写真が取り出せたー

もうダメかと思ってかなり心配したSDカード。
今回の旅のために、直前に近所のホームセンターで買った2ギガのSD。今どきはもう、SDの上のカードが多いと思うのですが、私のニコンD50はSDしか使えないので、とほほ。
パソコンに差し込むと、一瞬読み込み始めるんだけど、ぱっと消えちゃって、以後は「ドライブにカードを挿入しろ」みたいな表示になってしまって、取り込めない状況になってました。
今日、思いついてカメラと直接つないでみたら、なんとか取り込めました。
ほっ。
同じ瞬間って、二度とないんですよね。
当たり前のようだけど、同じ場所でたとえ同じ季節の同じ時間でも、同じ瞬間は二度とない。すべては一回性なんですね。

今日は蒸し暑かったけれど、夕方から雨になり、かなりしっかり降ったので畑は大喜びです。
きゅうり1株にアブラムシが繁殖していたので、木酢ニンニクせんたくのりスプレーをしましたが、どうかなw
ほかは野菜類の生育は順調。葉ものが空梅雨でいまひとつなのを除けば。

アムド(青海省チベットエリア)の写真をちょっとだけ。


いきなり飲んだくれている写真でどうもすいません。
西寧から1日がかりで着いた同徳カワスムドという町で、右端のイケメンにナンパされ、ついフラフラとついていったらば、こういうことにあいなりました。標高3000mなんだよ、ここ! 普通は飲んだらダメなんだよ!
因みに一緒に飲んだのは全員チベタン、右端イケメンとその隣は兄弟、私の横は兄貴の同僚、既に酔っ払って茶碗でビール飲んでる・・・・・・・・・w で、その左手は私に「干せ」と勧めてる!
この人たちの飲み方ときたら。
誰かが何かいいこと言う。すると全員で立って、「かんぱーい」で、干して座る。このくり返し。溜まっていく緑色のビール瓶。青島ビールの生。1本8元もするらしい。何本空いたのか、わからん。
そもそも何でこの人たちと飲んでいるのかわからないんですけど・・・w


今回、最も思い出深い宿といえましょう。白玉という町の旅社。深夜12時、土砂降りの中、濡れ鼠で飛び込んできた日本人を、泊めてくれてありがとう。多分ここ、ガイジンを泊めたらあかん宿だと思う。一緒に宿を探してくれたバスのおっちゃんも、ありがとう。1ベッド15元。今回いちばん安かった。


白玉の町。お寺の裏山に登って撮りました。小さくていい町だったなぁ。この谷をずっと行くと、久治チクディルという町に至り、その先に、四川省のアバがあります。たぶんあの山の向こうだよ。今はひどいことになってて行けないんだけど、いつか開いたら行く。アバから逃げてきた人と約束したから。


ヤクを連れたアムドのおばちゃんたち。
「珍しいのかい? 触っていいよ」
と、触らせてくれた。ヤクに触ったのは初めてかも。どうだろ、今まであったかな、ゾッキョ(ネパールにいる牛とヤクのあいのこ)はあるけど。

アムドはほんとによかったな。
また行きたい。
そんときは、成都から一発でアバまで入って、そのまんまアムドに入っちゃおう。
今度は骨盤バンドを忘れずに!

今回のチベットの話は、また別にどこかでちゃんと記録しようと思ってます。

今日が中国共産党建党90周年の日だったんですね。ニュースでやってました。
中国という国の、前へ前へ進んでいく力は、ものすごいです。
国歌も「前進前進前進進!」だしね。
13億が全力で前へ進んでる、豊かになろうとしてる、我こそが我こそがと目の色変えてる。
この国とどう付き合うかが、いちばん重要でいちばん難しいことになるんだろうな。

明日はすこし涼しくなりそうです。ではまた