降ったり止んだり

台風は抜けたようだけど、天気はなかなかすっきりしない。今日もほぼ曇天で、時々降ったり上がったり。
お盆が過ぎれば秋風が立つと言われる当地では、実際毎年のようにこの頃からは「涼しい! 夏はどこに行った! 帰ってこい夏!」
という雰囲気になる。ような気がする。

梅さんを連れて行ける団地に申し込んだら、審査ではねられたみたい(^^;
自営業者は社会的に何の信用もない、ということを思い知らされた。連帯保証人を立てろと言われたけど、そんなのメンドクサイし身内に頼みたくないです。頼まれる方も迷惑でしょと思う。保証会社は使えないみたいで。
となると、銀行残高証明で収入保証とみなしてくれた神奈川県公社様は神なのねと。もちろん保証会社は入れてますけどね。

そんなんでちょっと気分は下がった。
エンジェルスも弱すぎて試合を見るのも何だかつらい。

 

 DAHAAD ~叫び
インドのテレビドラマを見た。1話完結ではなく、一つのストーリーを8話に渡って見ていくもの。舞台がラジャスタンで私にとってはストライク! 導入部分の印象的な映像の数々が美しい。砂と岩だらけの風景が美しい。
話は1人のサイコパスによる連続殺人事件。犯人と警察の攻防もなかなか見ごたえがあった。インド警察のクソっぷりもよく描かれていた。
ただ話の主軸はもう1本あって、それはカーストと女性差別。いや差別ではないのか、何と言えばいいか。結婚しなければ人ではないという社会通念。親は娘に結婚を強要する、あるいは望む。しかしインドでは結婚の際に女性の側が多額の持参金(ダウリ)を払わねばならず、これが払えないがために結婚できない女性も多数存在する。犯人はそんな追い詰められて絶望している女性に目を付けては犯行に及んでいく……。
インドの闇の部分、絶望を見た気がした。

にしても本当にインドの警察官って何であんなに威張っているのか。昔の日本もそうだったのか。
残念ながら1シリーズしかないみたいだけど、続きがあるなら見たい。アマプラで見ている海外ドラマで、今年いちばんおもしろかった。

インドは本当に、貧富の差もすごいし、一つの国の中にまったく別の国があるような? ところもあるんじゃないかと思う。最近は中国への投資が手控えられてインドに移行していると見聞きする。iPhoneなんかもたぶんインドでの生産が多くなる。
インドって発展してるんですよね?(ある意味もう日本や欧米各国と変わらないんじゃないですか?)という例の多くの日本人の問いになるわけで、でも私が行って実際に見るインドは35年前から大して変わらない。私だけの感覚かと思っていたら、つい最近インドに行った旅仲間が「変わらない」と書いていたので、やはりそうなんだと。
背広を着てビジネスクラスで向かって行く人たちが見るインドという国がどこかにあるんだろうと思う。それは確かにあるのだろうと思う。でもそれがどこにあるのかは私にはわからない。

だからまた行ってみたくなる国ではあるんだなぁこれが。
ではまた