おもしろかった

昨夜というか今朝、は当然ぐーたら眠っていてリアルタイムでは聴いていないのですが(物理的に無理? 入るのかな?)、ネットに落ちていたので夕方聴きました。みーさんのオールナイトニッポン1時間の話。
いや面白かった。
というかこの人って、30年前とぜんぜん変わってないの?
喋り方とか、なんだろうね、昔の録音を聴いているのと錯覚しそうでした。
そして、4月から、再びレギュラーでラジオをやるんだそうですよ。月1回ではあるけれど、2時間のオールナイトニッポン。そんな真夜中に起きていて平気なんでしょうか・・・・・・。
初回放送は4/14だって。午前3時かららしいですよ。

上の1行を調べるためにぐぐったら、みーさんがこのラジオ番組をやっていた時期がきちんと出ていて、1979年から86年までの8年間だったそうです。
個人的には、中学3年から大学3年(一浪含むw)。
最もよく聴いたのは、浪人から大学2年までの3年間だったと思います。でもそれも、聞き逃すことも多かった。私は大学3年になる時に就職して2足のわらじになったので、それからは殆ど聴く機会はなかったかと。
だからこのラジオに関して、ものすごく思い入れの深い人がたくさんいると思うのだけど、私はそれほどでもないんですよね・・・。自分のことで忙しかったからな~。先が何も見えなかったし(誰でもそうだと思うけど)。

『ツアー1989』 中島京子
初めて読む作家です。タイトルと、帯に「香港で消えた旅人を追ってなんちゃらかんちゃら」とあったので、どんな話かと思って読みました。1989年に募集された香港ツアーで、1人消えた人がいる、その人は帰国しないままどこかに消えてしまった、というのがお話のベース。というかまぁ、そんだけなんだけど。
小説の話は置いて。
1988年に初めて中国に行ったとき出会った人が話してくれたことを思い出しました。彼女の知り合いが新婚旅行で香港に行き、奥さんがブティックの試着室に入ったきり消えたそうです。ご主人が必死に探したけれど見つからず、一度帰国し、ご主人含めた家族と、そして彼女(中国語が話せる)が一緒に香港に渡り、警察その他もちろん領事館などにも協力してもらいつつ探したけどダメだったと。だから香港では、決して試着室に入ってはならないと、後ろに別のドアがあって攫われてしまうと、繰り返し諭されました。
よくある話で都市伝説だよと哂う人もあるかもしれませんが、少なくとも彼女の話は本当だと思う。
1989年には自分も春に香港に行っていて、胡耀邦死去のニュースをそこで聞き、その2ヵ月後に天安門事件が起きました。
そんなことを思い出しながら読みました。
☆3.0 カオサンのパッカーだけはリアリティがあった(笑)

朝のうち雪、その後やんで強風が吹き荒れ、寒い一日でした。当然真冬日。ではまた

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