台風接近中

朝から雨が続く軽井沢。夜になって風も強くなってきたようです。
これから明日の日中いっぱいくらいが、最も酷い時間帯になりそう。
木が倒れたりしないといいな。

倒木の敗者復活戦、を歌わなくても、倒れた木はほんとに芽を出すんですよね。林に一歩入るとそういう木がたくさんあります。数年前の台風で根こそぎ倒れた木も、根の一部が地中にあれば生きる。植物は強いです。

屋根のある作業場ではない、完全に青空作業場で染めをしているので、雨が降れば作業は中断です。それでも2度ほど傘をさして様子を見に行き、浸けている布を動かしたりしてきました。それでもムラになるかなぁ、ほんとは今日の午前には引き上げて媒染するところなんだけど、さすがにこの天気では・・・。せめてものムラ防止に、動かすことをするわけです。
ついでに藍のバケツにも、少し気付け薬を入れてかき混ぜておきました。

昨日の作業は、一部洗濯機を使うという方法を思いつき、実行したのですが、それでもやはり大きな盥でゆすいだり絞ったりという作業は複数回重ねてしなければならず、それをいちいち屋内でというのは無理があり。
そんなんで手作業でやっていたら、指の関節がいたまりました。
絞るって、かなり指と手首の力を使うものなんですね。
今日はいい休みになりました。明日も強制休養になりそうですが。

エボラ出血熱が猛威を振るっていますが、日本の薬が効いたんだとか。やりましたね。で、この薬を作っているのが富士フィルム(子会社だったかも)。フィルムとかカメラとかだけじゃないんですね。まぁもうフィルムの時代はほぼ終わってしまったけど。ベルビアというリバーサルフィルムがつとに有名で、発色がものすごく鮮やかだというので、特に山関係のカメラマンはこれを使う人が多かったのではないかと思います。私は逆に鮮やかすぎるような気がして、まぁほんとはベルビアって高かったからだと思うけど、名前の無いただのフィルムを買ってました。でもいつも富士でした。
カメラ本体も、工事現場用の通称フジドンや、35ミリ単体で驚くほどよく写るTIALAを愛用していたなと思いだしました。フジドンは防水防塵手巻きなので電池がなくても撮れるという優れ物で、ヒマラヤや砂漠みたいなところに行くなら必ずサブ機として持って行っていました。
今はサブどころか、カメラを持たずにどこかに行くこともある、時は流れました。別にほかに撮影できるもの(スマホとか)があるから、ではなく、撮影する意欲が出ないこともある、ということです。

旅の前には、数十本のリバーサルフィルムをヨドバシで買ってきて、1個ずつ箱を開けて中身を取り出し、フィルムケースからも取り出し、むき出しのフィルムの状態で丈夫なビニール袋に入れて、機内持ち込みのカバンに詰める。懐かしいなぁ。ついでにフィルムケースは薬入れとして愛用しました♪

ではでは、また