海抜ゼロメートルへ

時々やっている海抜ゼロへの旅、今回は(も)静岡に行ってきた。

その前に長野市方面へ行って、リンゴを購入。昨年の台風で被災したエリアに行ってみた。もう水害の痕のようなものはわからなかったが、たくさん並んでいる直売所の1つでサンフジや王林を購入。種類などはよくわからず(^^;

 まとまった買い物になったせいか、おまけ付き
撥ねだしりんごの詰め放題……

それから静岡へ。
 山梨県から見る富士山

山の上に見えるので、すそ野を長く引く静岡側からの姿とはずいぶん違う。

静岡市あたりに着いたのがもう4時とかそんなころだったので、この日は泊ることにして急遽じゃらんで探し、行ったことがなかった御前崎で一泊。GOTOと自分のぽんたくんポイントを使ったら2000円弱という……。

GOTOの場合、お得感を狙って高級宿が人気とよく聞く。中にはその方が割引率が高いとか言っているのも聞くが、割引率は変わらない。お得感(嫌な言葉だ)は確かに高級宿の方が強いかもしれない。
でもうちはビジネス素泊まりだ・笑
それに……。
どっちみちどの宿もこのキャンペーンで下駄はいてんのよ。こういうのをWINWINとか言うんですか、これも嫌な言葉だな。だから思いっきり吹っ掛けてきている宿には泊まる気がしない。日本で吹っ掛けられるとか、今まであまり考えたことがなかったけどそういう時代なんだなと。

そういやGOTOイートなんて、一度も行かないうちに終わってしまいそう。外食をすることが滅多にないので別にいいんだけど、色んな攻略法みたいなのを見聞きすると、うんざりしてしまう。


話は逸れたが御前崎の西側の海岸


あれが世にも有名な浜岡原発でござい


その前の海は平日でもたくさんのサーファーで賑わう

自分はマリンスポーツにはとんと縁がないけど、でっかい大海原で遊ぶっていうのもよさそうだなと思った。山もいいけど。ただし泳いでいくと、清志郎じゃないけど原発が建ってる……。

焼津の魚センターに寄り(その前に道を間違えて藤枝駅などを通過した)、魚をいろいろ見繕い、それから義兄に電話してあいさつに立ち寄った。

「長野のりんごです~」
「おう、みかん持ってって」


で、ドーン みかん!

「明日あたり、みかん持って軽井沢へ行こうかと思ってた」と義兄。
ウチは今回、気が向いたら伊豆へ行こうかとか思っていたので、あやうくすれ違いになるところだった。
因みにこのみかんは、義兄が言うには、早どりしちゃったからジュース用、らしいのだが、まったく普通に食べておいしいみかんだった。
ちょうど姪たちも仕事を休んで遊びに来ており、家の前で大人が6人マスクで立ち話という、不思議な光景になった。静岡は急に感染者数が増えているので、家には上がらずに早々にお暇した。

週末にかかったし、感染者も増えてきているし、伊豆はやめて帰ることに。中部横断自動車道がずいぶん出来ていて、静岡市内から高速に乗り、山梨の南部町まで。ここからしばらくは52号線で北上し、また横断自動車道に乗って今度は中央高速に入って須玉まで。あとは下道を清里~野辺山~佐久、と帰宅。この有料道路が出来てずいぶん楽になり時間短縮にもなった。全線開通すると須玉から静岡まで行けるので、楽ちんですな。

それにしてもコロナ、いつになったら収束するのやら。ではまた

連休終わり

コロナの第三波が来ている中での3連休、本日で終わり。
ウチは普段と何ら変わらない3日間でしたが、各地はかなり混雑したようで、軽井沢もそうなのかな、遠いのでわからない(^^;

車検から愛車が無事に戻って一安心。今回は結構交換部品などがあって金額がいったけど、車を持つ以上は仕方のない出費ですな、まだまだ走れそうなのでこのまま乗り続ける予定です。


昨日の朝


畑一面の霜


マクロ撮影などしてみた これは土塊の霜


時々デッキから家を覗き込んでいる、あるいはガンをつけてくる野良猫

このところは新しい型紙を作ったり、先週購入した生地の縮みを実験したり。ニット生地は水通ししないほうがいいと思うので、どのくらい縮むかは調べる必要があります。水通しはする人も多いと思う、でも私はニットを水通しする自信がない(^^;
で、今日はとにかく最初の1つをと、裁断してみたけど、これがまったくもって難しい、ニットなのでぐにゃぐにゃで、布帛の場合必ずある「耳」もないし、要するに基準線がない状態、いやいや難しいね~。自分のだから適当に妥協して断ってみた。
あと、ボタンホールだけ残して染めあがっていたものにホール開けたり。実はこれも苦手で、できるだけこれのない服を作ろうとしているんだけど、シャツの場合ないわけにいかないし。ほんと苦手、歪んでしまう……。
そんなこんなで比較的工房にこもっている最近でした。
ではまた

 

古布パンツ作った


ラオスの古布と日本の古布と

シルク×シルクでパンツを作りました。細長く切り出した部分を飾りとして付けています。

  

長年気にかけていたものがようやく形になり、ほっとしました。
これほどの生地、受け継いだ以上はきちんと何かにしなければと考えていたので。
この頃はまだまだ古くてよいものがなんとか手に入りました。ラオス革命の時に亡命した多くの富裕層が二束三文で手放したものが市場に出ていたのです。もちろんずいぶんな値段がして、私もその時初めて、海外でクレジットカードで買い物をしました。手持ちの現金では足りなくてですね……(^^;

もちろん今でも、そういうものを持っている店はあると思うけれど、たぶん完全に手が出ない価格になっているのではないかと思います、あくまで「私にとって」ですが。

このパンツ、ラオスの古布の部分はすべて手縫いです。ミシンで叩くなんてできない。

 

昨夜またテンが来たのでどうぞ。
昨夜は強風で、デッキに敷きっぱなしになっていた茣蓙がめくれてて、そこにアカマツの落ち葉(棒っぽいの)が散乱しています。食べるものはありません(^^;

今日も異常に暖かく、雨が降りました。
発注していた生地の最終便が今日届き、暖かかったので工房で水通しをして干して、という作業をしたところ、午後体調が悪くなりました。急激な気温の変化は、いくら暖かいとはいえあまりよくないようですね。
今夜からまただんだんいつもの11月に戻っていくようです。ではまた

テンとか古布とか


今朝5時過ぎにデッキにやってきたテン

野良猫にたまにやっているエサを取りに来たみたいです。
すごく短いけど動画もアップしてみます。

テンが来る家! タヌキよりかっこいい!

先週発注した生地が続々と届いていて、開封→チェック→タグ付け(後でわからなくなるので生地の詳細をメモして貼り付ける)→収納→満足 (^^;
というようなことをやっています。買うと満足してしまう。
今別のものをやりかけているので、それが終わったらこっちにも取り掛かるつもり。


ラオスのシン

いつ買ったのか忘れるほど昔に買ったもの。いま自分の旅ブログを見に行って確認したところ、2004年の二度目のラオスの時ではないかと思う。今はもうなくなったけれど、ビエンチャンのモーニングマーケット前にあった古布市場で買った気がする。
その時は、黒のどうでもいい粗布をくっつけてシン(スカート)として売られていた。粗布はほっといて、このメインの生地のすばらしさときたら。ほぼシルク、それも草木で染めていた時代の色合い。そしてこの紺色の部分は木綿に切り替わっている。もちろん藍染。木綿の別絣の中に、カラフルな模様はシルクという手のかけよう。すばらしい、美しい、もう手に入れることはおろか見ることすらないだろう(博物館とか行けば別だけどもうこんなものは作らないんじゃないかなぁ)。

で、これを手に入れた時からずっと、黒のいい布と合わせてパンツを仕立てたいと思っていた。なぜパンツか、私はスカートをはかないからだ・笑
ずっと黒の生地を探していた。コットン×麻、コットン×絹、あたりで艶のない黒、ちょっとくったりして薄手で……。これが見つからない。いいかと思って買ってきても、合わせてみると違う。そうして十数年が過ぎた。
黒に近い濃紺の布がいい。もしかして、着物の解きに何かあるんじゃないかと探してみたら、いけそうなものが見つかった。男性用の着物を解いたもの、たぶんシルク。いい感じに破れたりスケたりしていて、このラオスの布の古さに合う。そうか、新しい布をなぜ合わせようとしていたんだ、古布のほうが合うのに。


合わせてみようとしている着物の布。濃紺と金色っぽい糸の混ざり。もう少し濃い紺をイメージしていたが、これはこれで合うような気がする。

そして、とてもじゃないが切れないということもわかり、スカートを仕立てることに。一部分だけ細長く裁断して、最初に思っていたパンツに飾りとして付けることにした。

今日はそんなわけで、1つの着物の解きをパンツ、スカートの裾とウエスト部分、そして残りはジャケット用にとパーツ分けをし、一部を裁断し、縫い始めたところ。売らないと決めているものの仕事はなんて気楽で楽しいんだろう。

夕方散歩。今日は軽井沢もこの時期にしては異例の暖かさ。コロナの感染者は増え続ける。ではまた

 

Happy DIWARI!

と、インドの知人からメッセが来ていて、本日DIWARIだと知った次第。

ディワリはヒンドゥー教の新年だそう。
光の祭りだと思ってた……(^^;
ネパールだとこの画像のようにみんなでろうそくに火を灯し、静かに祝うらしい。その時期にネパールにいたことは何度もあるけれど、全てヒマラヤ山中に入っていたようで、ディワリの記憶がない。ヒマラヤ山中はチベット仏教圏なので。

私の強烈なディワリの記憶は、1988年のそれ。たまたまヴァラナシという街にいた。到着してすぐだったのか、超有名な久美子ハウスに泊っていた。
ディワリの日は大変危険なので外出禁止が申し渡されており、私も外には行かずに(日中は出たかもしれない)じっとしていた。暗くなると花火が始まった。そのうちに久美子ハウスの壁に向かって打ち上げ花火が発射されはじめ、ドガーン! バゴーン! とえらい騒ぎになった。同じようにあちらにもこちらにも打ち上げ花火爆弾が発射されており、さながら市街戦のようだった。
なるほどこれは危険だと納得した。

祭りの日に貧民層がどさくさに紛れて日ごろのうっ憤を晴らす、というのは古今東西どこにでもある話だと思う。久美子ハウスは多分、ヴァラナシの中でも相当嫌われていたというか、何かあったんじゃないかと思う。子どもが誘拐されたりもしていたし。

今はどんな祭りになっているのか知らないが、特に今年は多少はおとなしくしているのではないかと思うがどうだろう、しかしインド人は想像を裏切るからなぁ……。

来年はよい年になりますように(まだ早いか)

ではまた

アマゾンでポチポチする

先日から2つ試作してみているのは、母親の着物を解いた生地でコートっぽいものを作りたいと何年も前から考えている、その一環。生地はウールの大島(だと聞いた記憶)で、母の姉が仕立てたもの。着ているところを見た記憶はない(私は母親に限らず人をちゃんと見ない)が、布は紺とブルーで好きな色合いなので。ちょいと虫食いはあるが。
失敗したくないので試作しているけど、まだピンと来ず。
ずいぶん久しぶりに洋裁本を買ってみたりして。でもまだピンとは来ていないので、もう少し時間をかけた方がよさそう。

買ったのはコートの型紙がいくつか載っている本。それを見ていたらムラムラとコートを縫いたくなり(着る場面がないことは忘却している)、時々生地を買っているネットショップに行って見ているのだけど、いいなぁと思うとたいてい「残り0.8m」などとなっており。150幅だとしても0.8だとさすがに……、ちょっとショート丈のパンツならいけるが、尺ギリというのはやはり不安なもので。
残0.8とかで買う人がいるのか、興味深い。
で、ニット生地なんかも見ていると、「せっかくロックミシンを持っているのだからニットも縫ってみようか」などと思い、ニットと言えばクライ・ムキ(洋裁業界の常識)ということで、この人の本を1冊購入。

で、忘れていた、中島みゆきさんの新しいアルバム。新曲ではなくて、セレクト盤とかいうの。買わなくていいかな~と思っていたんだけど(基本的にベスト盤やセレクト盤は買わない、なぜなら既に全曲持っていることが多い)、
① 豪華ブックレット(タムジン~ポートレート魔術師~による写真多数)
② ツアー2010の中から1曲DVD
が、「買わなくていいのか~、いいのか~、後悔するんじゃないのか~」と。
洋裁本を買った余勢を駆って購入した。

前に同じような感じで特典DVDが付いた時、何をどう間違ったのか付いてないのを買ってしまい、泣いていたらやさしい友人がコピーしてくれたっていうことがあり、今回はすごく気を付けて注文した、つもりだ。

寒くなってきて、コロナがまた猛威をふるいはじめた。有効性が高そうなワクチンも出来つつあったりするらしいが、早く収束し、来年初夏には海外渡航解禁、夏にはオリンピック、晩秋にはみゆきさんツアー、となってくれたらうれしい。

 

今日は晴れて気温も10℃を超え、果樹の剪定など外仕事も少し。ではまた

試作続けて

3日かけた試作品が出来たのだけど、途中からわかってはいたけど、今一つ自分の最初のイメージではなかったという……。ごく普通のオーソドックスな形はよかったけれど、自分はオーバーサイズのものを着るのが好きなので、それにしてはちょっとジャストサイズすぎた感じ。
なかなか服の形はむずかしい。
で、もう3~40年前から持っている本のパターンで、次の試作を始めたのだけど、これがまたいきなりの「パターン矛盾」で、何とか収めたけどこれでは難しいな……という感じになりました。とっくの昔になくなった鎌倉書房が出していた「じか裁ちシリーズ」で、大学生の頃はよくこのシリーズで服を作ったものです。その名の通り、布に直に線を引けばいい簡単服、でも侮れなくてですね、実は今もこの型を原形にしていくつか定番服を作っています。
2つ目は明日出来るかな、でもちょっと無理のある形だったので、久しぶりに洋裁本を買ってみる気になりました。

相変わらず工房では音楽を聴きながら歌いながらやってますが、本日は「無限軌道」という歌を気持ちよく歌いながらふと考えた。
いま大流行の映画、興行収入が200億でしたか、なんかそういうの。それがたしか「無限列車」というタイトルで、「無限」という看板をつけた機関車のイラストを何度かテレビで見ました。
みゆきさんの「無限軌道」は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」にちょこっとインスパイアされて作られた(意味合いが違うかもしれないがすいませんテキトーに言っているので読み流してほしい)夜会、「24時発0時着」の中の歌でして。
今のキメツというアニメも、銀河鉄道系なのかしら……と、考えたのでありました。
宇宙空間を鉄道が走るという着想はすごいなと思う、宮沢賢治。アニメ世代というか私の世代とそこから下は「銀河鉄道999」のほうが知られてるかな。ゴダイゴの歌も有名だしね。


倒れちゃったシラカバを、伐って薪にするところ

もちろん私の仕事ではない(^^;


どっさり生えているキノコ、なんですかねぇ?


チャナメツムタケがここんとこの乾燥でこんな感じ?
食べませんけどね。


ハウスの中のコマツナ
10月に入ってから蒔いたので、こんな小ささ。冬を越すのかどうかわかりません。

日経平均が29年ぶりの高値とやら。株価と実体の経済の間には殆どなんの関係もない、というのがよくわかる。それにしても29年かぁ。1991年? 遠い遠い昔ですねぇ。私はその年、旅を始めて4年目にして初めてチベットのラサに到達することが出来、マイ黄金期が始まった年でした。今も昔も株価にはまったく関りがないってのが、まぁ、幸福なんだろう(^^;

ではまた

 

 

染めあがり

上半分くらいがどんぐり、下半分は栗のいがで染めた布。ほぼ手織り。
一番上はラオス、レンテン・ヤオ族の手織り。
なかなかいい色に染まりました。


今日も晴れて四国モミジがどんどん赤くなる
と同時にどんどん落葉も進む


足元は日陰なのでこんな雰囲気


ずいぶん落葉が進んだ林

だんだんスカスカになってきて、遠くのものが見えるようになってくる時期。散歩していても、夏の間は見えなかった建物や屋根なんかが見える。

ハウスの中にネコが入ってしまうので、くぐれないように夫に補強してもらったり。暖かいからというよりは、乾いた土の感じがトイレにいいらしい 怒)

あとは試作したり。ではまた

どんぐり染め

明日から、というか今夜からかなり寒くなる予報。かなり寒く。朝晩は当然氷点下、日中も10℃にいかない、というくらいの意味です。軽井沢は超が付く寒冷地。
そんなわけで、2日連続で焚き物をすることに。
今日はどんぐり染め。

栗と一緒で今年は大不作のどんぐり。人間は食べないので不作と気が付く人も少ないだろうけど、少なくともこの辺りはかなりの不作です。


どんぐり


今日もグラグラに煮てやりました


かまど


二度の煮出し終了後のどんぐり


ちょっと紫がかったグレーに染まる

この「紫がかったグレー」が好きで、どんぐりは鉄媒染オンリーです。今日は最初うまくいかず、媒染を2度、返し煮染めも2度、とやたらと時間をかけてしまった。この服のほかに生地を3点(小さいけど)染めました。


朝、強い風に落ち葉が飛んでいる様子

もっとすごかったんだけど、タイミングが……(^^;


工房の煙突から煙が出るのは、年に数回です


わが家の前の道 カラマツもすっかり紅葉


きれいですね

今日は昨日に続いて気温が高くぼんやりとした一日でした。こういう日はこれから滅多になくなっていくので貴重。
作業を終えてから、自宅デッキでコーヒータイム♪
周りは紅葉の借景だらけで、贅沢だな~とつくづく思いながら。
夕方散歩に出ましたが、誰もいない林の中の道を歩くとか、ほかの土地ではそうそう出来ることではないと思うし、ましてや自宅敷地を一歩出ればもうそういう場所だという……。

LOVE軽井沢 (^^; 冬は長すぎるけど……

アメリカ大統領選挙はどうやらバイデンさんで決まりらしく、後はトランプ氏がいつどのように敗北を認めるのかがショーとしては楽しみに。

ではまた

 

 

栗のいが染め

1年ぶりのいが染めをやってみました。


栗のいが
今年は栗が不作でイガも少なく、いつもならわが家の1本でどっさり集められるのに苦労した。


ネパールやインドのような竈で火を焚いて


ゴンゴンと煮出し


なむさん、で投入し


ムラにならないように動かして染め


取り出して、水洗→焙煎→水洗→再度染め液投入→水洗


という過程を経て仕上がりとなります

今までは、染液の中に布を投入して火にかけて、煮染めにしていたのだけど、それだとどうしても一度にたくさんのものを投入しがちで、考えどころだと思ってました。今日は染液を別の少し直径が大きくて浅めの鍋や大きな盥に移し、そこで1点ずつ染めるという方法をとってみました。
最初に投入するものが最も濃くなり、だんだん薄くなるのをどう考えるか。

画像中央は、ジャワ島で探し当てた手紡ぎ手織りの木綿布。こうして書けば別段どうってことないように見えるけど、既にこの地球上からほぼ絶滅しかかっているのが「手織り」であり、さらには「手紡ぎ糸」なのですよね。工芸品としてではなく、日常使いとして作られるものは、本当に希少になりました。だけどその貴重さは、普通の人にとってはたいして意味がない、というのも重々わかる。だから自分が着ようかなと思って作ってみた1着です(^^;
肩縫いのないアジアの形。たまに原点に戻りたくなると、この手のものを作る。


因みにこんな風に地機(じばた)で織られている
横糸だけでなく縦糸も手紡ぎ糸というのが本当にすごいことなんですよ。切れやすいから縦糸は機械糸、または化繊、というのもよくある。


何とかここまで育ったライムギ
本格的に強烈な寒さが来たら大丈夫かなぁ


最後のバラ
少し前に別のが咲いていて、今年の最後のバラだと思ったけど、どっこいもう1株で咲いてた。


その同じ株に蕾も1つあったけど、さすがにこれは無理だなぁ

今日は朝のうち晴れていてその後曇りになり、夜にはすこし降ったようです。それでも気温は高め、ぼんやりと暖かい1日でした。そうでないと水仕事がもっときつかったはず。週間予報では明日がそこそこ暖かく(氷点下じゃないという意味だけど(^^; )、それ以後はもう氷点下2~7℃くらいの予想になっているので、明日無理してどんぐりもやってしまうか考え中。

ではまた