あんず開花

畑の端に植えているあんずが3日前に2輪開花した。これはフライングだったようで、その翌日は気温が低かったのでそれ以上動かず。今日見るとさらに2~3輪咲いていた。開花宣言でいいかと思う。
4月11日。
未だかつてない早さ。
ひたすら驚いている。
昨年の写真と比べてみると、コブシの開花が今年よりもかなり遅かった。あんずとコブシがほぼ同時の感じだ。その時期のサクラソウも昨年のほうがずっと小さい。サクラソウだけでなくあらゆる地面の草も今年の方がずっと早い。
いずれにしても4月11日にサクラソウがかなり育っていることなど考えても、今年は間違いなく、過去23年で最も暖かい春だ。

さて小梅さん。
昨日、子猫たちと入っている段ボールが小さすぎるね、という話になり、もう少し大きな箱を用意して、小梅が箱を出た時に子猫を敷物ごと移した。
これが失敗だった・・・!
小梅は子猫が行方不明になった! と思ってしまい、「人間キケン!」と思ったのか、箱の中から1匹咥えてテーブルの下に運び、添い寝を始めた。いちばん弱くて心配な子だったので、小梅にはわかっていてそうしているのかと思ったが、その後大きな茶色を連れて行った。それっきり箱には戻らないので、困ったなと箱から子猫を出して小梅の元に。

するとしばらくして、子猫を咥えると一目散に階段を駆け上がって2階へ消えた。4往復して全部運んでも、まだ下で鳴きながら探している。私は私で子猫たちが心配で2階で探してみるもどこにもいない。声もしない。ちょっと青ざめた。その後、もしやとベッドを見に行くと、夫の方の掛布団がたたまれているところに、4匹集められていた。
小梅は「まだいるのに見つからない!」と慌てふためいており、階段を往ったり来たりしていた。

さすがに夫が寝られないので子猫たちを箱に入れて1階に下ろした。小梅は最初は箱に入って子猫たちと過ごしていたが、深夜になってから、また1匹ずつ運搬を始め、夫のベッドの上で添い寝開始・・・。時々バタバタと階段を行き来してはやはり子猫を探している。結局そのままだったので、明け方夫は1階に下りたみたい。

今日になってようやく落ち着いてきたようで、そんなに切迫感いっぱいで子猫を探すことはなくなったが、まだ鳴きながらうろうろしているから、もしかするとまだいるのにと思っているのかも。いや~、悪いことをしてしまった。猫は数の概念とかないもんね。4ついるから大丈夫、といくら言っても、足りない! と心配になってしまうようだ。

夫のベッドは猫用となった(^^;
今夜から別の寝場所を作らねば。
小梅は子猫と一緒にいる時間も長いが、時々下りて来ては自分でばたりと倒れて休んでいる。外に出てトイレもするし、少しは食べる。なでろなでろ、ほめてほめて、とまとわりついてきたりもする。なでているとずーっとそこで寝ている。

まだまだ心配だけど、今のところちゃんと子猫の面倒を見ているようだから、あまり刺激しないように見守りたい。
すっかり猫一色(オット帯状疱疹まだ治らないのに)のわが家だ。

今日は縫製仕事は休んで午前中に店前庭の手入れなど。バラを切ったり、草を取ったりした。私の天敵のイネ科の雑草が早くも咲き始めており(これも異例の早さ)、取れるものは取った。今年はガーデンはほとんど何もしていない。こういう年もある(^^;
ではまた