朝の散歩の途中、林の縁で色づいていたウルシの木(たぶん)。ウメが引っ張るので片手撮りしましたが、意外にぶれずに写ったみたいです。
これも近所の林で撮りました。こっちは黄色く色づいています。木はウルシ(?)、何でもウルシに見える・・・(笑)
昨日設置した来客センサー、今日は開店と同時にスイッチを入れておいたら、早速鳴りました。ピンポーン、見ると、ご近所の人が。うちで植えている果樹の剪定をしに来てくれたのでした。ところが、この日の主な剪定先であるスモモは、もろセンサーの感知範囲。その方がいる間、鳴りっぱなしになってしまうので、電源で切りました。
午前中のお客様は、そんなわけで私が庭にいる時にお見えになったので、センサーはなくても大丈夫でした。開店準備が間に合ってませんでしたが・・・。
午後は自宅の2階で作業中(縫い物とかパソコンとか)に2回鳴りまして、その2度ともお客様でした。すごい、誤作動なしじゃないですか! 付けてよかったです。何でもっと早く付けなかったのかと・・・。
数日前に、莫言という中国の作家の小説『四十一炮』を読みました。小説全体としては、さっぱりよくわからない話なのですが、舞台は動物を肉に加工する「落とし」の村で、そこでは肉に水やホルマリンを注入して目方を増やしたり色をよくしたりして、暴利をむさぼっているのです。その村長の言葉が印象に残りました。要約ですが、「国中みんなが肉に水を注入している。ウチだけが水を注入しなくなればどうなるか、たちまち村は飢え死にだ。いつかルールができれば従うだろう。しかし、それも他の全員が従ったのを確認してからだ。最初にルールに従うなんてバカじゃない限りするわけがないだろう・・・」
今朝、テレビで中国の毒野菜の特集をやっていて、見ていると確かにすさまじい農薬の量と回数です。それを半裸で撒いてる・・・。無知って恐ろしい。中国人はマジで野菜をママレモンで洗って食べていました。ママレモン! ありえない・・・。
今の中国は、金を儲けるためなら何でもありで、悪いことだろうが何だろうが何にでも手を染める。それを押しとどめる社会力、のようなものがないのではないかと思えます。歯止めがきかない。抑制する力がうまく働かない。すこし前までなら、共産党の下部組織のようなものが網の目のように張り巡らされていて、常に監視の目が光っていたのではないかと思うのですが。その監視の目は、国に対する反逆には敏感でも、社会的モラルやら道義的責任やらにはまったく鈍感なのでしょうかね。
どこまで突っ走るのでしょうか、この国は。
そして卑近な問題として、いま中国に行ったら、いったいどこで何を食えばいいのでしょうか?(もう遅いか、散々毒菜も水肉も苛性ソーダ入り麺も食べてしまっただろうし)
週末はそこそこのお天気で行楽日和と予報が伝えています。
今日の夕方からぐっと冷え込んできました。松本もかなり涼しかったようです。
ではまた。
10月12-14日は松本蔵シック館で展示会を開催しています。お近くの方、お立ち寄りくださいませ。