雨のち晴れ

朝から雨、午後になって晴れ間が出てきた。気温は10℃そこそこで暖かくはないものの寒くもない。

小諸の桜が例年の半月早く満開になったとか。
私の感覚も同じくらい、様々な植物が半月早く動いていると思う。
わが家でも、早ければ明日にも彩の姫が咲きそうだ。

小梅が外に出た隙に、夫のベッドの上に下で使っていたひざ掛けを敷いてみた。その時子猫を動かしたので、わちゃわちゃ動いている図。

さらにわちゃわちゃしている動画 見られるかな?


夕方、またしても小梅が外出していた隙に撮影。4匹はっきりわかる状態で寝ている。右から2番目が小さくて心配している子。左2つが大きくて元気な子。

小梅は夕方から外に出て、どうやら狩をしているらしい。二晩続けてそんな感じで、数時間後に戻って来る。「新鮮なお肉を食べてきたわ」って顔をしてる。ような気がする・笑

ゆうべ寝ながら、「小梅、シャオメイか、あ、生きてゆくおまえ?」と思ったのだが、今歌詞を見てみたら、メイは「美」の字だった。小さな「美」、つまり「小美」(シャオメイ)。夜会「シャングリラ」の話。
因みに、中国では年下の人に「小」を付けて呼ぶことが多い。親しい間柄ではそう。ただし「小日本」になるとこれはよろしくない言葉になる。面白いね。

関西方面ではずいぶん感染が増えてきた。また重症化する人も増え、その時間もまた早いのだとか。イギリスで1月ごろに酷かった状況に近くなっているような気がするけど気のせいか? ワクチン接種のスピードアップが待たれる。
ではまた

 

種まき

今日は曇ってときどき雨の空模様。気温は10℃ちょっとと高くはないけれど、そろそろやらないと、ということで種まき。
ポットやセルトレイに、かぼちゃ、オクラ、キャベツ、レタス。出るかな、古い種もあるので確認も兼ねて。ハウスに入れた。
畑の一部を耕して、コマツナや春ほうれんそうなどを蒔いてみた。時折霧雨という天気なのでちょうどいいかな。水はやらず。

工房の南側にある藍の畑。今はライムギが育っている。今年は藍の生産は休む。種どり用に少しだけ作るつもりだ。
なぜなら藍が余っている……!
今後は本当に少しだけ、趣味優先で染めようかなと考え中だ。

 今日の子猫たち
昨日とほとんど変わらない(当たり前)。3つしかいないように見えるけど、いちばん奥に1つ、お尻が見えてる。
静かにすーすーよく眠っている。小梅も元気だ。

私は夜、ネコたちの隣のベッドで寝ている。夜遅く入っていくと、小梅が「何しに来たアルカ!」と見てくる。かまわず寝る。小梅もそれ以上はどうこうなくて、やがて寝るようだ。夜中に下に下りる時は、私の上を踏み越えて行き、帰りもそう。そっち側から下りられるだろ! と言ってもわからない(^^;
わざとなのか?

 『土に贖う』 河崎秋子

帯にあるが新田次郎文学賞というのを取っている。北海道の作家、初めて読む。すべて舞台が北海道の短編集。しかも少し時代を遡った様々な時期の、様々な営みが描かれる。ハッカの栽培やミンクの飼育、生糸の生産など、知らないことも多くて面白かった。消えゆくものへの追悼、のような。北海道の作家といえば最近では桜木紫乃が思い浮かぶが、また違った太さのある文章。
昔、農民文学というジャンルがあったと思うのだが、それに近い印象を受けた。
☆4 作家プロフィールに「羊飼い」とあったのにたまげた

**

午後はまだ出していない生地を上げたり、その他いろいろ。
やることはたくさんあり、なかなか追いついていかない。
今年に入ってから左の肘が痛いと思うことが増えて、ちょっと調べてみたら、どうやらテニス肘(五十肘だよね)ではないかと思う。テニスなんてやってないけどテニス肘・笑 五十肩はだいぶよくなったので、これもそのうちに消えるというか共存するようになるのだろう。大したことはないけど、酷くなるようなら腕の部分にぎゅーっと何かを巻けばいいらしいので試してみようと思う。

ではまた

あちこち桜満開

御代田や佐久では桜が5分咲き~満開。とても早く春が来た感じ。
東京などでは蔓延防止法とやらが始まったようだけど、今日出かけてみるとあちこちで飲食店は車が多く盛況の様子。暖かくもなり、人が出歩くのは多分止めようがないのだろうな~。
ウチは元々あまり外食をする生活ではなかったので、今も変わらずそのままでそれがストレスになることはないのだけど、そうではない人も多いだろう。できるだけ気を付けて、感染しないように広げないように、考えて行動するしかない。

それにしてもミャンマーがどんどん悪い方向に行っていて気持ちが塞ぐ。カレーやバゴーで軍が銃を躊躇なく撃ちまくっている映像を見た。どちらの町も昨年立ち寄った。特にカレーは気に入って3泊したように思う。静かでよい町だった。
デモの弾圧ではなく、既に無差別殺戮の段階に入っているのではないか。このように簡単に自国民を殺す正規軍があるということに驚く。あの解放軍でさえ(という言い方は失礼だが)ロクヨンの時には兵隊に薬物を使わせたのではなかったか。
どうにかならないのだろうか……。

 

 今日の子猫たち
まだ目が開かない。小梅が下に下りてちびたちだけになった時間帯。よく寝ているみたい。夫の羽毛布団の上で(^^;
隣にある私のベッドも羽毛布団だが、カバーがさらさらした綿なので、フリースのこちらを選んだようだ。あったかくてふかふかしてていいんだろう。小梅と子猫にはかなわない。

発送ついでに佐久に行き、ネコ用のフードをたくさん買ってきた。今まではカリカリしたものだけだったのだが、小梅も体力を消耗したと思うので、おいしそうな缶詰とかちょい高級路線。メロメロ・笑
出産の日にはまぐろの刺身を食べたので、今日はブリがあったので買ってみた。

それなのに、外に出たと思ったらなかなか帰って来ず、しばらくしてみると車の近くで何やら食べている。見に行くと、ネズミの赤ちゃんを食べていた(^^; お前、少し前にそんな感じのものを産んだだろ! ワイルドだ。産む数日前にも夜に出たと思ったら大人のハタネズミを咥えて帰って来たことがあった。その時に室内に入れなかったので、今日はプレゼントとして私たちに見せに来ることはしなかった。

ではまた

あんず開花

畑の端に植えているあんずが3日前に2輪開花した。これはフライングだったようで、その翌日は気温が低かったのでそれ以上動かず。今日見るとさらに2~3輪咲いていた。開花宣言でいいかと思う。
4月11日。
未だかつてない早さ。
ひたすら驚いている。
昨年の写真と比べてみると、コブシの開花が今年よりもかなり遅かった。あんずとコブシがほぼ同時の感じだ。その時期のサクラソウも昨年のほうがずっと小さい。サクラソウだけでなくあらゆる地面の草も今年の方がずっと早い。
いずれにしても4月11日にサクラソウがかなり育っていることなど考えても、今年は間違いなく、過去23年で最も暖かい春だ。

さて小梅さん。
昨日、子猫たちと入っている段ボールが小さすぎるね、という話になり、もう少し大きな箱を用意して、小梅が箱を出た時に子猫を敷物ごと移した。
これが失敗だった・・・!
小梅は子猫が行方不明になった! と思ってしまい、「人間キケン!」と思ったのか、箱の中から1匹咥えてテーブルの下に運び、添い寝を始めた。いちばん弱くて心配な子だったので、小梅にはわかっていてそうしているのかと思ったが、その後大きな茶色を連れて行った。それっきり箱には戻らないので、困ったなと箱から子猫を出して小梅の元に。

するとしばらくして、子猫を咥えると一目散に階段を駆け上がって2階へ消えた。4往復して全部運んでも、まだ下で鳴きながら探している。私は私で子猫たちが心配で2階で探してみるもどこにもいない。声もしない。ちょっと青ざめた。その後、もしやとベッドを見に行くと、夫の方の掛布団がたたまれているところに、4匹集められていた。
小梅は「まだいるのに見つからない!」と慌てふためいており、階段を往ったり来たりしていた。

さすがに夫が寝られないので子猫たちを箱に入れて1階に下ろした。小梅は最初は箱に入って子猫たちと過ごしていたが、深夜になってから、また1匹ずつ運搬を始め、夫のベッドの上で添い寝開始・・・。時々バタバタと階段を行き来してはやはり子猫を探している。結局そのままだったので、明け方夫は1階に下りたみたい。

今日になってようやく落ち着いてきたようで、そんなに切迫感いっぱいで子猫を探すことはなくなったが、まだ鳴きながらうろうろしているから、もしかするとまだいるのにと思っているのかも。いや~、悪いことをしてしまった。猫は数の概念とかないもんね。4ついるから大丈夫、といくら言っても、足りない! と心配になってしまうようだ。

夫のベッドは猫用となった(^^;
今夜から別の寝場所を作らねば。
小梅は子猫と一緒にいる時間も長いが、時々下りて来ては自分でばたりと倒れて休んでいる。外に出てトイレもするし、少しは食べる。なでろなでろ、ほめてほめて、とまとわりついてきたりもする。なでているとずーっとそこで寝ている。

まだまだ心配だけど、今のところちゃんと子猫の面倒を見ているようだから、あまり刺激しないように見守りたい。
すっかり猫一色(オット帯状疱疹まだ治らないのに)のわが家だ。

今日は縫製仕事は休んで午前中に店前庭の手入れなど。バラを切ったり、草を取ったりした。私の天敵のイネ科の雑草が早くも咲き始めており(これも異例の早さ)、取れるものは取った。今年はガーデンはほとんど何もしていない。こういう年もある(^^;
ではまた

産まれた!

昨夜から猫の様子がはっきりと変化し、すぐにでも産まれるのかとあちこちオロオロ(私が)していた。静かで暗くて囲まれたような場所がいいらしく、ネコは自分で2階の奥の物がごちゃごちゃしているところの段ボールの中にいることが増えたので、そこがいいのかとタオルなどセットしたり。
結局朝が来てもまだで。
お昼の時ににゃーにゃー激しく鳴いているから近いなぁと、そしたら破水っぽくしたので「すわ! 一大事でござる!」と段ボールを持って来たりしていたんだけど箱には入らず。

お昼ご飯を食べているすぐ横で、産んでしまいました・・・
居間のカーペットの上で、薪ストーブの真ん前
暗くも囲まれても静かでもない開放的な場所で(^^;

2匹産んだところでちょっと外出。発送があったのと、あと買い物。
帰ってきたら3匹になってて。
少ししたらもう1匹出てきて。
4匹産んだ。

 産まれたよ!

1匹目 黒白ブチ 真っ黒よりも少しグレー
2匹目 黒白ブチ 真っ黒に近いのと白
3匹目 茶色
4匹目 真っ黒? と思ったけど黒ではない、でも白はほとんどない

という順番で、3匹目と4匹目が大きくて、既に活発で他のネコを押しのけてでも自分が行く。体が大きいとやっぱ強いな。

 群がってる

 右2匹が大きくて強い子たち
そういうことがあるかどうかは知らないけど、受精したのが2~3日ずれてるとか、あるのかなぁ。

誰にも教えられないのにちゃんと産んでちゃんと始末して、ネコってなんてえらいんだろう! ネット検索で「初めての出産」とか調べたりもせずに!
しばらく忙しくなりますな。

**

 裁断の図
パターンは100とかそれ以上の数を作って持っている。その時その時、そのパターンを微妙に変化させて裁断する、ことが多い。パターンのままということはむしろ少ないように思う。
型紙の上に、手前の丸いのは父の机から出てきた文鎮、遠くの石は聖地カイラス山の石(遠い昔に行った時に記念に持ってきた、よくないことらしいっす、すまん)。

今日は猫の出産でバタバタした。猫がうちを出産場所に選んでくれてうれしい。
明日は氷点下6℃の予報、外で産んでたら一つ間違えば凍死してしまう……。
ではまた

発芽や開花やいろいろ

 コブシ
やっと青空をバックに撮れた

 洋種のサクラソウ
もう咲いてる~

 店前スモモの水仙
だいぶしっかり咲いてきた

 ヒメツルニチニチソウ
どんどん咲いてきた

 サクラソウとギボウシ
左のタケノコみたいなのがギボウシの芽

 フウロの発芽
フウロソウの種類だけど何かはわからん(^^;

 屋根の雑草
黄色い花が咲く、ミニミニ菜の花みたいな草

 タンポポ!

いや~。こんなに早くて浮かれてていいのかって感じがする。何かとてつもなくよくないことが起きるような気がする(ウソだよ)

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今日は午前中に生地の発送準備。カットしてアイロンするので意外に時間がかかることが判明。あと、自分の2つめの店では、納品書が仕様として出せないことも判明。うわ~。服を売っているウーコマでは納品書が自動的に出せるのでとても便利で、その便利さに慣れてしまったから別に作るのが大変な感じ。盲点だった(^^;
そういったチェックやらなにやら、あと商品も上げたり、インドのチャラ男から生地の写真がどっさり来ていた(とはいえ殆どは既に見てるヤツ)のでそれを見たり。チャラ男、いっぺん殴りたいと思ってたけど、その後のヤツがさらに輪をかけて五十倍くらい糞野郎だったので、チャラ男のポイントが上がった・笑

 

 新作 手織り布とナガ族の布

木版更紗ばかりいじっていたので、もっと無骨なというか、本物の布を触りたくなってこんなのを。更紗は手仕事は手仕事でも、布自体はシーツみたいな? 最近はさらに薄い木綿なので。やっぱり手織りはいい、と思う。ずいぶん前に時々作っていたデザインで、少し変えながらやってみた。ナガの布もだんだん入手が難しくなってきて、次にタイに行った時にどうなっているか興味深い。

5年前の自分のブログを帯状疱疹の経過を見ようと見てみたら、たいしたことは書いてなくて、それよりもタイに藍染修行に行った話が面白かった。その時既に、本物の藍染をやっている工房主さんは、「藍の製造原価が高騰してこれ以上対応できないよ」とぼやいていた。彼はその後どうしたろうか。周囲と同じように合成藍に移行またはこっそり移行しただろうか。
植物染めで手織りがいいよね~。なんて言っていても、もう作れなくなってきたのが現実だ。せめてまだあるうちに、次にタイやインドに行ったら、どっさりと買い付けたいと思っているけど、このコロナで作り手たちが今度こそやめてしまっていたら……。と考えると、早く行きたい気持ちが募る今日この頃。

次の冬には渡航制限が緩和されるとありがたい。ではまた

梅の開花

4月5日に今年は梅が咲いた。まだ数輪だがこんなに早い年はかつてない。

 あんずの蕾
畑の端っこに植えているあんず、花はいいが肝心の実は成らない(^^;

 店前スモモの下の水仙、開花
これも昨日、4月5日の確認 コブシに数日遅れたがやはり早い


ニリンソウも発芽してきている


ボケの蕾

今年はほんとうに早い、早すぎて怖いくらいだ。

関西方面の感染者数が増えている。東京はどうなのか、この程度なら少ないと言えば言えそうな気がする。何たって1200万人とかいるんだからねぇ。
芸能界では訃報が続いた。「北の国から」と「おしん」。田中邦衛と橋田寿賀子。どちらも昭和の人というかな、私も若い頃に見たのでよく覚えている。年齢に不足はないような気がするが、知った名前の人が去っていくのは寂しい気がする。
「北の国から」は私の暗黒時代、高校生の時に放映されたドラマだ。これだけが楽しみで息抜きだった気がする。廃屋を直して住んで、水も遠くから樋みたいなもので引っ張って、なんていうのが純粋に楽しかった。人間ドラマのドロドロぶりは子供ながらに「やりすぎ」と思ってたな。ただし楽しんで見たのはこの最初の連続物だけで、以後はどんどんやり過ぎが暴走し、見始めても途中でやめることが多かった。これは田中邦衛がどうってことじゃなくて倉本聰だけどね(^^; 泥がついた万札とか、もうほんとに・・・。

「おしん」はアジア各国で放映されており、中国でもうんと昔に「アーシンアーシン」と言われてなんのこっちゃと思ったことがある。国民的ドラマと言えば「おしん」に軍配かな。大正~昭和初期~戦争~戦後と、みんな感情移入もしやすかったんだと思う。ほんの百年前の日本は、今考えてみるととんでもない国だったんだよなと思う。

**

今日も縫製仕事。午後ヤマトさんが集荷に来てくれて、その後別の発送品を出しにコンビニまで。クリックポストは集荷がなく、この辺りだとローソンまで行かないと出せないのが大変。そのため週2回を発送日に当てている。生地が少しずつ動き出したのでほっとしている。インド人との不毛なやり取り(まだ終わってないし)で落ち込んだ気持ちが、少しずつ修復されるような気がする。残り50m、どうせ送っちゃこないだろうから、イツカカナラズトリニイッテヤル! ナメンナヨ!

オットの帯状疱疹は一向に軽快しない。私はこんなに痛くなかったと思う、多分だけど。年齢とかあるのかな。

明日は晴れてすこし暖かくなる予報。あんずが咲いたりして。ではまた

使い過ぎ

すこし手&指を使いすぎたらしく、軽い腱鞘炎気味。昨日は縫製を休んでえっと何してたんだっけ??? 忘れた……、あ、本をちょっと読んだのかな。

店前スモモの下の水仙、本日開花確認。写真も撮ったのにスマホなので、メールで送らないとこっちに来ない(ほかに方法があるのだろうか)ため明日以降。
今年は本気で春が早いと思う。

オットの帯状疱疹はまだピークのまま、痛みが酷いのでもっと強い薬を出してもらえないか前回行った医者に確認すると、今出している薬しか出せないと。まじでか。ロキソニンみたいな薬は帯状疱疹にはほとんど効かないと、ネット情報がたくさんあるんだけど。
他の医者にも電話したが、何を出すかは診察してみないと、って、そんなのわかってるわ! 出す可能性があるかどうかくらい教えんかい! と、短気な私は朝から怒りモード。でもまぁしょうがないので、出してくれそうな(と私が感触を持ってる)医者に行ったところ(オットがね)、神経疼痛性鎮痛剤ってのをちゃんと出してもらって帰って来た。

医者も、行ってみないとわからんから難しい。
近くのМ中央病院ってところの眼科に、人生で出会った中で最低最悪の医者がいて、二度とそこには行かないと決めているんだけど、友人とその母もそいつとトラブったと聞いて驚いたことがあった。もうそこにはいないみたいだけど、勘違い医者の多いことには辟易。こんな選択肢の少ない場所でやめてほしい。

でもあんまり薬は効かないみたいで、時間が経つのを待つしかないのかな。自分の時はどうだったか、大変だったことは覚えているが、どのくらい痛かったかなんてことは思い出せない。

 『ロンリネス』 桐野夏生
読み始めてしばらくしてから、あれもしかして前に読んだ? と思ったら、これではなくて、『ハピネス』の続編だった。前作もまぁまぁ面白かったので記憶に残ってる。タワマンを舞台にしたママ友たちのいろいろだった。今作は不倫ものかな。面白いし読みやすいからどんどん読んでしまう。特にどうということはないけど、不倫にもまぁさほど「不倫なんて!」的な道徳観を持って対峙することももはやないけど、そうねぇ、火遊びは面白い、燃え盛る、ってことかな。と思った。あと、女ってのは(あぁいや男もそうなのかもしれんが)、こんなに語るものなのかな、こんな風に友人と語り合うものなんだろうか、昔も今も。自分にはそういう傾向がないので、興味深く読んだ。
☆3.5 毒は少ないがたまには少なくてもいいんじゃないか

 『私に付け足されるもの』 長嶋有
装丁がいかがなものかとちょっと引いてしまったが、「トラに襲われたい」の帯にやられて読んでみた。長嶋有は芥川賞作家で割と好き。超短篇と短篇がたくさん入った一冊。それぞれによさがあり、特につまらんと思ったものはない。この人の文章は好きだなとあらためて思った。何も起きなくていいんだよ小説は。ということがよくわかる。
☆4 旗振りの話がよかったな

今日は発送準備やら、大失敗をやらかしていたもののやり直しやらで一日。
素直なものを縫いたい気分になった。
明日は数日ぶりの氷点下予報。ではまた

縫製一段落

ずいぶん長い時間をかけてしまったスカートがようやく完成。3点一緒に作ったとはいえ、20時間近くかかるとはちょっと我ながらダメすぎ。解いた時間があったり、あとは細かい作業にちょっともたついてしまった。紐とか! 紐作りはちょっと大変、少しずつ指先の器用さのようなものも退化しつつあるのかもしれない(しれないじゃなくてきっとそうだ)。器用なのか、という話ではなくて、レベルが落ちてるっつう話ね。

で、午後後半からはPC作業をしていたら珍しく電話が鳴り、もっと珍しいことにお客様だった。クラフトマーケットで最近服を買っていただいた方なのだが、サイズが小さかったと……。サイズの明示はもちろんしているのだが、イメージっていうか、そういう感じでの勘違いだったらしい。ゴムウエストの場合、最大値を書いているのだけど、それは「入ります」ということであって、「大丈夫」ということとはちょっと違う。ではどのくらいが大丈夫なのか、というのも意外と難しいな、どう伝えたらいいんだろう。一応、11号見当です、的なこともできるだけ表示しているんだけど。
例えば11号とか13号とか、一応婦人服にはサイズがあるのだけど、それも実はメーカーなどによって違う。妙に小さい11号とか、妙に大きい9号とか。このへんをきちんと伝えることはとても難しいのだけど、出来る限りの努力をしていかなければならないなと改めて感じた。

ほんとは、自分が着て写真撮って「モデルは身長160でウエストこんくらいです」なんて、それがいいんだろうけど、でもそれができるのは綺麗なお姉さん又は綺麗な奥さんまたは綺麗な人だけって思ってるからできない(^^; 畑や山で腕はこんがり焼けてるし。大抵、そんな感じの画像って、「ずっと室内にいます」的な真っ白な人だらけだよね。それにスタイルだ、スタイルもよくなきゃな~。てことで却下。

などと考えながら、今日はこれらを上げた。全部昨年作ったもの。

 藍染のワイド

 モン族藍染めのスカート

 山栗染めの手織りスカート

相変わらず画像処理がうまく出来ていない。全部同じ場所で撮っているのに背景が違う……。いかん。

そろそろキャベツなんかの種をまかなければ。ではまた

半月くらい早いかも

そんな気がする今年の植物の様子。だいたい例年だと4月半ばに撮影しているものに近い感じになっている。

 コブシ
曇っててイマイチだけど、開いているのはわかるかと


その足元で咲いていた洋種スミレ


店前スモモ下の水仙はまだなんだけど


それでも明日暖かければ咲きそうな感じ


サクラソウも発芽してきた


行者ニンニク


キャットミントも元気に発芽


ヒメツルニチニチソウが咲いてまして!

とにかく驚いている。今年は本当に早い。この分だと桜も早いと思う。

 更紗の接ぎスカート
先日来作っていたものの最初のもの、1種類の14枚接ぎ

 更紗のカシュクール
二度と作らないことに決めたカシュクール(^^;

カシュクールは昨年作ったのだけど、本当に大変だった。生地もものすごくたくさん必要だし、長いギャザーといい、その打ち合いの部分の収め方とかが。紐も必要だし。とにかくこれは時間がかかりすぎて自分には荷が重いとわかった。だから二度と作らないです(きっぱり)。

今日も縫製したが、まさかの裏表間違い縫い合わせとかがあって解く時間が長く、今日もできなかった。布の目地を出すのも難しくなり、これにも時間がかかる(必殺糸抜き作戦を展開したりする)。老眼鏡をかけても、くっきりパッキリ見えるわけではないんだなぁと知る。若い頃は目地も見えていたと思うんだー。

オット、帯状疱疹に。
最初は筋を違えたと言っていて、様子を見ていたら今度はウルシにかぶれたという騒ぎになり。昨夜の時点では、外傷+ウルシだと思っていたんだけど、今日よくよく話を聞くと、自分で「やっちまった」と思った瞬間から痛かったわけではないという……。てことは、まさかまさかの、と、とにかく医者に行ってもらったらやはり帯状疱疹。気がつけてよかった! 放置してたらなかなか治らないことに。
実は去年かな、私的には帯状疱疹を疑う症状があってオット氏その医者に行ったんだけど、違ったのね。本人はまた違うんじゃと思ったらしいけど、違ってもいいから行けと! 医者行けばなんにしても強い薬が出るから。

それにしても、都会に暮らしていたらウルシかぶれなんてまずないし、早めに気付く可能性も高いかと思うのだけど、ここはウルシとかダニとか蜂とか色々あるので、てっきりそれかと思い込んでしまう。何度もやっているからまたかと。
春になって色々と外の作業も増えてくるこの時期がやばい。
私もちょうど5年前の4月だった、帯状疱疹やったの。再発もありうると聞いているので、気を付けないと。
ではまた