あっちこっち

午前中は役場と銀行へ。確定申告の書類を出したり、町でやっている共済保険の掛け金を支払ったり、銀行では医療保険の手続きをしたり。滅多にこういった場所には行きませんので、なんか疲れました。
夕方はスーパーと図書館へ。矢作俊彦の新作(かな?)が「新着図書」の棚にあったので、迷わずゲット。この作家の『スズキさんの休息と遍歴~またはかくも誇らかなるドーシーボーの騎行』、まだ東京にいたころに読んだのだけどすごくおもしろくて記憶に残っている。その後、この人のものを何か読んだだろうか、そっちは記憶にない・・・・・・。
ほかには桐野夏生、篠田節子といったあたりをつまみ食い。直木賞を獲ったころの勢いこそないようだけど、とにかくどんどん書きますな、このお二方は。
久しぶりに図書館の棚を見渡すと、ずいぶん知らない作家の名前が増えていることに気づかされる。中上健二の娘さんも新作を出していた。どういう作風なのだろう、新着図書はひとり1冊という約束事があったので、今日は借りられなかったけど。有吉佐和子の娘さんも作家活動を続けているようで(こちらは新聞の広告)、なにやら安心する。なんで私が安心するんだ、大きなお世話ですよね、はい。
ツルヤの駐車場から浅間山を見ると、真っ白の山体が西からの陽を浴びて、淡いオレンジ色に染まっていた。風が強く、晴れたけど寒い一日。浅間が元の灰色に戻る春が、早く来ないかなー。