久々に快晴になりました

朝、目が覚めてカーテンを開けると、驚くような青い空。
霧の多い山の天気である軽井沢では、朝から抜けるような青空って、そんなにはないんですよ。え、そうでもないですか? もっと早く起きろ? へへへ。
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ヤマザクラ、真っ赤
倒木もすっかり見慣れてしまいましたが、今日来たお客さんに「木がいっぱい倒れてますねー」と言われて、ああ、そうだったなぁと。なかなか片付きませんね、特に国有地のものは。私有地でもまだたくさん倒れてますけどね。ま、自分の敷地内で倒れている分には、急いで処理する必要もないですけれど。
急いで処理しようとすると、法外な値段をふっかけられるから、しばらく放っておけばいいかも、です(笑)。みんながみんな悪徳業者ではないけれど、見分けることって難しいし・・・。お客さんからは処分料を取っておいて、町の処分場にはタダで持ち込む業者も多いらしいです、聞いた話ですが。
人のモラルってものが、どんどんなきに等しくなっていく。
中国人を笑えません、まったくのところ。
悪銭は身につかず、悪事は己の運気を下げるもの、と思いたいけど。
悪い奴ほどよく眠る、とも言いますしね(笑)
ま、いろんなヤな話を聞いたら、「そいつ、来世はカメムシ、それも1億回くらい繰り返してカメムシだぜ」と思って溜飲を下げませう(笑)
それにしても、カメムシ多いなぁ・・・。あ、わが家の室内の話ですが。今も1匹、パソコンの横を通過中。
明日も晴れるかな?
ではまた

まとめていきます

『人が見たら蛙に化れ』 村田喜代子
骨董ワールドに生きる3組の夫婦の、おもしろくも哀しい物語。
新聞連載当時も読んでいましたが、当時はまだ私はこの商いを始めたばかり。今は来年開店10周年を迎えようという年期を積みまして、商いに対する考え方がずいぶん変わりました。そのことをあらためて認識させてもらえる本でした。
4.5点
『氷結の森』 熊谷 達也
森シリーズ3部作の最終章。カラフトやシベリアが舞台になって出てきます。日露戦争後のこの地域のことって、私はほとんど知りませんでしたので、勉強になりました。
4.5点
『梅咲きぬ』 山本一力
江戸情緒を書かせたら、現在においては3本の指に間違いなく入ってくるであろう著者の作品。何も言うことはありません。
4.5点
『火炎都市』 北上 秋彦
消防の話です。
4点
『啓順兇状旅』 佐藤 雅美
時代もの。
4点
『長く冷たい眠り』 北川 歩実
冷凍人間もの(笑)
4点
『河畔に標なく』 船戸与一
ミャンマーのジャングルを舞台に「消えた200万ドル」を追いかける男たちの思惑と結末を描いたハードボイルド、ですね。ストーリーも面白かったですが、何より、複雑に入り組んだミャンマーの民族関係や、現在の政治体制などがすこし理解できました。ちょうどあのような事件が起き、その後も制圧されただけで何も変わっていない中、あまり知らなかった国のことを学べた、かな。あくまでもこれはフィクションですが。
そういえば子供の頃、『カチン族の首狩り』という本を読んだことを思い出しました。たしか、日本兵だった人が書いたものだったかと。
多くの人が知らない、あるいは忘れていることですが、先の大戦当時、日本はミャンマーまで軍を進めているんですよね。私は十数年前に、中国側でミャンマーから延びる援蒋ルートを少したどったことがあります。そんなことも思い出しました。
4.5点