新作パンツなど

今日2つめです。明日にしようかと思ったけどネットに上げてしまったので。

  カディ生地のワイドパンツ 別布ポケット付き

茶系の本当にナチュラルなカディ生地で作ったパンツ。何本も作ってますがまた作りましたの。ポケットもカディ布です。

  カレンの手織り布で作ったワイドパンツ

ぜーんぶ手織り布、接いだところにハンドステッチ。さっき上げたスカートと同じものの色違いの生地から作りました。カレンの手織り布が素晴らしい。だんだん消えていく布の一つです。

 

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なんだか今日は「泣きたい夜に」の気分で、アルバムを探してたらそれより先に3年前のコンサートの音が見つかったのでそちらを聴いてます。いいですわ~~~~~~。いま最後の曲、ヘッドライト~を聴いてるとこ。
あ~~~~~。
レコード聴いていればそれでいいと思っていた若いころの自分に、「それは違うよ~~~」と教えに行きたい!
そして、今年は、ぜひぜひ普通のコンサートを・・・・・・、所望いたす。ぜひともお聞き届けいただきたいっ。
あ、フラグ立ててます???

 

でんでら国  平谷美樹

時代は幕末、舞台は東北、小さな藩のこれまた小さな村の、姥捨て伝説を元にした小説。時代小説ではあるのだけど、ファンタジーの色彩が濃い。高齢化社会である現代と不思議にシンクロする部分が多く、著者の意図もまたそこにあるのだろうと思った。お上の言うとおりに従順に生きるのが昔も今も日本人の典型的な姿だと思うが、このでんでら国ではそれを超越した者たちが活き活きと生きて老いてゆく・・・・・・。
物語の最後で、でんでら国の知恵者が情けない武士に対して言う言葉に、著者の祈り、願い、決意がこめられていると思った。
☆4.5  限りなく5に近く。5でもいい。傑作

初めて読む作家さんだったので、ぜひほかの作品を読んでみたい。でも最近の本の表紙ってなんでこう漫画みたいなんだろうね? いやこの本ではないんだけど、アマで見たらほかの本の表紙が・・・・・・。

ではまた

待望の雨

やっと降りました。いつ以来だろう・・・・・・。
夜半から降って今日のお昼すぎくらいまで。そこそこしっかり降ってくれましたので、畑やガーデンは一息つきました。潅水もいいのだろうけど、一時にどばっと水が来るのではなく、じわじわさわさわと少しずつ間断なく水が来るというのが、やはり自然なのじゃないかと。雑草にも恵みの雨なのがちょっとね、困るけどね~。

 

  カディのシンプルすぎるスカート

  カレンの形はシンプルなスカート

先月作っていて、アップするのを忘れてました・・・・・・。いかんいかん。

カディの方は、本当にこれ以上ないくらいシンプルな形で、シームポケット1つです。
カレンの方は、ぱっと見シンプル? 3種類の生地を4枚接ぎにして、それぞれの接ぎの部分にはカレン族お得意のハンドステッチがびしっと入っています。生地も3種類ともカレンの手織り木綿。腰機で織る布です。

カレン族、タイの人は(私の友人は)「カーリヤーン」と発音するようですが、タイ北部の山岳民族です。その多くは隣のミャンマーから逃れてきた人たち、その末裔。ミャンマーは少数民族を差別する国なので、多くの民族が闘ったり逃れたりしています。最近では海へ逃げたロヒンギャの人たちがニュースになっていましたね。
ずいぶん前になりますが、タイ北部を回っていた時に立ち寄ったカレン族の村では、漢字がわかる人がいて、なぜかと聞いたら、中国雲南省→ミャンマー→タイ、と逃れ続けた人生だったと話してくれました。中国から逃げたのはたぶん新中国成立の頃のことでしょうね。1949年の前後。ミャンマーに逃れたけれどもそこでも迫害され、そしてタイへ。でも国籍がないのでパスポートもないんだと話していました。今はどうなっているのかな。

西の方は梅雨入りしたようですが、軽井沢は明日は晴れる予報。まだまだ花粉も飛んでいるし、うーん。
長江の事故はなかなか救出が進まず、時間だけが過ぎていくようで何とも言えない。ではまた