ご注意:メールについて

このところ、メールの受信・送信でトラブルが起きているようです。
ヒマラヤハウスまたは私あてにメールを出したのに、返事が届かないという方がいらっしゃいましたら、再度メール、またはこちらのコメント欄や掲示板等を利用して、お知らせくださいますようお願いいたします。
よろしくお願いします。

開店準備、今日も

予報に反して朝のうちは晴れ間ものぞく天気だったので、せっせと商品を運んでは並べました。それにしても、いやぁ、ウチってこんなに在庫抱えてたんだ・・・(笑)。毎年のことながら、在庫量には圧倒されます。
そもそもウチが扱う品物には、流行がありません。ナマモノでもないので、叩き売りする必要もありません。そんなわけで、少しずつ在庫は増えていくんですよね、毎年仕入れをしているので。
まぁそんなこんなで、素敵な在庫を見に来てください。
まだぜんぜん準備整ってないですけどね。明日あさってが勝負か(結局当日までかかりそうです)。
午後、作業が一段落したのでお茶を飲んでいると、友人夫婦が仕事帰りに寄ってくれましたので、これ幸いにそのまま仕事はやめて、おしゃべり突入。ここんとこちょっと喋りすぎだけど。まぁ、これもシーズンオフの娯楽ですからね。
では。

『ネパールに生きる』

『ネパールに生きる-揺れる王国の人びと』 八木澤高明
よく見るとすごいタイトルで、一瞬腰が引けますが、読んでみるとそんなことはない、ネパールの人々の暮らしが淡々と、誠実にルポされています。
この手の本は著者の思い入れがたっぷりすぎて、「も、もう結構です」と言いたくなるものが多かったり、あるいは、「おいおい、ほんとにそんなに深いところまで話してくれたのか?」とつっこみたくなるような、ストーリー性の高いものになってたりで、実は最近はほとんど手を出さないジャンルでした。
ネパールは世界最貧国のひとつ。美しいヒマラヤからは想像もつかない、腐敗した権力構造とがんじがらめのカースト制度でドロドロの国。
その国が今はこれまた泥沼の内戦に陥っています。
ほんとうに、ネパールは、これからどうなっていくのでしょう・・・。
私にとって愛着の深い国ゆえに、悲しい気持ちになりました。
★★★★☆ 星4つ
ウソっぽくないルポルタージュに拍手
この写真家の人間性が透けて見えるモノクロの写真もよかった

開店準備

お店の掃除を始めて数日。あらためて、うちの店は寒いってことに気づきます。特にこの時期から初夏までは、店の中が外より寒い。
ちょっとだけ商品を店に動かしました。
あったかかったので、もっとやるべきだったのですが、昨晩から体力の消耗が激しく、情けなくも・・・・・・。
夕方、買い物に行きがてら図書館に。
今日は本の背表紙を眺めていても、なんかダメ。
ツルヤでぐるぐる回っていても、なんかダメ。
ダメダメモードのまま帰宅。現在に至る・・・。
明日は朝から雨の予報です。
やばいかも。
18日に開店できるかどうか、あやしい雲行きだ。
では。

今日も寒い1日でした

最低気温はマイナス11.4度。最高がプラス1.9度。
ときどき雪が舞う、寒い1日でした。
今日は来客が重なって、久々にパソコン作業を何もしませんでした。こういう日があってもいいかと思いつつ、何も進んでないのでちょっとあせあせ・・・。開店(ほんとの店の)も近づいてますし、うーん、こうしてまた流されていってしまうのか? しっかりしろーっ。
でも今夜はだめ。さっきお腹こわして、限界です。テツと一緒に寝てしまいます。
あ、そうそう、トドさん、テツはうちに来てますよー。(私信)
では。

過去記事に飛べるようにしました

とりあえず、こんな形ですが飛べるようにしました。
コメントとかは付けられませんのであしからず。
ブラウザの「戻る」で戻ってくださいね。
「まいにちパソコン」は、私の備忘録としてのシステム構築記録です。こむずかしげな話は、今後こっちにします。正直、ノートに書き込むよりキーボード打つほうがずっと速いので・・・(えっへん親指シフターズ)、ほんとに備忘録っす。

真冬日すれすれ

寒い寒いと思っていたら、本日の最高気温は0.4度。ほとんど真冬日でした。最低はマイナス8度。うーん、寒いですな。
2月ころだったか、MTというブログソフトを入れたくて悪戦苦闘してまして、結局断念したんですが、昨日思い出してやってみたら、すんなり入ってしまいました。ぼうぜん。
でも、すんばらしいオチもありまして。
気に入ったデザインテンプレート(もちろん無料の)が使いたかったのですが、どうもバージョンがアップしちゃって使えないらしいのです。なーんだ。
ほんと、あの労力は何のためだったんだー!
で、ここ何日かは、ついに通信販売を始めようかってことで、そのために必要なシステムを作ろうと悪戦苦闘しています。zen-cartという、オープンソース(システムを公開していて、頭のいい人たちがみんなでどんどんよいものにしていこうという、そんな感じのものらしい)のシステムなんですが、これがねぇあなた、ヘブライ語の本を読めって言われてるに等しいむずかしさ。むずかしいという段階にさえいたらず、何がなにやらさっぱり! わかりません。
もうちょっと簡単なもの、ないですかねー。
ああ、ついでにMTですが、めんどくさいです。Nucleusの方が使いやすい。書き込みもしやすいと思う。慣れればいいのかもしれないけど、結果的に、Nucleusにしといて正解でした。では。
注) Nucleusっていうのは、今みなさんがごらんになっている、このブログのシステムです。ブログって、エキサイトとかライブドアとかジュゲムとかでスペースを借りて作ることが多いのですけど(私もずっとそうしてましたが)、今のこのブログは、私のホームページに組み込まれています。えっへん。

雨の誕生日・・・・・・

忘れていましたが、今日は私の誕生日でした。
またひとつ、馬齢を重ねてしまいました。ふむふむー。
昨日は予報どおり暖かくなりました。
午前中に花屋根の去年の株を片付ける作業。抜けるものは抜いて、手ごわいのは切り取って、たまった落ち葉なんかもある程度取りました。
午後、予定どおり、苗の植え付け。
49穴種まき連結トレーを2つずつ4つ上げましたので、200株弱。欠株もあったので、180くらいかな、たぶん。まだ小さいので蕾もついておらず、ゆっくり成長してもらえればと思います。ゴールデンウィークに咲くかどうかは、この先の気温の動向によるかと・・・・・・。
サカタのタネからも新しい種が届きましたが、どれも発芽適温が20-25度と高めなので、もう少し待ったほうがいいかと思い、保留しています。発芽させるところまではいくんですが、発芽後も室内にばかり置いていると徒長してしまうんですよね。晴れた日中は外に出したいわけですが、日光はあっても気温は低かったりするので、苗の生長にはなかなか難しい環境です。
昨日はその作業だけでぐったぐたに疲れてしまい、パソコンも立ち上げずに寝てしまいました。今日は雨なので、やみ間を縫って犬の散歩をしたり、ウメと一緒に昼寝したり、マラソンを見たり、しています。
だんだん忙しくなってくるので、ペースを上げていかないと、と思いつつ。
では。
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鳥の巣箱

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もうすぐ春。
ここ何日か、鳥たちが追いかけっこをしているのをよく見るようになったので、急いで巣箱を作り、今日かけました。
これはシジュウカラ・コガラなど用(ネットで大きさを調べました)。直径3センチの穴を開けてあります。入るかなー。全部で5つかけました。
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毛が抜け変わりつつあるテツ。
あいかわらず怖がりで甘ったれで神経質で下痢症。
あれ、誰かにそっくりじゃありません?
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健康そのもの、楽天的なウメ。
この犬も誰かに似てますな。
今日の最高気温は3度ちょっと。寒い一日でした。
私はまた新しい無謀な挑戦をパソコン上で始めましたが、相変わらず進歩なく、いきなりドツボにはまっています。いえ、今度こそ、仕事に結びつくことをしようと決意したんですけどね、なんでできないんだろう・・・。
明日は暖かくなる予報です。店の掃除やら、苗の管理やらしたいな。
えっと、今月18日に、一応オープンする予定にしました。本決まりになったらちゃんとHP上で公開します。では。
えぇと、コメントはこの下の、赤い字で書いてある右から2つ目をクリックすると付けられます。念のため。

『魂萌え!』 『漂流トラック』 「DOG DAY AFTERNOON」

忘れそうなのでまとめていっときます。
『魂萌え!』 桐野夏生
桐野夏生さんといえば、直木賞をとった『OUT』以降、クライム小説あるいはグロテスク路線で名を馳せていらっしゃる。去年、『アイムソーリー・ママ』という作品を読んで、そのあまりの救いのなさに脱力してしまって以来、この作家からは遠ざかっていたのだけど。
久しぶりに読んでみました。実は実家がとっている新聞に連載されていたため、何度か目にしていたので、そこそこ安心感もありました。
うん、いいですね、楽しめる小説でした。
こういう専業主婦っていると思うし、こういう息子も、こういう娘も、いると思う。どこをとっても何の変哲もない、庶民の日常。これだけで十分、小説の題材になるんですね。もちろん、この作家の力量をもってしてですが。
私は桐野夏生さんの、『ファイアボール・ブルース』1・2や、初期の探偵ミロシリーズが好きです。その後のリアリズム・グロテスク系はちょっと。読んでみたい気はありますが、よほどこちらの体調がいいときでないと負けそうです。
★★★★☆ 星4つから3.5の間
じゅうぶん楽しませていただきました
『漂流トラック』 安東能明
初めて読む作家さんです。ミステリーです。
うーん・・・・・・。ムヅカシイな。
主題として選んだものはよかったと思うし、この主題を描ききれたら、すばらしかったと思います。残念ながら、この主題を描くために著者が作り上げた筋書きが、弱かった。最初から最後までを1本の道で通すことができなかった。登場人物は少ないのに、魅力的に描ききれなかった。いろんな事実が明確に結びつかなかった。一人ひとりの人間が抱えたもの、そこから導き出される行動の動機付けが、弱かった。
小説の冒頭に2つのプロローグが挿入されています。
特にその最初のプロローグは、完全に余計だと思いました。どうしても書きたかったんだろうとは思うのですが(そういうことってあるんだろうけど)、でも、余計だった。それを入れる必要がどこにあったのだろう? もったいない。
ミステリー小説のプロローグといえば、なんと言っても高村薫の『マークスの山』のそれだろうと、私は勝手に思っているのですが。この冒頭部分は圧巻でした。ここを読むだけでも価値があると思ってしまうくらい。臨場感アリアリの、読んでるだけで恐怖を覚える闇の山中の描写。
あれはすごかったな。
★★☆☆☆ 星2つ
生き返らせてどうする!(読んだらわかります)
「DOG DAY AFTERNOON」
読んだんじゃなくて映画ですが。ちょうど衛星放送でやっていたので見ました。アル・パチーノは好きな俳優です。
間抜けな銀行強盗の話です。あまりにも間抜けで手際が悪く、警察に包囲された後で銀行員からも「どうしてさっさと終わらせて出て行かなかったんだ」と説教される始末。ゲイの恋人やら、デブでおしゃべりの女房やら、自分勝手にわめき散らす母親やら、いろんな人間が出てきてアル・パチーノを苦しめます。
その一方で、ベトナム戦争に倦んだ市民が、アル・パチーノをヒーローに見立てて大騒ぎ。ピザの配達人なんかは大喜びでやって来たりします。
情けない人間の、情けない人生と、情けない人間関係。実も蓋もないって感じだけど、描く意味も、それを見る意味もあると思わせる映画でした。
★★★★☆ 星4.5です(半分のホシがなくてねぇ)
実話だったんでびっくり