自分の尻尾を見たような・・・

今年もまた秋がやってきました。
この時期になると騒ぎ出すのが旅の虫。ここのところ、このブログがなんとなく淡白だったのも(わかった?)、全てはそのせいです。つまり、私は、チケット狂と化していたのでございます。
ネット上を隅々まで探し回り、泳ぎ回り、ありとあらゆるルーティングを試し、乗り継ぎの曜日やら機材やら調べ、3-4-3よりは3-3-3のほうが楽だからとか、RAは水曜と日曜しか飛んでないとか、もう、もてる限りの力を出し切り、とうとう最善の道を探し出しました。
そして、昨夜遅く、震える手で送信ボタンを押したのでありました。
成田発、タイ航空、バンコク経由カトマンズ行き、オープンジョーで帰路はデリー発、バンコク期限いっぱい降機、成田着、しめてチケット本体118800円、プラスされる諸経費がおよそ2万円、2人分でおよそ、280000円也・・・・・・!
未だかつて、このように高価な航空券を購入したことがなく、カトマンズ往復だって過去には8万くらいでオーケーだったわけで、それが1人14万? 2人で28万? となると、手も震えますわね・・・・・・。
一夜明けるとやっぱり不安になってきました。価格ももちろんだし、そもそもネパールとインドで仕事してきて、帰路タイでもう一仕事できるのか? と思えてきて。
そうなると浮上してくるのが、やっぱりあのデリー往復ですわ、中華航空の。去年も使ったとにかく安いチケット。成田発、台北経由、デリー往復で59000円。この違いはナンなのだ、いったい・・・・・・。
午後、思いがけず旅行社から電話で、タイ航空の例の28万のチケットが取れたという報告が。平謝りでそっちはペンディングにしてもらい、中華航空の空席を調べてもらいました。例によってめちゃ混みです。希望した日には飛べません。後ろに倒しても飛べません。
「あのぉー、前に倒してもダメですかね?」
「一応見てみます(全然ダメそうな感触)・・・・・・あ、取れますね」
「ほんとですか? えーと、ここで考えたりすると席なくなりますよね?」
「そうですねー」
「それにします! 予約入れてください!」
かくして、28万の仕事は一気に16万になり(中華の方も2万ずつは上乗せ経費がありますので)、なんか相手のテンションも下がりまくり、こっちもすごくハズカシー気分でいっぱいになってしまいました。
電話を切ったあと、安堵と後悔の入り混じった気分でしばらく過ごしました。
自分の尻尾を見てしまったような・・・・・・。
三つ子の魂 百まで
カトマンズへは、デリーから飛ぶか、最悪の場合陸路でってことになります。今回はずいぶん昔お世話になった方を、ヒマラヤ見物にお連れする予定なので、それでカトマンズ入りを確実に決めたかったんですが・・・。結局、当初の予定より前倒しでの出国になったので、知人が到着するまでに何が何でも、たとえ恐怖の50時間バスを使ってでも、カトマンズ入りすればいいわけなんです・・・。
Hさん、すんません。でも、どんなルートを使ってでも必ずカトマンズに先着し、トリブバン国際空港でお出迎えしますから、安心してくださいね!(出迎えた後で倒れるかもしれないけど!)
因みに、いま、最も安くカトマンズまで行くには、このデリー往復便を使ってデリーでカトマンズ往復を購入するか、もしくは、ビーマンかエアインディアでバンコクまで飛んで、バンコク発券のビーマン(ただし往路はダッカ1泊)を使うか、ということになるような気がします。関空発だともうすこし安いのがあるかも。いずれにしても、カトマンズ行きは高いですね・・・。
明日は久しぶりに晴れ間がのぞく予報。では。