暑さ続く、明日は一服?

暑中お見舞い申し上げます

暑い日が続く。ほんとに今年は暑い。
一昨日から静岡方面に行ってきた。あちこち行って、帰りに義兄のところに寄って戻って来た。静岡も暑い! 猛烈に暑かった。

 

 『僕の女を探しているんだ』 井上荒野

実在するのかどうかが怪しい一人の男が全編をつなぐ短編集。意外にもほんわか系。
☆3.5 この人の作品の中では好きな部類だった

 『同志少女よ敵を撃て』 逢坂冬馬
本屋大賞受賞作。あまり相性の良くない賞なんだけどこれはよかった。ソ連の側から見た独ソ戦。ソ連が崩壊して残ったロシアが今ウクライナを侵略しているわけだが、時代にはその時々の地政学があったのだと気付かされる。ただかっこいい英雄譚ではなく、苦さや虚しさもきっちり伝わった。
☆4 都合の悪いことはいつの間にか歴史から消えてゆく

この小説とは関係ないが、ほんの30年ほど前の中国では、主に男性に対する呼びかけに「同志」が使われることが結構あったと思う。私も迷ったときは迷わず「トンジー(同志)!」だったな。ヒッチとかする時はもうちょっと相手をヨイショする「シーフ(師傅)!」を連呼した。因みにその頃の中国でヒッチは基本ありえないが、列車もバスもないところではそうするしかなく、しばしば世話になった、もちろんお金を払うことが前提のやりとりだった。

藍さんは変わらず元気。
ではまた