栗染め媒染

台風が去って、今日はお昼前から晴れました。
先日の栗染め(イガが落ち始めた時期の葉と枝少し)、煮染めから2日経ったものを、今日は引き上げて媒染しました。鉄媒染すると何でもかんでも灰色になってしまうので、銅媒染。こちらは何でもかんでも黄色になるけど(笑)
明るい色がいいなと思ったので銅にしてみました。
乾いてみないと何とも言えませんが、結構いい色になった気がします。

今回染めたのは、白生地3点。
どれも木綿で、まったく織り模様のない平織と、少し織り模様のあるものと、そしてワッフル。
今すぐ何にする、って決めてはいないのだけど、少しずつ溜まっていくのは楽しいです。

縫製後の染めは、縫い目の部分が3枚4枚と重なって厚くなっている、そこが染まりづらいのが難点です。今のところ。特に藍。藍は付着染料なので、内側には染み通って行かないため、余計に縫い目の部分(折伏せ縫い)が白っぽく浮いて見える。ちと残念です。
草木染めにした場合は、どうしても、ムラや染みのようなものが出ます。これを完全に避けるにはどうしたらいいのかわかりません。で、正面ど真ん中に染みがきちゃったら困るので、今のところ生地で染めてみています。

散歩に出るまでもなくわが家の庭を見渡しても、すでに紅葉が始まり、栗も落ち始めています。
ぼちぼち、栗のイガを集め始めないと。
そのうちにはヤシャブシも拾いに行く予定です。ヤシャブシは、多分わが家にはないんじゃないか、これは近くの森で探します。1ヶ所知ってるんだけど結構遠くて、徒歩でしか行けない場所でもあり、どこか近くにないかな。

明日も晴れる予報、ではまた