降ったりやんだりの天気が続いていますね。いつになったら晴れるんだろう。梅雨のようです。
あまりに降るので樹木が水を吸いすぎて、スモモは実割れがだいぶ出てきました。毎年同じことを言っているから、夏の大雨はいつものことなのでしょうが・・・。
作家の小松左京氏が80歳で亡くなられましたね(26日)。
高橋も生きていればその年齢だったのか。
小松左京と高橋和巳は京都大学文学部の同期で、京大三羽鴉と謳われた秀才でした。3羽だからもう1人いるんだけど、思い出せない、ごめんなさい。
小松左京は子どもの頃しか読んだ記憶がなくて、日本沈没あたりが最後かな・・・。星新一と共によく読みました。短編がおもしろ怖かったな、「くだんのはは」とか。いちばん好きだったのは「木静かならんと欲すれど」です。
まだ当人が生きている間に依頼される弔辞を嫌って書かなかったと、少なくとも高橋が亡くなった頃にはそのように書いていました。もっとも当時と今とは違って、FAXや電送が出来るようになってからは、訃報に接してからの弔辞でも間に合うから書いたかもしれない。
「生涯ただ一度」と断って書かれた高橋への弔辞は、何度思い返しても胸に迫るものがあります(文献探しましたが見つからず、正確な年代がわかりませんが、没後かなり経ってからだったと記憶しています)。
高橋の倍生きた。
ご冥福をお祈りします。
昭和1ケタの作家で残っている人はあと誰だろう。
大江はたしか10年だったような・・・。
明日も雨が降りやすい天気のようです。ではまた