ロク・ヨン、で、カラオケ会

梅雨に入ったというのに毎日晴天続き、今日も抜けるような青空で気温も上昇しました。夏のようです。庭や畑に水やりしたり、この時期は何かと忙しいです。今日はモグラ通路に空いているネズミ穴に、樟脳を投下するという新しい作戦を試してみました。匂いが嫌いらしいんだけど、違う通路を作るだけなんじゃないかという気もするな・・・。
モグラが通過したあとのボコボコは、ほぼ毎日、鍬でぶっ潰していますが、奴らも懲りないんだわ。

今日はカラオケ会、に飛び入りで乱入してきました。お邪魔いたしました!
今日の発見。
声が低く、音域が異常に狭く、おっさんのような歌唱になってしまう私に、柳ジョージは合う!
みーさんの音域が広すぎるのか、柳ジョージのそれがプロにしては狭いのか、うーん、どっちも正解かな。いや柳ジョージだって歌によっては音域広いのかもしれない、今日歌ったのはコインランドリー・ブルース、鉄板ですね(でも誰も知らなかったんでびっくりしたよ・・・)。そんなにメジャーな人ではなかったんだな~。
というか私の音域が狭すぎるんだよね、柳ジョージさん引き合いに出してすんません。
(今日は色んな人の歌を歌う日でしたの、もちろんみーさんが多いですけどね)

さて、殆どの人にとっては忘却の彼方だし、知らないという人も増えてきているんだろうなと思うので、一応触れておきます本日は6.4、天安門事件の日ですね。あれからもう24年だそうです。今日ニュースを見ていたら、一応中国政府も、今は「死者が出た」ことは認めているんですね。事件の半年後の北京で、「没有死亡一個人」(中国語が表記できないのでちと違いますが)、訳せば「誰一人として死んではいない」と喧伝されていたのをよく覚えているので、なるほどそうなのか、認めることは認めたんだなと知った次第です。
当時封鎖されていた天安門広場に自転車リヤカーに乗せてもらって入り、何が悪かったのか解放軍の兵隊7~8人に囲まれて拘束されて銃を突きつけられたのも、今となっては貴重な経験、と言ってもいいかもしれません。
中国はあの頃からは思いも寄らぬほどに変化し確かに発展したけれど、我々の目に見えている部分と見えていない部分があるということ、それは折にふれて確認しておいて悪くはないと思う今日この頃です。

という流れだと、EAST ASIAを歌うべきだったな、間違ってわが祖国は風の彼方とか歌っちゃったよ・・・。

天安門事件の前の年に旅を始めたので、今年で25年、四半世紀が経つんですね。
少し前に、みーさんの歌の中国語訳がとんでもないという話を知人としていて、思い出したのですが、当時中国で長距離列車に乗るとBGMがかかっていることがあり、「ルージュ」を何度か耳にしたことがありました。あとは昴、北国の春、なんかがあったと思います。「口をきくのがうまくなりました・・・」という歌い出しのルージュですが、中国で知られているそれは、ぜんぜん違う歌詞になっています。というか、一つとしてみーさんの歌詞を訳したものはないんじゃないかな? 時代とか、竹の歌とか、銀の龍の背に乗ってとか、いろいろあるにはあるんですけど、メロディーだけを借りているんですよね、不思議な気がします。
当時の私は翻訳云々のことはまったく知らなかったけれども、どちらかといえば殺伐とした数十時間に渡る列車の旅の中で、不意に耳に飛び込んでくるよく知ったメロディは、実に心に沁みました。今のような反日教育が始まる前の、うそのようにやわらかな時代でした。

明日も晴れる予報です。そろそろきゅうりネットを張らないと。ではまた