バランス椅子

だいぶ腰にキテしまいました。で、バランス椅子(もどき)に座ってます。普段はごく普通の事務椅子なのですが、足元に折りたたんである台を出し、座面を斜めにスライドさせてバランス椅子にするという、画期的な(?)椅子。たしか東京にいた時分に買ったはずなので、もう10年以上。座面がかなりへたってきたので、最近新しい事務椅子を買い、そっちも併用しています。
友人の友人が東京でMKタクシーに勤めていたのですが、ヘルニアで離職を余儀なくされそうだと聞きました。あの会社、運転手が降りて後ろのドアを開けに行くのですが、そのとき、運転席側のドアからは降りず(まぁ危険ですよね)、助手席側にスライドしていって、そっちのドアから降りるんだって。そのご友人の場合、多分その、しょっちゅう体を横にスライドさせる動作が、腰に負担をかけたんだろうということでした。
私もここ何日かパソコンを2台使ってて、その2台の間をキャスター付きの椅子で滑って移動してたんですけど、ちょっとすべりが悪く、のたくたとしとりましたんで、そのへんもよくなかったのかもしれません。
&、図書館で借りてきた『自力整体』という本の体操を、適当に真似してやってみたりしたのも悪かったかも・・・(笑)。
パソコンの方は、どうやら接続を完全に遮断すれば危険はなさそうなので、また1台体勢に戻そうと思います。ええ、アパッチとかいうものを動かしていると、外部から侵入される危険性がゼロではないと、まぁこういうことらしいです。光ケーブルになって、常時接続みたいな感じになり、アナログ時代のような「切断」ダイアログそのものが開かなくなってたので、どうやって切断するんだろうと思っていたのですが、自動でやってくれるソフトが見つかって事なきを得ました。
昨夜の雪はもうすっかり解け、また春の景色に戻りました。東京では桜が咲いたとか、こっちはまだまだだなー。
では。

夜になって雪・・・・・・

というフレーズが懐かしい方、いらっしゃいます?
昔々、NHKでやっていた吉永小百合主演のドラマ、えっと、タイトル忘れた・・・。
樹木きりん(字わかんない)と秋吉久美子も出てた、あ、そうだ、「夢千代日記」。このドラマの中で、しょっちゅう吉永小百合(ナレーション)がこうつぶやくのです。
夜になって雪、と。
で、軽井沢は暗くなってから雪になってます。久しぶりの雪。積もるのかな。
今日は日中、ロバが畑にバークを撒いてくれました。これであと適当に堆肥とか鶏糞とか苦土石灰とかまいて、がーっと耕してしまえる。でもまだちょっと先です。今日はいろいろ写真でも撮ろうかと思ってたのですが、商品の写真をちょこっとやっただけで時間切れでした。はぁ・・・・・・。時間ばかりが過ぎていくー。
カスタマイズはおそろしくドツボにはまっております。くるしい・・・・・・。でもその話はあっちでね。
今日、ネットサーフィンしていて、すばらしいサイトを見つけたのでご紹介。「柴犬姉さん座り隊」。
そーなんですよ。うちのテツもね、なんでオスなのにオカマちゃん座りするんだろうかと、ずっとずっと思ってたですよ。うちのウメもね、若いのに、先代のマリの晩年みたいな横座り、するんですよ。
先代のマリは柴系雑種のメスでしたが、オカマちゃん座りなどついぞ見たことがなく、ほんとうに死の前1ヶ月ほど、腰が抜けたように横座りしてただけなんです。あの子は礼儀正しい大和なでしこだったのですね。
このサイト、とにかく出てくる犬、犬、犬、みんな横座りしてて笑えます。お疲れでちょいと和みたい方にはお奨めですわん!
おお、今、リンクを張るためにURLコピーして気づいたけど、URLもすばらしいですね、只者ではないってことがよくわかります。
ではっ!

水の宴

『水の宴』 中上紀
全部読んでないのでイリーガルなんだけど、感想だけでも・・・。
中上健次の娘さんである。どんなものを書いているのか、まったく知らなかった。今回初めて読んだ。
短編集だったので、全部は読んでない。最初のやつを読んだ。舞台はネパールのポカラ(書かれてはいないけど)。退廃的な若い旅人と、現地の若者の交流と、ハシシと、セックスと、えぇとあと何だっけ。
イタいな。正直なところ。
出てくる人間がみんなヤスとかノブとかといった単純な偽名なんだけど、それが日本人なんだかネパール人なんだかわからない。この会話が日本語そのものなのか、それとも翻訳された日本語なのかがわからなくて、ただそれだけで読む気を半分なくした。
旅をしたことがある人なんだろう。ほかの作品もぱらぱら斜め読みしたけど、みんなアジアのどこかが舞台で、そこを旅するほかない日本人が主人公。
だけど、そっから先がなぁ・・・・・・。
唯一、うっ、と思ったのは、この短編の主人公の弟が、妹と寝る、ってくだり。
私は中上健次のよき読者ではないけれど、それでも彼がこの「妹を犯す」というモチーフを執拗に書いていたことは知っている。『地の果て至上の時』も確かそうじゃなかったか。
うーん、どう生きようと中上健次の娘。
やはり抜けきれないのか、熊野の因習からは。
アジアに逃げて行ってるのに。
★★☆☆☆ 星2つです
この時代、純文学はむずかしいな。
■■追記■■
いかん。書評とはホメるものだという師の教えを破ってしまったのだ。慙愧の念に耐えかねて、深夜、もうちょっと読んでみた。
するとだね、星2つってことはないな、と。
ダメなんだなぁ、アジアが舞台のこの手の小説は、私の個人的な履歴による拒絶反応がすごく出てしまう。フィクションに徹してくれていれば(たとえば篠田節子のように)、何のわだかまりもなく読めるんだけど。こんなふうに心象風景っぽく、あるいは純文学っぽく、アジアを旅するふうらふらで何もないうすっぺらの自分を語られると、つらいという気分が第一に来てしまう。
ということがよくわかった。
でまぁ、純文学ってほんとにムズカシイな、ってところに落ち着いた。
私が中上健次の『枯木灘』や『地の果て至上の時』や『十九歳の地図』なんかを読めたのは、読まざるを得ない迫力がそこにあったからだし、自分の方にも、読まざるを得ない何かしらの理由があったからだ。中上健次って、あのころの自分にとっては、読まなければいけない、理解しなければいけない、作家の1人だったから。誰にそう言われたわけでもないけど、とにかくそうだった。
中上紀のこれらの作品だって、そうひどいってわけじゃない。これが芥川賞を取ったって、驚かない。特に昨今の芥川賞受賞作品に比べれば、こっちのほうが上かもしれない。少なくとも日本語として、首をひねるような箇所はなかった。
じゃあ、何なんだって、自分でも何を書いているのかわからなくなってきたぞ。
この小説。今の自分には面白くなかった。もう面白い小説しか読みたくないと思っている自分には。自分にとって、今は純文学を読む時代じゃない、ってことなんだろうと思う。
ただ、ざっと読んでみて思ったのは、こういうことを思われることがいちばん嫌かもしれないんだけど、やっぱり中上健次の子どもなんだなぁ、ということ。どこか似ている。居場所がなくてやりきれないって感じとか。お前らそんなにお上手に生きてんじゃねぇよ、って感じとか(あくまでも私の受けた感じ)。
というわけで、久々に中上健次のことなんかも思い出したわけなんだが、『地の果て至上の時』が本棚に見当たらない。単行本で買ったのに。新刊の時に。どこ行っちゃったんだろうな。
★★★☆☆ 星3つに訂正
ご尊父と比べてしまい本当に申し訳ない

大塚投手、かっこよかったぞ!

今日は風もやや収まり、気温もたぶん8度か9度くらいまで上がったので、レタスの植え替えをしました。室内で蒔いて本葉が出ていたので、小さなビニールポットに1本ずつ植えて、また室内に。そのほか蒔いた草花の種は、いまいち発芽率がよくないです。元気なのはハナビシソウだけかなぁ。ダールベルクデージーとモンタナは、自家採取の種だからか、1割以下の発芽しか見ていません。残念・・・。
ついでに、こないだ植え替えたポット植えのパンジー類。せっかく屋根に上げずにいるので、ビニールトンネルを作ってその中に入れました。こうすると気温が上がるので、そのぶん成長が促されるはず。高温になりすぎることと、乾燥に気をつけないと、です。
さぁてそんなことをやっている間に、野球のキューバ戦が始まりました。ときどき見てはパソコン作業に戻ることの繰り返し。いやぁ、1点差になったときは、やばいと思いましたねぇ。大塚だっていつもいつも抑えるとは限らないんだしさ。
最後の瞬間を見損ないました。当然「あと1人」とか「もう終わる」とか、ロバが教えてくれると思ってパソコンやってて、あんまり静かだから、ボコボコ打たれるかストライクが入らないか投手が交代してるかで長引いてるのかな、いずれにしてもやばいじゃんと思ってロフトから見下ろしたら、もう画面に「おめでとう王ジャパン世界一!」って踊ってるじゃないですか! 信じられない。
ま、それはそうとして、日本は強かった。準決勝からは特に。韓国に雪辱したときは、もうこれであとは負けてもいいやと思ったけど、終わってみればキューバにも勝っちゃって。すごい。
あー、いい気持ち!
夕方、頼まれていた知人の犬の散歩とご飯やりに出かけ、帰りにスーパーに寄って、いつもより多めに買っちゃいましたよ。きっと日本全国そうだったでしょうから、経済効果もすごいですよね。この調子でもっと上向け、日本経済!
では!

すごい風

どこもすごかったようですが、軽井沢もかなりの強風に見舞われました。ここんとこずっと風が強いので、春らしさが遠のいています。
明日はどうなんだろう?
今日も気温は5度くらいでしたが、体感はほとんど真冬日でした。
八ヶ岳で遭難した登山者3人が凍死するという、いたましい山岳事故が起きてしまいました。
私は雪のある時期に日本の山に登ったことがないので、そのあたりの事情にはからきし疎いのですが、どうなんだろ、天候が荒れるということは事前にわかっていたようにも思うのですよね。でも、「わかっていた」はずなのに、予想をはるかに上回る寒気と強風が襲ってしまった、ということなんでしょうね。
この時期、下界は春なんだけど、標高1000メートルの軽井沢はまだ冬です。山は真冬なんですよね。下界とのギャップが想像力にわずかな狂いを生じさせるのだろうか。なんてことを考えてしまいました。
私は寒いので家にこもり、zencartのシステムをせっせといじっておりました。明日は本葉が出てきたレタスの芽を植え替えたいな。
では。
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重いなぁ・・・

うーん、最近自分のホームページ&このブログの読み込みが、えらく遅いような気がするんですが、みなさん見ていてどうですか? やっぱり重いですか?
一応、今借りてるサーバーは1000MBまでオッケーで、私は今んとこ60MBくらいしか使ってないんですよねぇ。それでこんなに重いんじゃ、困るな、誰か異様に重い人が同じサーバー内にいるんだろうか。それとも自分がいろいろ放り込んだりデータベース使ってるせいなんだろうか?
なんて思っている私ですが、今日は日曜日。よく晴れました。
晴天に誘われてか、お客さんも数組。お客さんというかお知り合いがほとんどで、いつものように「生きてた?」「なんとか」って会話が・・・。
晴れたのですが気温は低く、風もすごかったので、体感温度はほとんど真冬日って感じでした。外での作業をする気分にはまるでなれませんでした。風がなかったらちょこっと外で商品撮影などしたかったんですけど、ぜんぜん無理。ま、ぼちぼちいこか、ってとこでしょうか。
明日の最低気温は氷点下8度、最高気温は4度の予報です。春は名のみの風の寒さやー、って、まさにそんな感じですね。
先日設置した鳥の巣箱ですが、新築完成見学会には多数お出でいただいているのですが、なかなか手付けを売ってくれるお客様が出てこず、まだ未入居の状況のようです。では。

ぎりぎりセーフ

おっとー、あと30分ほどで明日になっちゃうとこでした。
今日はときどき小雪も舞う寒い日になってしまいました。一応、連休らしいのですが、わが家周辺は静かなもんです。
お昼前に父親を迎えに御代田までノタノタと走りましたが、その時間、軽井沢へ向かう車はけっこう多かったですね。みなさんアウトレット? かしら? 
本日、準備がぎりぎり間に合って(ウソ、まだ出てない商品いぱーい)、開店したヒマラヤハウスですが、お客様は1組だけでしたー。いや、正直、この時期はまだ誰も来るわけないと思ってたので、びっくりでした。
こんな日はほんとうにほんとうに寒い、氷河期のような冷気に満ちた店内です。灯油ストーブなんて効きゃしませんのです。そんなわけなので、あったかい日にみなさんどうぞ。しつこいようですが。みなさまと店主のヘルシーライフのためにも。
いやぁ、本日はそんなことよりも、ローカルサーバーで初めてhtmlとphpとzencartが動いたという、画期的な日でしたが、その話はあっちでします。では。

吹雪?

朝起きると、吹雪でした。なんじゃこりゃーっ!(ジーパン刑事風)とつぶやき、もう一度寝ました。で、起きるとまだ雪です。まいったなー。
未明には大雨と雷でしたが、朝になって雪。昼ごろやんで、猛烈に風が吹きまくり、ときどき日が射すという天気でした。
今日も開店準備を大わらわで続行。寒いのであまり進みません。商品もいま全部出しても早すぎるので、あっちこっちになり、混乱してしまいました。色褪せや値札落ちなどをチェックしながら並べ、ストック分は別にしたり。
そんなこんなですが、明日から開店します。
えぇ、長らくお待たせして申し訳ございません。暖かい日をねらって(ほんとにお願いします)、お出かけくださいませ。
インドからの大事な荷物は、やっぱり来ないみたいです・・・・・・(泣)。まぁ、しょうがないですね。こういうこともあるってことで。残りの荷物を仕分けして、値札付けたりもしないとなりません。うーん、イソガシイ。
月末から来月アタマにかけては、松本の展示会もあります。昨年と同じ、中町蔵シック館です。お近くの方、ぜひいらしてください。
あ、野球の話ですけど、なんとなんとアメリカが負けて、日本が準決勝に進むことになりましたね、夜のニュースでびっくり! で、また韓国戦なんだそうですね、今度は勝てるかなー。楽しみが増えちゃいました。試合はいつなんだろ?
では。

椿山課長の七日間

『椿山課長の七日間』 浅田次郎
朝日新聞で連載されていたときに、前半部分は読んでいましたが、旅に出ちゃってその後を読んでなかったので、今回まとめて読みました。
ある日突然死んでしまったデパートマンとヤクザと子どもが、自分の死に納得できず、特例措置で生き返ってやり残したことをするという、荒唐無稽な話です。この人のデビュー作だったか、『きんぴか』シリーズにすごく近い、ユーモアとおやじギャグ連発の強引な展開なんだけど、そこは浅田次郎です。泣かせのツボははずしません! 要所要所にちゃんとツボが埋め込んであり、3人それぞれ、泣かせてくれます。
舞台設定が成城、仙川、調布といった東京23区の西のはずれなのですが、実はその周辺は私が生まれ育った地であり、また、高校がそのエリアだったので、私は家族の誰よりもこの地域に深い思い出を持っており、そんなことも小説を楽しむひとつの要因になりました。話がそれますが、まだ犯人が捕まらない「成城一家4人惨殺事件」の現場も、私が高校3年間毎日ちゃりんこでかっとばしていた通学路上でございました。
★★★★☆ 星4つ
涙腺の弱い方は号泣必至

惜しかったですねぇ、野球

昨日の話ですんません。
アメリカで行われているWBC第一回大会。
きのうの試合で、日本は韓国に2-1で負けちゃったので、上に進む可能性が限りなくゼロになりました。
うーん、惜しかったですねぇ。けっこう押し気味に進んでたのに。9回に1点返したホームランも、1人ランナーがいれば同店だったのになぁ。
それにしても韓国は強かったですね、予選も入れたら2戦2敗しちゃったわけで。強いなぁ。
日本だって個々の選手の力はぜんぜん見劣りしなかったですが、勝敗って何によって決まるのかな。むずかしいですよねぇ。
韓国はアメリカに勝って波に乗ったわけだけど、それも前日に日本-アメリカ戦があって例の疑惑の判定事件があり、アメリカ的にはちょっとブルーになってたので、ああいう結果になったのかもという気もしないでもない。と考えると、いろんな意味で周囲の流れを自分の力に変えていった韓国が、強かったんだという結論に達しますですね。
強いチームが勝つんじゃない。勝ったチームが強いんだ。
と、高校時代に球技をやっていた私は、まいにち耳タコで聞かされてました。そんなことを思い出しちゃいました。
それにしても、どこが勝つんだろ。
大会前はアメリカが圧倒的に優位なのかと思ってたけど、そうでもなくて、中南米も強い強い。いやー、楽しみ。