高架橋を渡れ!

何日か鮮明な夢を見続けています。昨日はカトマンズで両替をしている夢でした。
今日は高校時代の友人に会いに行った夢で、どこかに遊びに行こうと、川の上にかかる長い鉄道の橋を渡ろうとしました。振り返ると、線路の向こうに列車が見える。「Yちゃん、電車来てるよ!」と告げると、友人はいかにも慣れているというふうに、「こっち、待避所があるから」と、橋の端っこにちょっとふくらんだ狭い場所に入って行き、二人して電車をやり過ごすのでした。
そうして着いた町では、たくさんのおいしそうな食堂が並び、その中で友人おすすめの、カレーうどんとカレーライスがセットで出てくる店に。それは大層おいしくて、私は「いいないいな、こんな風に食べ物屋さんがたくさんあって、よりどりみどりで、うらやましいよ・・・」と言うのでした。そのうち、ひょいと友人がいなくなったと思ったら、店の奥の小上がりがマッサージ室になっていて、布団がたくさん。この店はマッサージ付きの食堂だそうで、私もやってもらおうとウロウロしているところで・・・・・・、残念ながら目が覚めました。
この友人は、さほど仲がよかったわけでもないのに、何で今ごろ夢に出てくるのかがわからない(笑) 部活動とは無縁の子で、生き死にかかっていそうに悲壮な私のことを、いつも「何やってんだか」と見ていたような気がします。どこで何をしているのか、幸せだったらいいな。
生まれた町には野川を越える小田急線の橋があり、そこらあたりに差し掛かるとロマンスカーが独特の音を鳴らして走っていくのが見られました。その橋の真下に入るとすごい轟音で、よくそこで友達と「聞こえないけど話す」遊びをしたものです。あのチャイムというかホーンも、苦情が増えてやめたとか。
も少し大きくなってからは自転車で多摩川まで行くようになり、やはり橋を渡っていく小田急線や田園都市線を見に行ったものです。決して鉄道好きな子ではありませんでしたが、川を渡っていく列車は好きでした。
今年もあと数時間。
皆さまにとってどんな一年でしたか?
私にとっては、激動の一年でした(笑)。店の名前も年半ばに変えたりしましたし。タイでの長期滞在も、今年の初めのことでした、何か遠い昔のことのようです・・・。
今年も折に触れ、遊びに来てくださいましてありがとうございました。
そして今日、こんな年の瀬にも見に来てくださってありがとう。
どうぞよいお年を!

ちょっとした小春日和

晴れて暖かくなりました。風も弱く(夕方から強くなりましたが)、絶好の大掃除日和。
今年は掃除もせずに終わってしまうかと思いましたが、何とかできました。
去年はそもそも私、この時期にはタイ在住で、掃除などしておりませんのよ。
昨日は店を一気に片付けて、今日は窓ガラスとその他いろいろ。外がよく見えるw
ちょうどウメが繁殖期に入って外に出ているので(我が家では犬にパンツははかせません)、お正月はストーブのそばでゴロゴロできそうです。普段はウメの毛がそれなりにすごくって、人間はソファの上にいるのが常態になっているのでございます。
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こんな酷寒なのに、シイタケが出来ていました。
えー。
今年は本当に、今まで以上に、多くの方々にご心配をおかけしてしまいました。この場を借りてお詫びと感謝の気持ちをお伝えいたします。
暮れも押し詰まり、それでもまだ家出なぞをしておりまして、さぞやご心配いただいたかと・・・。
その後、ちょっとした事件があり、それをきっかけに何だか急速に雪解けが進み、どうにかこうにか全面和解にこぎつけた、と思います。長い一年でした・・・・・・。
これでわたくしも、一人で心おきなく、タイへ避寒できるというものです。ええ、年が明けたら、チケット探してぶいーん、ですw
先日、夫が誕生日を迎えました。
豪儀な妻からの誕生日プレゼントは、
トヨタのハイエースワゴン最高級グレード、四駆でマニュアル。
の、購入権。
宝くじに当たったら!(笑)
私はクリスマスに、みー様の去年の夜会かコンサートツアーのDVDがほしかったのですが、ちょうど家出してましたので、貰いそこないました(笑) まぁいいか、春には誕生日もくる。
ちょうどみー様話題も出ましたので、今年あと2日という年の瀬に、こんな言葉を。
♪過ぎた日々と明日とは 支えあうやじろべえ
  昨日を捨てても明日だけが 運命としてそこにあるわけじゃない♪ (明日なき我等)
明日は真冬日の予報です。ではまた
お知らせ
大統領回顧録ではただいま年末年始特別企画として、楽しい話を連載中だそうです。お暇の折にどうぞ。右のいちばん上のほうにあるリンクから行けます。

ロックアウト

時は今よりわずかに後の近未来。ところはネパールの首都カトマンズ。どこだかはわからねぇ町外れの煤煙に汚れた空気の沈むでっけぇ交差点に私(わちき)が立っていると思いねぇ。
と、ここまでは昨夜読んだ浅田次郎のパクリ。下手ですいません。文末の「思いねぇ」が気に入ったので、ちょっと書いてみましたんでやす。
わちきは東京生まれではありんすが、残念ながら古い町に生まれたわけではなく、江戸弁ってぇものを全く知らずに育ちましたんで。へぇ。
交差点の続き。
信号が変わるのをぼーっと待っていると、どこからかわらわらと群集が湧いてきて、あっという間に交差点の向こうは人で埋まってしまいました。何か怒っているようで、どうやらデモの模様。ネパールの治安は悪くなっているらしいってのは本当だったなぁと思いながら、身を隠す場所もなく見ていると、デモの人々は自分の背中に火をつけたり、走ってきたバイクを奪ってそれを高々と持ち上げてかざしたり、狼藉三昧。背中に火のついた人はたくさんいて、でも熱がるでもなく、ヘラヘラとしています。
そこからどう逃れたのか、ゲストハウスの食堂で人々と雑談していると、そこへ群集が押し寄せて、食堂がロックアウト(うーん、ロックイン、でしょうか?)されてしまいました。どんだけいるかわからない群集が食堂の入り口をふさぎ、我々を外に出さないようにしています。中にいたのは白い人黒い人黄色い人含めて50人ほどでしょうか。このままではトイレにも行けないし、食料が尽きたらやばい。ということで、強行突破して外へ脱出することになりました。数人がまず群集に突っ込んでいく。その背中をとにかく押す。私も必死に前にいる人の背中を押すのですが、ふと気づくと、そうやって闘っているのは私を含めて5人ほど。残りはただ見ているだけなのです。私はカッとなって「押せ! 押せ!」と叫んだり、そうかこいつら日本語は通じねぇと思って「プッシュ! プッシュ!」などと檄を飛ばすのでありますが、だれも動かない。結局、強行突破は失敗し、あえなく押し戻される我々・・・・・・。
その後、動かなかった人々に対して延々と文句を言い続けているところで、夢は終わりました。
♪闘う君の歌を 闘わない奴らが笑うだろう~♪ (笑)
今日も寒かったですが真冬日は免れました。
最近祝い事のあった友人宅へ一升瓶を持って訪問。
酒屋で越野寒梅があったので、それにしました。我が家には八海山。
新潟の人は、有名な越野寒梅よりも八海山や久保田を好むような気がします。昔、南魚沼のスキー旅館で住み込みをしていたときに、みんなが飲んでいるのは八海山でした。
友人「この間、不気味とか言っちゃってごめんねー、口が過ぎたわー」
私「え、いつの話、そんなことあったっけ」
友人「だからさー、毎日中島みゆき歌ってるって不気味だわ、って言っちゃったのよー」
私「あはは、何それ、ぜんぜん気にしてないしー。たしかに不気味だしさー」
などと喋りつつ、ご飯食べたりコーヒー飲んだりしつつ、午後一杯過ごしました。
私はあまり人付き合いが得意でないので、友人の数も少ないのですが、今年もこうして何人かの心易い友人にたすけられてきたなぁと、しみじみ感謝しています。ただ話を聞いてくれるだけの年上の友人、必要最小限の気遣いだけしてくれる同年代の友人、行き来が多く姉妹みたいな感じの年下の友人。みなさんありがとう。何とか無事に年末までこぎつけました!
明日も晴れて寒くなりそうです。
皆さん風邪など引かれませんように、ではまた

とうとうきた

朝、頭が寒いなぁと眼が覚めました。
頭の上には窓があり、もちろん二重サッシに厚手のカーテンをかけてあるのですが、すーすー寒い。寝ているよりも起きてしまったほうがよさそうで、珍しく早々と起きました。
最低気温、氷点下10.8度。
ついに来ました、氷点下2ケタ。
寒い。
日中はなんとかプラスになり、真冬日は免れました。しっかし寒い。雪もとけない。
『失われた町』 三崎亜記
『バスジャック』『となり町戦争』と読んで3作目。
町が意識を持っており、ある日忽然とその町に住む住民がすべて消えるというSF小説。はるか彼方の世界を描くSFではなく、この世のすぐ隣の、もしかしたら本当にありそうな世界を描くSF。好き嫌いがはっきり分かれる作家かもしれません。ダメな人は徹底してダメそう。悲しい話なのですが、どこかさばさばとした雰囲気、透明感があり、私はこの人の作風は好きですね。
☆4つでした
『いつか陽のあたる場所で』 乃南アサ
警察モノで有名な人ですが(出世作は直木賞受賞の『凍える牙』警察犬の話)、これはそれに関係なくはないけれど、ほのぼのシリーズとでもいいましょうか、犯罪も謎解きも犯人追跡も逮捕もない小説。『ボクの町』などと同じ路線なのかな。犯罪を犯した側の女の、出所後の日々を描いています。おもしろく読めました。シリーズになるなら次も読みたいです。
☆3こと半分
『天切り松闇がたり』 浅田次郎
往年の名ドロボーが留置場で夜毎語ってきかせる、遠い昔の粋なやつらのお話、という仕立ての小説。浅田節全開、ちょうど油がのっていた時期なのか、冴えわたります。
気持ちよく泣ける。とにかく浅田次郎は泣けないと困るんだな、私は。
☆4つ
うー寒。
ではまた

真冬日

本日の軽井沢、最高気温が氷点下2.3度。
この冬初めての、真冬日になりました。
さすがに寒い。
午後2時ちょうどに町の東方面の国道を通過していたら、氷点下4度の表示でした。寒い寒い。
今日は近くの友人宅に押しかけて経済情勢や来年の見通しについて語り合いました。
シーズンが終わると、シーズン中は忙しくてお互いなかなかゆっくり会えない友人に会って喋る、というのが楽しみといえばいえるかな。
軽井沢は冬、閉ざされる感じが強くするので、気分的に落ち込む人が多いのだそうです。
私も気をつけようw
♪人恋しと泣け十二月~ !
仕事場にしている二階の部屋が寒いので、吹き抜けのほうにゴソゴソと移動しました。LANケーブルが足りなかったので、ホームセンターで5mのを買って、無事接続。快適です。ちょっと煙くさいですが、まぁそれは、家中どこにいても同じです。
明日も真冬日になりそうです。
そうそう、昨夜は雪がすこし降りましたので、道路は凍結しているところが結構あります。お気をつけて。
ではまた

ななちゃん・・・

しばらく家出してました。
名古屋の妹のところに転がり込んで世話になってました。
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ななちゃん・・・。
名古屋では有名な人なのだそうです。
待ち合わせスポットか。東京で言うなら「銀の鈴」とかそんな感じ? 「ハチ公」か。
ちょうどクリスマス前だったのでサンタの格好。
いろいろとお着替えになるらしいですよ。
それにしても名古屋は大都会だった。
普通の人たちが当たり前にたくさんいる風景・・・・・・。
軽井沢では見ることのない世界です。
自分が生まれて育ったのは、こういう世界だったなぁと、遠い目・・・・・・。
夜9時を回っても町は明るくて、レストランにも人がいっぱい。
不況が騒がれているけれど、駅ビルの高層階のレストランは着飾った(普通の)人たちでいっぱい。
幸せな家に生まれて、幸せな結婚生活を送っている妹を、まぶしいものを見るように見た数日。
「怜子」の後半部分、とても書けませんが、ほんのちょっとそんな気分でした。
ああ。
妹って、ほんとうの妹ではありません。
もしほんとうの妹だったら、「幸せな家」は同じですもんね。
私は親ともうまくいかなかったし、出来損ないだわ・・・。
「♪石よ 木よ 水よ ささやかな者たちよ僕と生きてくれ・・・」
胸うたれるわ。
名古屋は前にセントレアからタイへ仕入れに行った時、列車で行ったことがありましたが、今回はバスを使ってみました。松本から名古屋まで3時間15分で3500円を切ります。そして何と、往復にすると、片道が2500円に! 列車の半分以下です。バスが大好きなので、よかったです。
軽井沢から松本へ、が、行きにくくて残念なんですよね。なんにしても公共交通機関が皆無に近いので、どこへ出るのも苦労します。
※「怜子」の後半部分は決して字面どおりに取ったらいかんわー。もしも妹が見ると誤解するかもしれんだぎゃー。違うんだわー。あれは強いて言うなら、その前の「元気ですか」そのままに、「うらやましくてうらやましくてうらやましくて」、なんだわー。以上、蛇足ながら解説。
寒波が来ているのか、風が強いです。
もうほんとうに年の瀬ですね。
明日は真冬日の予報、今冬初か。
ではまた

変な話

(一部修正しました)
「今年一年を漢字一文字で表すと・・・」というのを毎年京都の清水寺でやってますが、今年の文字は「変」だったそうです。「変化」という意味も込めての「変」。アメリカの次期大統領は「チェンジ!」ですね。「本能寺の変」などというときの「変」は、「異変」とか「事件」といった意味なのでしょうが・・・。よくわかりません(すいません、国語科教員免許返納しますんで・笑)
でも何となく、この字一文字を見せられると、「ヘン」な感じです・・・。
私のこの一年を一文字で表すとしたら、「壊」、ですかね・・・。
はは。
木曜日に夫と大喧嘩。
明けて金曜日は12月19日。
ふふふ、何の日かご存知でしたか?
みー様の「夜会」東京公演の最終日、楽日だったのです。
「家出」して「ふるさとへ向かう最終」じゃないけど新幹線で東京に行って、当日券&キャンセルチケット待ち行列に並ぼうかしらと、勢いだけで思い詰めましたが、もしチケットが取れなかったら・・・・・・
「道に倒れて(みー様の)名を呼び続け」、会場に入っていく人々を見送りながら「みんな去(い)ってしまった」と悲嘆に暮れ、「ひとりならどこへ歩こう」と迷い、「うらぶれ通りで()雨に打たれ」、「明りの暖かに灯ったにぎやかな窓をひとつずつのぞ」きながら赤坂を彷徨い、「赤い灯りとやばい服」を着た女がいる酒場でヤケ酒をくらって「マリコの家に電話」して迷惑がられ、「友情さえも失っている」と「道の真ん中で泣」きながらタクシーを停め、「一人で行きます異国(とつくに)へ、子供じゃあるまいしどこへでも」となぜか向かうは成田、手帳には「with・・・」の文字・・・・・・、号泣。
と、脳内妄想してしまいましたので、取りやめました。
因みに 「」内は「ひとりならどこへ歩こう」以外全部LP時代、初期の歌でございます。あ、あともひとつ、「みんな去ってしまった」はアルバムタイトル。
そうそう、私にはマリコという名の大学時代の友人が実在しております、元気かしらん。
元気という文字で思い出すのは「元気ですかと電話をかけました・・・・・・」(「元気ですか」)
ダメだ、この歌、じゃなくて朗読は暗すぎる。片思いの相手が選んだ女に電話する嫌な女の話。この朗読の最後は「うらやましくてうらやましくてうらやましくて、今夜も、泣くと、思います」 この女の情念燃え盛りの真っ暗闇のどよよよーんという沈黙を破って次に突き刺さってくるのが、「れぇぇぇぇぇぇぇぇいぃぃこぉぉぉぉ!」の絶叫で始まる「怜子」。この歌の登場の仕方があまりに衝撃的で、どっかの国のボロバスに乗りながら「暇だなぁ、歌でも歌うか」と思いついたとき、最初に必ずこれを歌ってしまいます(笑) みー様を聴き始めた初期の刷り込みは、ちょっとやそっとでは消えないようです。
ふう、みー様ばなしですっきりしたので寝ます。
因みに、夫とは和解しました(早い!)
夫婦喧嘩へのコメントはお控えくださいませですわ(なんせ犬も食わん話)。
明日の軽井沢は夜から雨になるかもしれません。気温が高めなので、雪にはならないかな・・・。
ではまた

恋花火、来る

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なかなか来なくて心配していた苗が、今日届きました。すごく立派な苗でびっくり。話には聞いていたが。
今年唯一の、贅沢な買い物かも。
全部で4本。某掲示板で知ったイシドウという東北地方の苗屋さんに注文しました。
すもも2本 恋花火とソルダム
プルーン1本 ベイラー
うめ1本  谷沢梅
彩の姫がすごくよかったので、調子にのりました。
本来、軽井沢は気候が厳しすぎて、果樹は駄目だと言われています。事実、今まではブルーベリー以外まったくダメでした・・・。ただし、我が家のあんずやプルーンやリンゴは、ジョイポンで買った380円苗(笑)。育っただけめっけもん、という気もします。すももとあんずは花も咲きますしね。
だから、気候のせいばかりとも、一概には言えないかなと、思ったりもします。
温暖化の影響もあるかもしれません。
とにかく、彩の姫はよかったんです・・・。
雨が降り出したので今日はダメですが、止んだらどこかに仮植えして、春になってから定植です。実がなるまで何年かかるか? そもそもプルーンなんかは花が咲くかな?(我が家のジョイポン・プルーンは花も咲きません) と、いろいろ不安もありますが、でも、楽しみ~。
参考までに、我が家の果樹は・・・
あんず 種類不明 花は咲く、実も年に3~4個なることもある、でも不味い
プルーン 種類不明 花も咲かない
りんご2本 種類不明 今年初めて1本に開花、実も3個ついた、でも不味かった
すもも 種類不明 花はよく咲く、今年実が3~4個ついたが腐ってしまった
ゆすらうめ 花も咲かない
梅 群馬から来た老木、死なない程度に生きてるだけ
すもも 彩の姫 サカタのタネ 花も咲きよく実って美味しかった!
すもも サンタローザ サカタのタネ 彩の姫に比べると元気なし、実も3個なっただけ
今日の軽井沢は朝から小雨が降ったりやんだりです。夕方からは雪になるかもしれません。
ではまた

積雪5-6cm

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未明から降った雪が、お昼頃までに5-6cm積もりました。これで止んで、明日は晴れる予報なので、それほど暗い気分ではありません。
前の冬はほとんど雪を見ずに過ごしたので、これはこれでまぁ、悪くはないです。
原油の価格がだいぶ下がったので、航空券の燃油サーチャージも1月発券分からは下がりそうですね。ガソリンもずいぶん下がり、車がなければ生活が成り立たない地域の住民としてはありがたいです。灯油がもうちょっと下がってくれるとね、灯油がないと凍死する地域の住民としてはありがたいのですが……w
年が明けてから、南に向かって出発しようと思っていますが、さて、どこに飛ぶかが問題です。いつもなら迷わずバンコクなのですが、ちょっと今年は、ほかに回りたいところもあり……。
ではまた

この暖かさもそろそろ・・・

何日か暖かい日が続きました。軽井沢でも最高気温が10度を越えたりして、この時期にしてはずいぶん暖かかったです。日差しもありましたしね。
暖かいうちにと、夫が犬小屋の解体を始めました。
テツとウメが住んでいた、それぞれ寝室付きの見かけログハウスっぽい小屋。
テツがいなくなり、その後ウメは玄関やデッキで過ごすことがほとんどになりまして、撤去してその跡に果樹でも植えようかということになりました。
何でも自分で作れる人なので、解体も自分でできるんです(笑)
形あるものはいつかは……。寂しいけど、仕方ない。
時代物三冊一気。
『早刷り岩次郎』 山本一力
新聞の連載小説。江戸時代の瓦版の話です。
山本一力さん、好きでよく読みますが、このところ、何を読んでも一緒なんだよね……。感情移入できなかった。この人なりに見つけた方程式に、設定と人物はめこんでポコポコ製造してる、って感じがします。きんたろあめ、☆は2つ半(ただし、山本一力さんを多読していなければ、すんなり読めるかも)
『魚の棲む城』 平岩弓枝
平岩弓枝さんは、ずっと縁がなく読まなかったのですが、最近『御宿かわせみ』のよさを知りまして。子どもの頃にテレビで見た、主人公を演ずる小野寺昭(?)がどうもピンと来ていなかったようで……。
で、本作ですが、こちらも新聞の連載小説。こうも違うか……。
田沼意次が主人公の痛快時代群像劇。非常にさわやかで、あっという間に田沼のお殿様のファンになってしまうこと請け合い、です。そうね、大事なのはやっぱり、魅力的な主人公なんだろうな。田沼のお殿様は『剣客商売』(池波正太郎)でも好意的に描かれていますが、これもよかったです。☆4つ半
『独り群せず』 北方謙三
幕末の大阪が舞台の話。『杖下に死す』という作品の続編だそうで、例によってその最初のものを読んでおりません……。
この人は、時代劇を書いても、北方謙三なのですよね……(笑) 会話文だけで何ページも回してしまうなんて力技、そんじょそこらの物書きじゃおそろしくってできませんわ、おそらく。
北方三国志をまだまったく読んだことがないのですが、この人は、中国歴史モノを書いても、きっと北方謙三なんだろうな……  ☆3つ
ではまた