さすがに暑い

今日は車の一年点検で佐久に。待っている間は涼しい店内だけど、一歩外に出るとアスファルトの照り返しもあって熱がぶつかってくる感じ。たぶんマレーシアより暑いと思う(^^;
帰りにカインズに寄ってちと見積もりの依頼など。

さて、藍さんは11日目。
既に建っているのかもしれないと思いつつ、「建った」宣言はまだ(自信なし)。

朝の室温 22.1℃
PH10.1    26.0℃

液温も十分なので外に出さず、工房の入り口付近に置いておく。

すくもは43℃。今日は徹底的に切り返してダマをほぐす。水は加えず静置。

夕方5時
PH9.9  26.3℃
えぇとまた危険領域と言われるPH10以下の世界に。ソーダ灰を大さじ6入れて攪拌してみる。PH10.0 え、もうちょっと上がるんでない? 溶けてないせい?
ということでこれ以上は加えずに様子見。
ティッシュ染めはまぁまぁの青。昨日と変わらずと言えばそんなもん。
毛布で包んで終了。

今日はほかに午前中1点だけ裁断。大事に持っていたサリーの1つに鋏を入れてみた。鋏じゃないけど。私はロータリーカッター多用派。

 『おれたちの歌をうたえ』 呉勝浩
初めて読む作家、直木賞候補作らしい。いわゆるザ・ハードボイルド。今でもこの路線があるんだなと思った。すさまじく長くて、陰鬱。舞台が真田町、私よりも5歳前後上の世代の話なのだが、ほぼ同世代を生きた私からするともうちょっと前の時代の話か? と思ってしまった。昭和30年代ならそうかもしれないが(実際には昭和40年代半ばあたりだろう)とか、地域差のようなものはあるのかなぁとか。小学生集めて長井荷風を語るセンセイとかいるかねぇ? 的なもやもやは大量にあった・笑
話の中核となる「暗号」がまったくリアリティに欠けすぎていてこんなもん誰にも解けないだろと、解いていくのを見せられても無理ゲーと思うし、そうしてたどり着いた真相らしきものも「ん???」という感じでなんか納得がいかない。出てくる人間が全員クセありすぎで、そこまでねじくれて極端な人間ばかりが生きてんのかいと言いたくなったり。
☆3.5 確かにこれで直木賞はないだろうと思った

だけど読ませる作家ではある。他の作品を読んでみたいと思った。

ではまた