風、雨

日中の気温は上がったようですが風が強く、午後は時折雨が降ったりする1日でした。4月ももう半ばに近くなり、何もかも中途半端なままシーズン突入しそうな雲行き。はぁ・・・・・・。

きのう無事に見つかった部品を本日は完成させました。今までと同じ型紙で作ったはずが、ちょっと細め。それはそれですっきりしていいけど、要再考、です。
それと、先日やった今年最初の展示会で売れたジャケット、作った時に実は、パーツが1つ残っていたのを思い出しました。というのは、これ、パーツ毎に色を変えて作ったのですが、その時に、裁断したけど縫製の段階で気に入らずに、別の色で裁ち直したパーツがあったのです。それを利用して、また1点同じものを色違いで縫ってみようかなと、探しました。これは意外にすぐに見つかった。と同時に、保留箱からいくつか救出し、1点仕上げたり。
作り始めても、途中で気が変わってやめてしまうこと、たまにあるんですよね。保留箱はおそろしいことになっております。普段は見ないように、布で覆っているのですが、たまに開けるとすんごいんですわ(笑)

ミッドナイト・バス  伊吹有喜

少し前にテレビで紹介されているのをちらっと見た記憶があったので、図書館で見かけて借りてきました。新潟と東京を結ぶ深夜バスの運転手と、その家族の物語。
こういう雰囲気の小説を読むのは久しぶり、というかいつ以来か覚えていないな、と、まず思いました。中学生の感想みたいなことを書いてしまうと、これは、やさしい人にしか書けない小説だな、と。これほど著者の人となりが文体に出ている小説というのも、そう、多分そういう小説を読むのが久しぶりなのだと思いました。もちろん私はどんな人が書いているのかを知っているわけではないけど、いやでも、わかるよ。
ポプラ社の賞をとって世に出た人と奥付で見て、とても納得してしまった(もちろんよい意味で)。
☆4.2  しかし自分は夜行バスで寝られた試しがない(笑)

今まででいちばんよく寝たバスは、ラサの空港から市内までの2時間ほどの移動の時。トラブル続きの旅でくたびれ果てていたのもあり、また、せいぜいが1000米あるかないかの土地から一気に3600米まで高度を上げたというのもあって、初めて見る風景を目に焼き付けようと思うのに寝てしまい、自分の頭がゴンゴンガラス窓にぶつかる音を聞きながらなお、起きることができませんでした。間違いなく高度障害、酸素が脳にいかないから眠くなる。
ラサ、どんな街になってるんだろう・・・・・・(興味はあるけど行かなくてもいいかと思う自分です)

明日は寒くなりそう、ではまた