久々の青空、新作、畑

青空がのぞきました。日中はそこそこ晴れた。一息つきました、なんとなく。


アイロンかける前で、なんか皺ですが、かぶりのブラウス。胸元の開きを工夫してみました


ゆったりパンツ。ポケットがないと何かと不便でしょ? パッチポケットを色変わりでアクセントに


ちょっとぶれてるんだけど、すもも彩の姫、たわわです


ハチ、アリ、ハエ・・・・・・。私の姫になにをする!


ピーマン元気。同じナス科でもトマトの脆弱さに比べると優等生です


ナスも元気


サツマイモです。元気に伸びているが、そろそろツル返し?


枝豆。今年は今のところイノシシからは守られてますが


きうりの花


マッチャンの実と花。まだバンバンとれる、というところまではいきません

こんな辺鄙な場所にあり、しかも入りにくそうな気難しそうな店なのに、なんとなーく毎日お客さんに来ていただき感謝です。まだ数日お天気ぐずつきそうですが、その後は夏らしくなるのかな? 共和国は基本、連日開国です。今後ともよろしくお願いします!

ではまた

一夜明けて

昨夜は暗かったので何も見えませんでしたが、一夜明けると惨状が明らかに。

哀れ、ツルからもぎ取られ、さらに半分食われてしまったカボチャ。
せっかく幾つか実がついて、楽しみにしていたのになぁ。
2株あるうちの1株は、予感どおり引っこ抜かれておりました。しかも株元20センチくらいのところで切断されていて、どうしようもないです。ツルのところどころから根が出ているので、それを土の中にできるだけ埋めてみましたが(イノが引っ張って全部抜けちゃってたので)、どうでしょうかねぇ・・・・・・。

イノシシって、カボチャも好きなのね。

一見、元気そうなミニトマト。よく受粉して実がついています。

実が少し茶色く変色しているのと、ヘタが同じく変色、さらに茎もところどころ黒くなってるのがわかりますか?
上のミニトマトもすぐにこうなる運命に。
あなおそろしや、トマトの疫病でござりまする・・・・・・。

トマト、もう片付けようかな。
それとも、来月2日以降なんとか長雨も一段落しそうだから様子を見るか。葉はもう殆どないも同然なんですが。先端だけ元気で。

明日も夕方から雨の予報です。多雨のせいか、すもも彩の姫が割れてきた・・・。そこにハチが来るー

ではまた

夜のうり坊

雨だったので夕方から親のところへ行き、夜すっかり暗くなってから帰宅しました。
道中ずっと雨でしたが、軽井沢もまだ雨。車を家の前につけたとたん、ヘッドライトの明かりの中に浮かぶ2つ、3つの影! 目をこらすと、ラグビーボールのような茶色いかたまりが、母親花壇のあたりからお隣との境に向かって駆けて行く、駆けて行く、駆けて行くー!

どうやらうり坊のようでした。
もう縞模様はないからうり坊じゃないのかな、とにかく大人ではないイノシシでした。
花壇周辺で何をしていたのやら。
そこにはカボチャと花が植わっているのですが。
畑に入れないものだから、そっちへ行ったのでしょうねぇ、困ったものだ。
ツルを切ったくらいじゃ怒らないが、根っこから抜いてダメにしてたら怒るぞ。

あ、そうそう。
群馬県に向けて国道18号軽井沢町内を走っていると、
ベンツ度が高い
ということにふと気がつきました。
ベンツなんて、普段の走行中にも見るけれど、頻度が高いのですよ。
あ、ベンツ。
あ、またベンツ。
あ、またまたベンツ。
てな具合にね。
それと、歩道に短パンの人がいる確率も高い。普段は絶対にいない。
そういうわけでね、夏なのね・・・・・・、と実感する私なのでした。

さてさて、ほんとにもう雨続きでうんざりですね。
今日は午前中、曇っていたので屋根に上がり、最後まで残っていた苗を植え付け、ついでに草を取りました。これが腰にはえらい負担になる作業でして・・・・・・。お昼頃に下りてお昼作って食べて、そのままダウン。
夏は夏なりに、腰には悪い季節ですね。

ではまた、です

1年前の自分から

メールが来ました。びっくりした。
と言っても、ほんとうに自分が1年前に発信したやつが来たわけではなくて、「ほぼ日刊イトイ新聞」から送られてきたんでした。

なんでも1年前の私はほぼ日の企画であった「あなたの今をパシャッと写す」というアンケートに参加し、その中に「1年後の自分にメッセージを」という項目があったらしいのですわ。

「おいっ、書いてるだろうな!」

ど・・・・・・。
どうもすみません。
文字書けなくなっちゃって。
え、あー、書痙? 記憶喪失? そんなわけはないが。

で、まぁ、強引に話題を変えましょ。

まったく、今日もこんな空で雨続き。明日も雨だって。どうなっちゃってるんでしょうか。
トマトは全滅確定、だと思います。疫病に完全にやられてしまいました。この湿度と低温では回復する余地がない。まったくねぇ。夏に入る前は比較的調子よかったんだけどねぇ。こう雨続きじゃ、薬も何も撒けないし。やんなっちゃうなぁ。

今日は昨日作ったかぶる形のブラウスがよかったので、ちょっと型紙を補正すべぇとやりはじめたらこれが思いのほか面倒で、結局3時間くらい型紙作りをしてしまいました。いまテストパターンを縫っているところです。アマチュアなので、作ってみるまではオーケーかどうかわからないのですよね。

この天候のせいか、それとも型紙やら裁断やらを床でやることが多いせいか、腰の具合が思わしくなく。足のしびれがかなり強く出ていてちょっと心配しています。一生付き合うしかないとわかっているのですが、できるだけ大人しくしていてほしいのですけどね。

こんな天気ですが、夏なんですね、平日でも雨でもお客さんがみえることがあり、驚いてます(驚くほうがおかしいのか・笑)。ではまたです

雷雨でした

昨夜からの雨が朝には上がり、午前中は日が差したりしたのですが、午後2時過ぎかなぁ、ドドドドドドっと降ってきました。たぶん今日は、追分宿の祭りだったんじゃないかと思うのですが、見物の人など大変だったかな。その、最初に降ってきたときは、それほど今にも降りそうな雲行きじゃなかったんですよ。少なくとも共和国では。

やんだかと思うとまた降り、かなりの豪雨でした。通路のチップが流れること流れること。店のほうまで行ってしまい、夕方いらしたお客さんが「ナンですかこれは?」と。その方が来た方向では雨は降らなかったそうでして。

で、雨と同時に雷も始まり、ウメちゃんは発狂。家に入れるしかありません。

この寛ぎっぷり。
アイロンをかけている私の足元でごろごろにゃーご(犬だ、犬)。

しかしまた雷鳴が響くとさっと私のところに来て、

フォローよろちく♪

おいおい、裁断中の布の上に乗るのはやめなさい!
因みにこれ、袖を裁ってるところですね。
自分用のシャツを作ってるところなので、まぁ大目に見るか。

今日は日中、夫が所用で出かけた時間帯があったので、店番をピンポンにまかせて裁縫しながらCDを。何のCDですか? なんてことを聞く人はよもやいるまいが。そうそう、昨夜はYoutube 貼り付けて、自分で3回くらい繰り返して見てしまいましたよ。ついでに拓郎と「永遠の嘘をついてくれ」を歌ったつま恋の動画も。拓郎、大丈夫かな・・・。
で、久々に歌いまくることもでき、あぁすっきりといたしました。やはり、時々は、絶唱せねば(笑) 今日は特に、「時は流れて」をしみじみと歌いました。別に理由はないです。私、待ち続けている男はいないからさ。

ではまた。いい加減に天気安定してほしいですね。

線路の外

製作の神様が降臨後、軽井沢の涼しさが気に入ったのか未だご滞在中。そのため、今日も昨日アップしたノースリーブの別バージョン前開き型と、細かい作業に疲れたので簡単なスカートを製作しました。

ミシンを踏みながら歌うのは、「線路の外の風景」。
最初、アルバム「転生」で聴いたときは「ナンジャコレハ」でした。中島みゆきさんには時々こういう「ナンジャコレハ」がありますよね。「アマテラス」とか「生きていくお前」なんてほんとに、唐突にこれ歌われても困る、って歌だと思うし。「夜会」のアルバム化なのだ、と知ってからは、なるほどなぁーと聴けるようになりました。いろんな歌を。

♪ なにごともなく一日が過ぎ去っていたあの頃は
苛立っていた 決められて歩くのが悔しかったんだ
なにも疑わずにレールを なにも違わずにレールを
ただ素直に進んでゆく娘たちが ぬるく見えた ♪

ああ、そうだった。まわりのコたちがみんなそろいもそろってぬるく見えてた。自分だけは違う人生を選び取る、自分だけはこんな社会の中でまともな道を行く、って、思ってた。自分だけは、自分だけは、って。いろんな大人たちを見て、ああはなるもんか、こうもなるもんか、って思ってた。
ふう、青い、青い頃の話です(笑)。

♪ あれから紆余曲折を経て 心は今どこにあるの
見渡す限り 草原の中 ここは線路の外の風景
見渡す限り 草原の中 ここは線路の外の風景 ♪

いきがって強がって線路を下りて道をはずれて幾年月・・・・・・。そのままレールの上を進んでいった娘たちはみなまっとうな人生を生きている、それを線路の外から見ている自分・・・・・・。というような歌ですわね。

はまりすぎて怖いくらいだ(笑)

この歌は、歌として聴いていたときよりもyoutubeで動画を見てからさらに深く心に食い入り、ときどき見返しています。これだけのためにDVD買おうかと思うくらいに好き。鬱の時には号泣してしまいます。
そこで本日は、新しいテクニック(NucleusにYoutubeを貼り付ける)を手に入れましたので、線路の外の風景にご案内。ただね、その前に一曲入ってるんです、ごめんなさいね。二曲目がこれですから。でも最初の曲もいいですよ♪ で、あ、これ2年前の「夜会」です。コンサートとかではないので、お間違いなく。

http://www.youtube.com/watch?v=1hW0P1hN1iQ

(URL貼付に切り替えました)


見た?
見た?

なんでミシン踏みながらこれ歌ってるのかわかったでしょ? あまりにもはまりすぎて怖いっつう意味も。

えー。

軽井沢は日中晴れてカーッと照った時間もあったのですが、夕方には雨ざんざん。何なんでしょうねぇ、この空模様は。そろそろ太陽に戻ってほしいですぞ。

♪何ごともなく一日が 過ぎ去っていたあの頃は♪
前が全部開くノースリーブ。ベストっぽく羽織るにはいいと思うんです。

簡単に作れるスカート。細かい作業が続くと、こういうとにかくジャージャー縫えばいいものが作りたくなる。
こうして2枚の写真を見てみても、「あ、服だ」と思うだけだと思うんですね、一般の皆さまは。値段的にもそんなに変わらないんじゃないのぉ~? と、思うと思うんですよ。しかし、作り手としては、スカートが仮に5000円なら、このノースリは3万くらい欲しいんですよ(笑) 手間としてはそのくらいかかってる。でももちろん、そんな値段はつけられるわけもなく、なんかトップスって自分にものすごく不利、と思ったりしてしまうのです。でもトップスって可愛いから、作りたくなってしまうんだよなぁ・・・・・・。ああ、自己矛盾。

ではまたです。今日は週末なのでロングバージョンでした。

追記)

ところでこういう風にyoutubeなんて貼り付けていいのだろうかと、ふと考えました。一応、昔は出版業界で仕事していたので、著作権のことはね、知っておりますし。どうなんだろうか。少なくとも中島みゆきさんサイドでは歓迎ではないよね、この人はDVDのレンタルもしていないんだからね。何日かしたら、Youtubeの部分を削除しようかと思います。数日だけ許してもらお、ダメなんだよ、って知っている方がいらしたら教えてくださいね、即・削除しますので

追記)

YOUTUBE への直接のリンクを削除し、URLを貼りました。

サンバルプル・コットンで

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久々に新作のアップです。実は今年まだ3作目・・・・・・。
先日遊びに来た友人が着ていたのがかわいかったので、ささっと寸法をとらせてもらい、適当に型紙を起こして作ってみました。
文字で書くと簡単だな、適当に型紙を起こす・・・・・・。
実はこれがいちばん難しい。パターン作りの勉強をしたことなどないのに、市販の型紙やらいろいろを参考に、自分の持っている服なんかも動員して、なんとなくパターンを作るのです。衿とか合わせるのがこれまた。最近はある程度まで作ってからそれにあわせて衿を断ったりとか、もう滅茶苦茶なことをしています。
一度ちゃんと、せめて文化の原型だけでも作ってみるかと思ったり。
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まぁ、型紙だの縫製の出来だのはともかく、この布、すごくいいんですよ。
インドのオリッサで織られているコットンの絣。サンバルプルで織られる柄だと思うんですよね、この地域で作られるサリーは「サンバルプル・サリー」と呼ばれ、つとに有名。絣って、縦糸と横糸の柄あわせが難しく、この細かさでちゃんと「魚」や「花」といった模様がわかるように織るのは大変なんですよ。大変なんてもんじゃない、驚異的。
向こうが透けるくらい薄手の布で、何にしようかずっと考えていたものだったので、友人の着てきたそれはすっごく参考になりました。これ1枚で着るのではなく、下に何か着て。
オリッサ・・・・・・。
いつかまた行きたいなぁ。
前回は時間がなくて行きそびれたサンバルプルにも、いつかぜひ。近くまでは行ったんだけどね。
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ブルーベリーが本格的にとれだしました。冷凍庫にはまだ去年のが眠っているというのに。どうすればいいのだ。早く煮ろ。
まったく、雨続きでいい加減どんよりしますね。畑も元気がありません。せっかく咲いたマッチャンの実もぽろぽろと落ちてしまう。たぶん気温やらのせいだと思う。じめじめするので、病気も発生しそう&悪化しそうです。今年は冷夏なんでしょうか? 不景気に加えダブルパーンチ! ですね。
ま、言っててもしょうがない、ではまた

曇りで残念、皆既日食

日本では46年ぶりという皆既日食。つまり私の人生では初めてのことだったわけですが、軽井沢の空はその時間厚い雲に覆われ、まったく何も見えず、でした。もっとも私は太陽を見るための道具などは用意しておらず、もし晴れたら木漏れ日でも見ようかと思っていただけですが・・・。
兄が家族で鹿児島に行っているのだけど、見られたかなぁ。
もちろん軽井沢からは部分日食しか見えないのですけれどね。しかし太陽の半分とかそれ以上が欠けても、それほど明るさに変化はないのですね。曇天だったからかな、晴れていればその差をもう少し感じることができたのかもしれません。
ともかく残念でした。
名古屋から友人が夫婦で遊びに来ていた数日でした。一応先日の連休で夏休みに入ったのですが、お天気もいまひとつだったりで、共和国は静かです。特に昨日は大雨。梅雨明けしたのに天気がぐずついていますね。
友人は、10年ほど前にチベットで会ったのが最初で、その後我々ののどかな暮らしが気に入ったのか同じ職業を選び、はや5年。ウチが先輩面をできたのは最初の1年だけで、あっという間に向こうのほうが一歩も二歩も先に・・・・・・。
真面目でいつも新しいことを考える彼らに接すると、怠け者の私たちも少しやる気になり、さっそくヘンリーネックのブラウスを縫い始めましたが、衿の型紙を作り間違えてどよよよーんとしております。
いえ、そんなことを言っていずに、やり直しますとも。
晴れずに気温も低めで推移しているので、ちょっと野菜の具合が心配です。
それでもきゅうりが取れ始め、ナスもピーマン類も始まりました。インゲンはやっぱり祭りです。レタスはさすがにトウが立ってきて、生だと苦く感じることも出てきました。今なら何をまいてもぐんぐん育ちそう。でもあっという間に秋が来る・・・・・・、のが軽井沢なのですがね。
ではまたです

藍染めが届いた

予報よりはマシな朝を迎えた軽井沢。明日から来客があるので、玄関を水洗いしていたら宅急便。前にレンテンの藍のことを図々しくも教えていただきに上がった藍工房さんから。そのときに、タイシルクの生成りを持って行き、「染めましょうか、染めてみたい」ということで是非にとお願いしたものです。その後雨の日あり、風の日あり。そういう日は染められないと聞いていましたので、梅雨明けを心待ちにしていたのでした。
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ほれぼれする。
なんというやさしい色なんだろう。
これが藍だ。
これが日本の藍なんだね。
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染める回数を変えたり、たぶん浸潤の時間を微妙に変えたり、いろいろと遊んでくださった。その結果、いろいろな色合いのストールが全部で10本できました。小さいの5本、大きいの10本。まぎれもない本当の藍染め。
ラオスだタイだ中国だベトナムだと、藍を探して走り回ってきたんだけど、何だ、こんなに近くにほんとうのほんとうの藍を染める人がいたなんて。灯台下暗しとはこのことだね。もちろん、各国の藍には各国のよさがある。でも、本物って、いつの時代もどこの国でも、見分けるのが難しい。
ああ、本物の藍、本物の藍、と、いとおしくって撫でさすってしまう。
藍は空気に触れることで酸化し色が変化しますので、こちらのストールは大事に密封状態で保管しています。お求めになりたい方は、おっしゃってください。店には展示いたしませんので。
ではまた

そろそろ夏野菜

うーん、やっぱり7月も半ばを過ぎないとダメなんですね、軽井沢の夏野菜は。早めに暖かい群馬で苗を買っても、適当な時期に佐久で苗を買っても、ビニトンで初期生育を促しても、やっぱりこの時期。でも例年よりは早いかな、ほとんど変わらないかな。前に「トマトはお盆から」と書いた記憶があるので、それに比べれば早いんだけど。
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もうじきとれる。明日かあさってか。
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これはもう昨日2個とった。シシトウが1本ネキリムシにやられたのが残念じゃ。ここまで来て、って時期に、このようにしてパタリと逝くこともあるので、やっぱり1株だけ植えるなんてのは危険なんですよね。
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トマト。これは、えー、中玉かな。白く汚れているのは石灰です。
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いつものお客さまからもらったニジマス(ですか?)。開いて塩して干して。あす燻製にするつもり。でも雨かもしれない、どうしよう・・・
夕方、キャベツを収穫したら、てっぺんあたりに穴が開いている。デカいフンもたくさん散らばってる。やられた! その穴に水をジャージャー入れたら、案の定でっかいヨトウムシが2匹出てきた。夢のような御殿での生活はたった今終わったぞ! とばかりにあの世に送った。ヨトウムシ、大嫌いです。
先日決まった芥川賞と直木賞、今回はひじょうに順当な受賞だったようで、とうとう北村薫さんがとりましたね。って、私はこの作家、ほとんど読んだことがないのですが・・・。前に1冊読んで、ちょっと違ったというか、それ以来読んでない。
『君の中の見知らぬ女』 高橋たか子
珍しく図書館でこの人を見かけたので借りたのですが、すいません、私にはこの小説のよさが全く理解できませんでした・・・・・・。「私は成っていくものなのよ」という、この一言だけわかりゃいいみたいなんだけど、その背景に描かれる西洋の男女のこともよくわからないし、とにかく難解でした。
ご存知ない方のためにあえて書いておきますが、この方は故・高橋和巳の奥さん。夫婦で作家だったのですよ。ただしたか子さんは和巳の存命中はあまり書いていなかったかな。修道院に入っていたこともあるキリスト者。今は日本にいらっしゃるのかな。
大雪山系で遭難事故。夏山での低体温による事故は後を絶ちません。起きてしまった今は誰でも言える、なぜ停滞しなかったのか、なぜ引き返さなかったのか、なぜツェルトを張らなかったのか、なぜパーティーを分断したのか・・・・・・。その瞬間、その答え(行く)を出してしまったのだから、運命としか言いようがないのか。でも答えを出したのは亡くなった人ではないのかもしれない。山で判断を他人に委ねるということは、まさに命を預けてしまうことなんだな、とあらためて思いました。
どうなんだろう、リタイアしてもう時間がある中高年なら、ツアーではなく、個人であるいはグループで、時間の制約なく山に行ったらどうなんだろう。雨なら停滞。風でも停滞。しんどかったら引き返す。そういうことが、自分だけ、自分たちだけなら、できるんじゃないか。と、思うのですが。
ああ、だけどほんとうに、こんな天候でさえなければ何ごとも起きなかったのですよね。ご冥福をお祈りします。
ソフトボールの高山樹理投手がボブスレーで冬のオリンピックをめざすとニュース。
そうか、高山投手は、北京で金を取っていないんだった。
もし北京に行けていれば、この判断はなかったんじゃないかと思ったりもする。だってもう32歳。いまさらながらに思う、なぜ高山投手を代表選手からはずしたのか。あのライズボールは他の誰にも引けをとらないすごい球だったのに。
もろもろいろいろ。ではまた