよね (しつこい)。

私も最後にヒマラヤに行ってからかれこれ8年。今行くとしたら、あまり人のいないルートに入りたいけれど、そうするとお金も時間もたっぷり必要になるし、何よりキャラバン組むのは性格的に無理なので、現時点ではあまり現実的ではないです。幸いなことに、よい時期にたくさんトレッキングできたので、もうネパール・ヒマラヤにはあまり未練がないのかもしれません。同じことはチベットや中国にも言えるなぁ。意外とインド・ヒマラヤの方により興味がある。
インドの最北端ラダックの都レーは、標高3600米以上の高地にある、ヒマラヤの小チベットと呼ばれる場所ですが、実はムスリムも多くてですね。
今日も アザーンが鳴り響く 夜明け前から♪   なんですよ。
アザーンにつづいてコーラン(たぶん)が大音響で町中に流され、やがてそれに対抗すべく、チベット仏教の読経が同じく大音響で流れ、さながら宗教戦争。もう20年以上前の話ですが、今はどうなっているだろう。

インドか。
あ、ウメがこっち見てる。
ではまた~

いが染め灰汁立て

昨日2度煮染めして夜中そのままにしていた布を、今朝取り出しました。まぁまぁいい感じに染まっていたけど、欲を言えばもう少し濃くしたい。

2度煮染めした染液はさすがにもう薄いので、火を起こして煮立たせながら新たにいがを昨日の半量ほど足して、さらに、木灰を入れた。木灰、つまりはアルカリで煮出すと、普通に煮出すのとちょっと違う色味が出るらしいので(適当)。木灰はうちのストーブのやつ、樹種不明雑多。染液はえらく濃くなったように見えた、少し赤の強いこげ茶色。

作った灰立ての染液に、今朝取り出した生地を再び入れる。ここまで媒染はなし。
煮染め → 取り出して → 銅媒染
再び染液に戻す → 煮染め → 取り出して終了

昨日2度染めて、鉄媒染をかけて濃いねずみ色になった布2枚を、もう一度煮染めしようと思い立ち、
煮染め → 取り出して終了

今日銅媒染までかけた生地、よくよく見たらかなり薬品ムラ(生地に残留していたもの)が出ていたので、ヤケになって鉄媒染を重ねてかけ、さらに染液に戻してグラグラしてやった
煮染め → 放冷中

というわけで、1日中、かれこれ4回火を起こしては火の番、染めたものの洗いや絞りなど、忙しかった~
今日は夫が屋根の上にいたので、さすがに呼ぶのもためらわれ、力を入れずに絞ったり、あと、重力で落ちるようにただ持ってたりなど工夫して、作業しました♪

ここまで色々な生地を色々な材料で染めてきたわけですが、ここらで1つまとめ。

日本製の生地は染まりにくい !

たぶん、糸の撚りがそもそも強い 
その糸をびっしりきっちりガンガンに織り上げてある(緻密である) 
生産工程でおそらくたくさんの何らかの化学物質を複数回にわたって使用している

感覚的な言い方をすれば、国産の生地は(中国産かもしれないけど)堅牢で、クソ真面目で、完璧主義で、融通が効かず、遊びの部分もない、んですねおそらく。国民性が出てる?
少なくとも、タイやインドの生地よりは、です。
もちろんそれでも国産の堅牢な布を染められる人もいると思うので、これは素人の感想ということで。
あ、国産でも、いわゆる「さらし」は比較的よく染まります。が、これも薬品残りが多いな・・・。

藍は、今日白生地を確認のため入れてみたところ、殆ど色が出ませんでした。氷点下にまで気温が下がってきたことと、建ってからそれなりにたくさん染めてきたので、もう限界なのかもしれません。藍は終わりにしようかと思います。また来年、がんばって建ててみたい(建つかどうかはわかりません)。

そうそう、で、灰立てのいが染めですが、ええ、濃く染まりました。かなり満足しました。
さらに、鉄媒染の方は、見事にこげ茶が出ました。これは予想していなかったのでびっくり&うれしい。

パ・リーグのクライマックスシリーズ、まさかの逆転劇で最終戦にもつれこむ展開に。いいですね~、こういう試合はお金を取ってもいい試合。クライマックスシリーズをやる意味も少しはある。
翻ってセ・リーグは、まさかの2位チーム4連勝で・・・・・・。これはひどい。部分部分しか見ていないけど、巨人が強いと一度も思わなかった。ホームゲームなのに完全に呑まれちゃって、第二戦の途中で、これは4タテ食らうぞと思ったのがその通りになっちゃった。こういうのはつまらん、お客さんにお金返せって感じ。

明日は午後から雨になる予報です。ではまた

初氷・栗のいが染め

染色用の材料を煮出す鍋に先日の雨水が少し溜まっていたのだけど、本日、結氷。
軽井沢町の最低気温はマイナス1.8℃。ここはマイナス2℃くらいかな? 寒かったわけだ。

栗のいが、煮出す煮出す煮出す

ざばーっ

小さなカスのようなものも布にくっつくと後々めんどくさいので、シーチングの生地で濾すようにした

快  晴

板締め、やってみました

もう殆ど小学生の夏休みの宿題みたいな感じで、色々遊んでいます。藍もまだ、強くはないけど色が出るし。

今日は栗のいが染め。最初にまず木綿布の濃染処理をして、それからいがを2度煮出して染液を取り、洗って絞った布を染液に入れて煮染め。いったん出してみて、1枚だけ鉄媒染してみたけど、やはりグレーというかカーキに染まりました。たまにはこげ茶とかになってみようとは思わないんかい!?

他のものは、もう一度煮染めして(まだ火が残っていたので)、今は放冷中。このままでもいいような茶色に染まっているので、むしろ媒染しないほうがいいかなぁと考え中です。

明日も何かやってみる予定。予想最低気温マイナス1℃。ではまた