梅雨中休み

昨日、今日と梅雨の中休み、今日は午前中は快晴に近い晴れ間でした。

  桃に袋掛け

今年はなり年のはずですが、既に色々と虫にやられてます

  順調な藍1番苗畑
草丈30センチほどに育ちました。このまま順調に伸びてほしいものです。

 

バラ、あちこちでいろいろと咲いてます

  これから咲くアジサイ

  どくだみ、咲いてきたので干してます

  たまには起きてるウメ

昨日は一日、庭の木を剪定したり、畑いじったり、桃に袋かけたり、していました。
今日は朝から粉をこねてパン生地を作り、ピザ生地を作り、石窯の炎が仕上がるのをお待ち申し上げ、お待ち申し上げ、途中でウメに発酵中のパン種を踏んづけられ、待ちくたびれてでろーんとなってしまったパン生地をガス抜きしてまたまとめ・・・・・・、の1日。窯に振り回された。あ、ウメが踏んだのは、ラップとキャンバス布の上からなので、まぁ大丈夫だったのですけど。結果、ピザはオーブンで焼いた(笑)、パンはまぁまぁうまく焼けました。火の加減がなかなか難しいですね・・・・・・、次回はもうちょっと・・・・・・。

 

  降霊会の夜  浅田次郎

浅田節ぶっちぎり。前半は特に、浅田次郎が好きで読んでるのなら泣くこと請け合い。後半はそうでもないと思う。
で、このお話ぜーんぶが○○でした、という件は安直といえば安直だけど、ま、バレバレでもいいのが浅田次郎の小説だから。
☆3.8  メトロに乗って、に近いな

「あのころの大人には節操があって、買う気もないのに店の敷居を跨ぐことなどはなかった。」
昭和2~30年代の描写なのだけど、40年生まれの私も、「店に入ったら買って出なさい、買わないのなら入ってはいけない」と、大人から教えられて育った。
今、そんなふうに教えられる子どもはいないと思うし、店というものは入って遊んで何も買わずに出てもよいものだと考える人のほうが圧倒的に多いと思う。日本人の考え方が大きく変わったということだろう。
こんな風に、日本人が持ち合わせていたマナーとか道徳といったものをさらっと書ける作家は、案外浅田次郎あたりが最後なのかもしれないなと思いました。池波正太郎なんか読むと、かっこいいとはこういうことだ、粋というのはこういうことだと、教えられますよね。自分が若い時だったら、例えばタクシーに乗って「お釣りは取っておいて」なんて言えないし言うべきでもないけれども、だんだんとそういう年齢に近づいているのかな、と思ったりします。ま、タクシーには乗らないんだけどね・・・・・・。

百田なんとかさんという作家が、沖縄の新聞社は潰れろと、言ったとか書いたとか。
すごく話題になった永遠の0という小説は、機会があったら読んでみたいと思っていたけど、多分読むことはないだろうなと思いました。
自分が原稿用紙のマス目を埋めて銭もらってるのに、いったい何を言っているのか、理解不能。
大学時代、卒論ゼミの教授(現代文学)が学生に発破かけるのに、「論破せよ、論破せよ、論破せよ!」とおっしゃっていたのを思いだしました。私は「情」の人間で「論」にはまことに弱かったので、特にそう言われたな・・・。百田さんとやら。沖縄の新聞を論破したらいいんじゃないの?

明日も晴れる予報のようでした。ギリシャがこじれてますねぇ、どうなることやら、ではまた~