夜になって雪

高崎に行ってきました。
暖かいですね、やっぱり。
畑の野菜がまだ収穫できるってのがすごい。
こっちではもう、凍っちゃってダメなんです。ほうれん草なんかも生きてはいるけど、根は抜けないから上だけ千切れる。いまいちです。

戻ってきて、ツルヤ中軽井沢店に寄ったら、案の定混んでました。
ここの混み方は何だか独特。

夜になって雪になりました。
気温も今朝はマイナス8度。寒いです。

明日は最高気温3度の予報。
その後、本格的な寒波が来るらしい。
ではまた

マイ・フェア・レディ

今日は午後出かけようと思っていて、午前中にせっせと外作業。
作業の道具を片付けたり、廃材を燃やしたりしました。私の畑仕事用品なども一応整理して。玄関周りをちょっと綺麗にしたりしました。

今年は家を片付けたり、少しはインテリアに留意してみようかと。
あ、既に間違えてる。
今年はあと数日しかないではないか・・・・・・w
来年は、ですね。
何しろ、何も買っていないように見えて、実は商品がいろんな形で家の中に入り込んできてしまう。直し必要とか、商品にはならないとか、いろんな理由で。だから家の中は常に乱雑なことになっています。
今年はすっぱり、要らないものは要らない、もったいないからと取っておかない、を目標に。
また間違えてる、来年は、です。

午後1時過ぎにニュースを見たら、続けて「マイ・フェア・レディ」が始まりました。ちゃんと見たことがなかったので、ほんの2時間だろうと見始めたら、3時間の映画でした。4時になってしまいました。4時はもう夜の入り口。出かけるのは取りやめました。オードリー・ヘップバーンはきれいな人ですねぇ、いつ見ても。
モンゴルのウランバートルのマンホールに暮らす子どもたちの10年を追った番組を続けて見て、暗澹たる気持ちになりました。幸せになりたいと、この子たちほど強く願っている人もそうはいないだろうに、不幸になる道にばかり進んでしまうように見える。
氷点下30度以下。寒いだろうな。
道に倒れた酔っ払いがあっという間に冷凍エビフライになると、モンゴル在住だった人に聞いたことを思い出しました。

軽井沢、本日も真冬日すれすれ。昨日か一昨日は真冬日でした。寒いですね。年末年始の天気は荒れ気味だとか。大雪は嫌だな。今のところ軽井沢はほとんど積もっていません。ではまた

液晶テレビに驚く

1994年製のテレビに別れを告げ、とうとうわが家も液晶テレビに切り替えました。
ソニーのなんちゃらという機種。32インチ。
今までのテレビが21インチだったので、ずいぶん大きくなった感じがします。

そして。
綺麗に映るのですね~!
びっくり百倍。

でも地デジは今のところ全滅。アンテナがキャッチしていないらしいです。
てなわけで今までどおりアナログを見ているわけですが、アナログは今までどおりザラザラのボケボケです。
綺麗なのは衛星。
今までは衛星でNHKしか見ていなかった(それもここ数年は見た記憶がない)のですが、今は民放の衛星もあったりするのですね、知らなかった。
衛星のハイビジョンというのが異様にきれいで、昨日はずっと北欧の里山の四季と、中国雲南の竹の里という高尚な番組を見続けてしまいました。ほんとに綺麗なんだもん。
あんまり感動したもんだから、今日は店から竹かごを全部こっちに持ってきて、きれいにしました。売り物なんだけど売れない子たち、もう私が使いますw

ラオスで買った竹かごなんて、ほんとに竹以外の材料を一切使っていないんですよね。留め具や縛る紐なんかも全部竹から出来てる。よく考えたらほんとにすごい。その時もほんとにすごいと思って、たくさん買って飛行機でチェンマイに持ち込んだら、チェンマイ空港の税関でちとややこしいことになり・・・、でもニコニコしてたら何とかなった。またラオスへも行きたいなぁ。

それはともかく、夕方、とうとう見たんですよ。
中島みゆきさんのDVD。「歌旅」の1。
美しいわぁ~~~~~~~~~!
やっぱりパソコンなんかで見てたらダメだわね。
ていうか今どきDVD見る機械を持っていないなんて、ありえないことなのかしら・・・。
テレビの搬入のときに、そっとDVDプレイヤーも横に置いておいたら、お兄さんが親切にもつなげてくれました。
「今晩屋」はいつ見ようかな、夜中にこっそり・・・。大音響で・・・。要所要所の「ゴォォォォォォォン♪」がうるさいのよ、きっと(笑)。

昨日の夜、ザッピングしてたら時折、たくろうとミナミコウセツが歌ってて、「いつの録画だよ、ったく」と思ってたら、なんとそれが、みーさまが「永遠の嘘をついてくれ」を歌った嬬恋だったんだってね~~! 知らなかったから見逃したよ! それは別のつまごいだと思い込んでたよ、まったく、せっかくハイビジョンが見られてたのに、バカバカ!

ついこの間まで、大きな音楽イベントがある「つまごい」は、群馬県の嬬恋村のことだと思っていました。あんな辺鄙なキャベツ畑と荒地ばかりの場所(失礼!)のどこに、そんなイベント会場があるのだろうと、不思議に思ってました。

ではまた

大雪注意報

朝起きると雪。日中はすこし晴れ間ものぞいたので融けたけど、夕方からまた雪。
この冬一番の寒波が襲来中で、明日の朝にかけて大雪注意報が出ています。
雪のないエリアからこっちに来る方は気をつけて。

友人から「鶏鍋セット」というものが送られてきて、わいわい箱を開けていたら、
居間の東側の窓にシジュウカラが激突、落下。
夏ならそのうちに元気になって飛んでいくけど、この時期は放っておくと凍死してしまいます。
というわけで救助しに行き、ホットカーペットの上に寝かせて、上に洗濯カゴみたいなのをかぶせておきました。
鶏鍋セットの横で、野鳥を介抱する自分が何だかおかしかった。
シジュウカラは小一時間で元気になったのはいいのだけど、うっかり家の中で放し飼い状態になってしまい、窓を開けても出ない(出られない)。しばらくして疲れきってうずくまっているところを再び救助して、外に出しました。
元気に飛んで行きました。

冬になったので、デッキのところに野鳥の餌台を置き、ひまわりの種や剥き餌を入れています。剥きえさは人気がなくて、あまり食べてくれません。ひまわりの種は大人気で、入れると次から次へとカラ類がやってきて、争ったりしながら持って行きます。持って行って、自分の好きな場所で食べるのが彼ら流。今日はメジロも来ていました。大騒ぎのカラ類の横で、コゲラが地味にアカマツを突いていました。

冬至も過ぎ、寒さはこれから本番ですが、日は長くなっていく。
世の中あんまりよくないけど、縮こまらずに、生活していきたいなと思う今日この頃です。
タイもインドも行かなきゃな・・・。ではまた

読んだ本など

友人が送ってくれた中島みゆきさんのシングルスⅡというCDを聴いてます。
タイトルどおり、ある時期のシングルレコードの曲を集めたもの。
私は昔からアルバムしか買わなかった。
というか、シングルの曲はアルバムに必ず含まれるものだと信じて疑わなかった。
そんなわけで、知らない曲はほぼみんなシングル曲なんです。
シングルバージョンの「時代」とそれに続く「最後の女神」に早速やられたところです。

まだCD全盛になる前、バンコクのとあるホテル(えーと何と言ったかな、あれだよあれ、えーと、ほら、プラトゥーナムの近くで以前は日本からのツアーがよく使ってたとこ・・・・・・忘れたっ)のショッピングエリアに、謎のカセットテープ屋があり、そこに日本の音楽の海賊版がたくさんあり、そして、中島みゆきさん関連も充実していた、のね。
ベスト盤みたいなものをよくそこで買いました。「夜を往け」も「中島みゆき」も、最初はここで買ったテープで聴きました。1990年代の初頭だったと思います。
当時買ったテープに「シュガー」という曲があり、好きだったのだけど、うっかりテープを捨てちゃって、以来聴いたことがなくてですね。
それがこのシングルスⅡに入ってるんです。
長い話でオチもない・・・。

『悪の教典』 貴志祐介
長い。長い。長い。殺す。殺す。殺す。そんだけ。何が書きたかったのかさっぱりわからじ。サイコパスの話はもういいよ・・・。おもしろい作家だと思っているんだけど。☆1.5

『カラーひよことコーヒー豆』 小川洋子
エッセイなので星はつけませんが、とてもいい本でした。
何度も書いているように、私は「妊娠カレンダー」がどうしてもダメで、以後小川洋子という作家にダメレッテルを貼り続けていました。それが騙されたと思って読んだ「博士の愛した数式」がよくて、その後何冊か読んだけどはずれがなく、すっかり評価を変えたのでした。思慮深くてとても好きだなぁ、と思いました。

『知ることより考えること』 池田晶子
美人過ぎる哲学者、と、今ももし存命ならばマスコミに呼ばれたにちがいない、そして、そのことに対して怒り狂ったにちがいない、哲学のひと。理解できない部分も多々あるのだけれども、ときどき読みたくなる。
ほんとうに頭のよい人は、こういうものを読まなくてもいいんだろうけどね・・・。

『戦禍のアフガニスタンを犬と歩く』 ローリー・スチュワート

タリバン政権崩壊直後のアフガニスタンを、徒歩で横断したイギリス人(外交官?)の紀行。途中まではアフガニスタン政府の監視役と、その後は途中で押し付けられた犬との旅行。よくぞご無事で、が率直な感想。部族社会そのもののアフガニスタンのことを少しだけ知ることができました。
この人は別に一発狙いでこれをしたわけではなくて、長いアジア徒歩旅行の一部分だったのだそうです。資金も装備もスポンサーなし、ってところがいいね、気に入りました。スポンサーを付ける人は、損得で言えば得なんだろうけど、それが純粋に自分の旅じゃなくなるってことに、なぜ怯えないんだろう。いつもとても不思議に思う。
それはともかくとして、大真面目な本なのに笑ってしまうところもたくさんあって、いい本でした。思うに、現代の我々は、「面白く」作られたものに慣らされすぎているんじゃないかな。テレビでも本でも「ほら面白いでしょ、笑えるでしょ、ウケるよね」と作られてる。そんなのばっかり見ていたらバカになると思う。☆4つ

この人、食料も炊事道具もテントも持ちません。最初ちょっと不思議に思った。自分なら保険のためにも絶対にそれらを持つと思うから。でも考えてみれば、アフガニスタンでテント張って自炊して旅をしたら、1週間の間に命を落とすんでしょうね。だから土地の有力者を頼りながらつなぎながら行くしかないんだね。

ではまた

晴れて気温高し


最高気温11度ほどと、軽井沢のこの時期としてはかなり暖かい一日でした。
その暖かさを利用して、店の片付けなど。
やることはたくさんあるのですが、なかなか進みません。

いささか取り込み事があり、しばらく失礼をいたしました。
気がつけば年の瀬ですねー。
クリスマスももう間近・・・・・・。


冬の陽射し、デッキで寝るウメ、吊るしてあるのは干し柿。
ウメは最近、外がお気に入りで、中に入れてもすぐに出てしまいます。
抜け毛が大変だったときは一日中家から出なかったくせに・・・・・・。


スモモの剪定をしました。来春でもよかったんだけど、雪で折れたりもするので。
もうこんな風に次の芽が準備されています。
葉になるのも花になるのもいる。
両方になるのはいません。

今週はクリスマス寒波も来るらしいですね。また寒くなりそうです。
ではまた

13㎝


今朝8時半頃の様子です。
寒波のおかげで軽井沢の積雪は13㎝だったとか。ここもその程度だったかと思われます。
なかなか晴れず、気温も低めだったので、今日もあまり融けませんでした。
明日の最高気温は10度の予報。ほんとかな・・・。

先日ホームセンターで透明の箱を買い、ミシン糸の整理をようやくしました。
ずいぶんたくさんの色を持っているのですが、それでも合わないことが多いです。完璧を求めだしたらキリがないでしょうね。

夕方、佐久方面に走っていたらきれいな夕焼けが北八ツ方向に沈んでいきました。
ではまた

雪です

昨日の朝8時半頃。前夜からの雪が6cmほど積もっていました。
この日の最高気温は2度ほど。
午後から晴れたのですが気温が低すぎて融けず、あちこちに残ったままに。

昨日の夕方。残照が残る空に下弦の月。

今日は最低気温がマイナス4度、最高気温が5度。一気に冬が来た感じです。寒いですねー。
行ってしまうと何もできないから今年も行かないのですが、タイはあったかくていいなぁー。急激な気温の差って体にはよくないですからね。

寒いのでおでん。
畑で作ったダイコンが、みずみずしくて美味しいです。
ダイコンは畑に置いておくわけにいかない(凍る)ので、寒い室内でビニール袋に入れて保存しています。これで結構長く保存できます。寒いから可能なんですよ、東京じゃ無理だと思うw
ネギも掘り上げて、箱にちょっと土を入れ、そこにたてかけて上の方は新聞紙で保湿。置く場所に困って玄関に置いています。ひじょーにネギくさい。慣れましたが。
あ、白菜・・・・・・。忘れてる。とらなきゃね。

ではまた

古布パンツできました

(バックスタイル)

もんぺだね・・・・・・
戦時中・・・・・・
野良仕事・・・・・・
ま、いろいろ感想はおありでしょうが、接ぎのパンツがやっとできましたよ。
パッと見て目立つ布は日本以外の布ですね。バティック模様になっているのはベトナム、カラフルなストライプは昨日チュニックを作ったタイの布、薄青単色に見えるのはやはりタイの手織り布。
全部をきものの古布で渋く作るか、どうしようか迷ったんですけど、接ぎを多用するならこっちにしようかと。渋くいくなら、こんなに接がずに、どうしても幅が足りないところだけ接いで作りますわ。
ラジャスタンレッドが効いてるインドのベッドカバー(サンガネールのブロックプリント)の端切れがあるので、それも入れようかと一瞬思いましたが、踏みとどまった。ゾウがばーんと取れそうだったんだけどw あまりにクレイジーすぎるのは身の丈に合わないな、と思って。

これ、実は自分用。ジャストマイサイズで作りましたの(笑) 裏にタイの綿レーヨンを付けました。裏地付けはやっぱり大変ですね、表と裏が別々に動くのは我慢できないと思うので、合体させてから手縫いで縫いとめました。そんなこんなで手縫いしていたので時間もかかった・・・。

これは和布で最初に作ったブラウスですが、今日嫁ぎました。ありがとうございました!
つい先日作ったバティックも入れたほうがデザインとしてはお好きだったんだけど、向こうは形がちょっと面白すぎてふだん着るにはこっちかな、ということでこちらを。
私のモチベーションも上がるではないですか!
がんばっていろいろ作ろう。

それで、というわけでもないのですが、夕方からはパターンの修正など。ずいぶん生地を変えて作ったノースリーブのチュニック、ちょっと肩の部分の形を変えてみたいなと思って。ついでに大きさや袖ぐりのラインなども変えてみました。試作用に1本裁断したところです。
店の片付けもしなきゃならないんですが、まだ最後の展示会中なのでなかなか手が回りません。

夕方から雪。最高気温は6度ちょっと。でも明日は一応晴れる予報なので、雪は融けるでしょう。
今日は「大雪」なんですね、あぁー冬が来た。ではまた

縫い物いろいろ


なんじゃこりゃ。
先週、ほんの遊びで作り始めたら、表地・裏地ともにスルスル滑って苦労させられたベスト。しょうがないので手縫いで仕上げようと思ったら、それはそれで針が通りにくい。ポリがこんなに大変だとは・・・!
因みにこれは羽織だったものです。裏地も同じくポリの羽織から。写っていませんがw


気を取り直して作ったロングベスト。ノースリーブとしても着られると思います。
たいへん和っぽい雰囲気の生地ですが、これはタイで購入したもの。
きもの地と言われてもそうだねぇと思ってしまいそうです。
この3色が歌舞伎なんかの幕(?)の色に似てるからかな。

歌舞伎といえば、えびさんねぇ。
まぁ、高慢ちきで鼻持ちならない男ではありそうだけど、
生まれた時から自分の進むべき道が決まってるっていうのも、今どき信じられない重圧だろうと思うなぁ。飛び出してしまうことは可能なんだろうけど、いろんなこと考えると出来かねるのが普通の人間だろうし。同情すべき点は多いなと、思います。私には絶対に無理だもん、あんな大変な人生。

タイでこの間初めて会って縫製など頼んだ若い女性が、ちと英語が話せる&すこし日本語も話せました。彼女のお母さんはクンさんといいます。クンさんが縫製担当。クンとは、トムヤムクンのクン、つまり海老のこと。彼女、知ってか知らずか、「えびちゃんでーす!」 と言ってた。
そういえば最近あまり「えびちゃん」と聞きませんね、日本で。もうブームは去った?

話はそれましたが、こういう1枚もののあっさり系を縫うと癒される・・・。
縫製時間も、接ぎ接ぎのものと比べると2割3割ですむんじゃなかろうか。
何せ接ぎ接ぎ服は、裁断前の状態に持っていくまでが大変、山のような根気が必要とされます。


接ぎ接ぎの図。山のような根気が形になるとこうなる。カーテン越しの光で何だか変な写真。
自分のパンツを作ろうかと思って、始めてみました。
着物を解いた布と、タイの布、ベトナムの布を合わせてみています。実験実験。裏地も付けて、ちょっと寒い時期でも着られるようにしつつあります。仕上げは明日。

医者の友人と電話で話していたら、こんな話になりました。
「Yちゃん、人は何で死ぬんだと思う?」
「何でって、老衰や病気や事故でしょ?」
「違うんだよ」
「え? どう違うの?」
「人はさ、生まれたから死ぬんだよ・・・・・・」

なるほどなぁと思った一言でした。
人って、その生きている場に於いて、必ず何かを学んで体得していくんだなと、そんなことも思いました。
ではまた