雪、氷

先日、首都圏でも降った雪は軽井沢では15~16センチ積もりました。湿って重い雪。除雪が大変です。
どけたところはもう乾いているけれど、そうじゃないところはすっかり雪に覆われています。気温もぐっと低くなっているので、融けた所が凍ってスケートリンク状態。歩くのに難儀します。


カワラヒワ だと思うんですが。
写真だとあまりそうは見えないけど、緑色がきれいな鳥です。羽は鮮やかな黄色が混ざってます。


羽の黄色がよく見えるかな。これもカワラヒワ だと思います。

雪の後、わが家の餌場はかつてない盛況ぶりで、いつものカラ類に加えて、ミヤマホオジロ、カシラダカ、ヤマバト、さらにはアトリ、さらに滅多に見ないカワラヒワやシメの群れも来ています。餌台には来ないけど、イカルの群れも近くにいます。ひまわりの種は、やってもやっても、あっという間に売り切れます。

このところ、日中は確定申告やら仕入の清算やらリスト作りやら、除雪やら。
夜8時になると、ER15 の複数本立が始まり、今週になってからはなんと、毎晩4本立てです。
ただでさえ「てんこもりの悲劇・ER」。
4本立てはきついですよ、かなり。

シリーズが始まって3年くらいしてから見はじめたER。ずいぶんよく見ていたものですが、ここ数年は見ていませんでした。やっていることも知らなかった。最後に見たのは、ルカとカーターがアフリカの難民キャンプにいるところとか、アビーが妊娠してるのに患者に拉致されちゃう、といったようなシーンでした。何年前なのかな。
シリーズ15作目、これでおしまいなんだって。だからなのか、サービスで、ERを去っていった役者さんが出てきます。ちょっと前はER創設に携わった人が出てたし、グリーンも出てきた、一昨日はエリザベスがデューク大学の外科部長になって凱旋。昨日はカーターが帰ってきた~! と思ったら、さすがはER、透析患者になってて、ハッピーじゃないのね。今日はカーターが死ぬのかもしれない。はぁ・・・・・・。

というようなわけで忙しい。今日は晴れですが気温は低く風も強いです。今週は寒そう。ではまた

つらら


店の北側の屋根から下がる氷柱(つらら)。
今日は気温5度ほどになりました。屋根の雪が融けて流れてのぉ~ぇ♪


水滴が落ちる瞬間。スローシャッターになればいいんだけど・・・。


周囲を石に囲まれた地温が上がりやすい場所に出ていたフキノトウ。
3月ですよね~。

ときどきYoutubeを見て動画をダウンロードしていたのですが、前の方法ではできなくなっちゃって。
いろいろ検索して新しい方法を見つけて、何とかできるようになりました。

このところ、自宅でも仕事でも旅でも、使っているカメラはほぼ、リコーのGX100。24ミリからの機種で、買ったときはそれなりに高かった。5万くらいしたかと思います。
このカメラ、レンズキャップとかいろいろ不満もあるけど、写りはまぁまぁだと思ってるし、寄れるのもいいです。
ただ、250グラムしかないんですが、旅先で、持ち歩くのがめんどくさい・・・・・・(笑)
もう、これから先は、「世界最小最軽量」にこだわろうかと思っていた矢先。


これは・・・・・・!
フジフィルムのFinePix X100 という新製品。
こんなカメラなら使ってやってもよござんす。
23ミリF2の単焦点。重さは300g切ってる。
レトロな作り。たぶんファインダー付き(大事だ)。
オリンパスのペンなんかがこんな感じじゃなかったですか?
これならいいなぁ、かっこええし、単焦点にも惹かれるぞ。潔いカメラは好きだ。
で、値段は?
は?
12万円?

やっぱり、世界最小最軽量に向くか。100g切ってるカメラも出てきてるみたいだし。
ポケットに放り込んでおけるカメラが一番、ってこともあるわな。
防水防塵で100g切ってきたら、買いますw 

ではまた

連続真冬日

寒いですね。


餌台に来る鳥の中でいちばん多いのがこのシジュウカラ。背中が緑色できれい。全部が全部緑色ではないけど、オスメスの違いなのかな?

降った雪が解けて凍って、ツルツルになっています。餌も探しにくいのか、野鳥がひっきりなし。ヒマワリはあっという間に売り切れます。補充しないと催促される。


最近よく来るようになったシメ。左の鳥。餌台に居座るので、ほかの鳥が迷惑。シジュウカラが背後を襲ってヒマワリくわえて遁走するところ。


シメはカラ類より一回り大きくて、目つきが悪い。でもカラ類たちもよほどお腹が空いているのか、シメがいても果敢に何とかしようとしています。

ちょっと前に書いた「流亡記」ですが、もしかして勘違いして覚えているのは、井上靖の「楼蘭」じゃないかと思えてきました。手元にないので、そのうち図書館で調べてみよう。図書館にあるかな?

何だか背骨が溶けたみたいに何もできない日々が続きます。なんだろうね。
明日は真冬日を脱する予報。ではまた

予報どおり真冬日

予報どおり、最高気温はマイナス1度で真冬日でした。晴れたけど風が強く寒かったです。
今日は佐久病院へ定期検査に行ってきました。悪いほうへは転がりだしていないそうで、ひとまず安心。
なまもの だもん。これからも色んなことがたくさん起きる。前見て歩いていかないとね。

西域のイメージ写真w
1988年に初めて行った中国の、これは「かよくかん」の近くです。タイヤがたぶん30インチより大きかったと思われる人民自転車「鳳凰」号を借りて、えっちらおっちら荒野を走って見に行った、長城の一部。そう、万里の長城の西の果てです。ここが終点かどうかは定かではありませんが。風化して崩れているただの黄土の隆起。正確には日干し煉瓦の成れの果て。小説「流亡記」で主人公の男が積んだ煉瓦の成れの果て。


これがたしか街道でね、かよくかんへ行くには右のほうへ山を登っていったんじゃないかな。自転車が大きすぎて、子どもが大人用に乗ってるような大変さでした。砂利道だし。風強かったし。23歳の乙女1人、ようやるわw
♪ 心守歌 ♪ の話の続きですからね、ここまで。

大学入試の携帯電話によるカンニング、とうとう逮捕されたんですってね。なんてハイテクなの? そして、その割に、なんておマヌケなの? と思うのは私だけではありますまい。なぜ持ち主が特定されない携帯電話を闇で買わなかったんだ、不思議でしょうがない。買うのが難しいのかな?(もっとひどい犯罪に使われるから、買うのが難しいというのはよいことですが)

社会的制裁は既に十分に受けているし、本人も反省&後悔してるだろうし、許しておやんなさいよと思いますね。
悪いことをしたのは事実だけど、目的が遂げられなかったんだからそれでいいじゃない?
少なくとも、人を傷つけたり侵したりする犯罪じゃないもの。
誰だって、一度くらい覚えがあるはずだしね、カンニングw  あるでしょ? あるはずだよ? ほんとにない?
あたしゃあるよ・・・。

大相撲の力士の携帯メール履歴を全部調査しないのはどういうわけなのかな?
こっちは金が絡んでるのに。

明日も真冬日、今日より寒い予報です。ではまた~

心守歌、流亡記

中島みゆきさんに「心守歌」という歌があります。アルバムのタイトルにもなっている歌です。残念ながらyoutubeにはないみたいです。残念と言っていいのか・・・?

この歌を聴くたびに、開高健の「流亡記」をイメージしてきました。

♪目をつむればいつでも膝の傍らを
風に揺れる野バラの枯れ枝がつつく
凍る石の褥にひとり目を覚ませば
ほつれかけた上着の裾が風を聴く♪

西域の、荒野が目に浮かびます。時代ははるか昔。
黄土高原のあたりか、さらにもっと西のタクラマカンの北あたりか。
イントロを聴くだけで広がる乾いた大地の風景。
嘶く馬、舞い上がる砂塵、白い布の天幕、労働する男たち。
そんなイメージがふつふつと湧きあがる歌です。


久しぶりに読んでみました。
「流亡記」は古代中国の、万里の長城を作る頃の話。次から次へと侵略され続ける西域の町が舞台。そこに暮らす男のあきらめきった独白で小説が成り立っています。やがて男は狩られ、長城建設の奴隷工として別の町に引き立てられていき・・・。
まったく救いのない小説です。人の営みはすべて何の意味もない。
(『パニック・裸の王様』に所収、新潮文庫)

なんか違うな・・・?
と思ったのは、この出だしかな。
おや? こんな書き出しだったか、この小説は・・・。
読み進めても、やっぱり何だかイメージが違う。
場所と時代的にはオーケーなんだけど、私のイメージの中の「流亡記」は、西域の市場の雑踏の中に異民族の女が連れてこられて、そのすさまじい美しさに主人公が圧倒されて・・・、というような書き出しだったと思うのだけど。

井上靖かなと思って、持っている本を開いたけど、そこにはなかった。
他にこの手のものを書きそうな人は誰だろう。中島敦? 
まさか和巳じゃないよね。もっとメジャーな、よく読まれる小説のように思えるんだけど。
井上靖かな、やっぱり。
知ってる人いたら教えて。

まぁ、「流亡記」でいっこうに構わないのですが、この曲のイメージとしては。
このアルバムは発売当時あまり聴かなくて、初めてタイで越冬したときに、よく聴いたんです。明るい日差しが降り注ぐチェンマイのアパートや街なかで、よくこの歌を歌いました。ゆっくりなので歌いやすいのw 当時の私の歩調にぴったりだったんです。

自分が旅を続けているからか、数多い曲の中でも旅をテーマにした歌はやっぱり好きです。
その旅は、どこか別の場所に行く旅のことだけじゃなく、人生という旅をさすのだ、とは理解しつつも、ね。

まとまらん。
いい、ER15  観る。
明日は真冬日、ではまた

織りの村(ラオス)

赤土がむき出しの道をトコトコと三輪で走ること数十分、ようやく村に着きました。
織物の輸出によって、今ではラオス一成功した村としても知られているここは、ラハナムといいます。6つの集落がまとまって、村を形成しているらしい、です。JICAなど国際機関が現地調査をするときに、よく使われる村でもあるらしい。事前にネットで調べていたら、この手の資料がたくさん出てきました。外部とのつながりのある村、と考えたらいいでしょうかね。閉じてはいないというか。


これは、一緒に三輪に乗った若い坊さん2人が降りた家。村の建物もこんな感じで高床式が多かったです。タイ、ラオス、ベトナム、中国のここら一帯(たいへん漠然としておりますが)には、こういう建物が多いですよね。おそらくですが、プータイ族だと思われます。

ラオス語の全くできない私を乗せて、運転手さんはあっちで訊ね、こっちで訊ね、してくれました。
私が唯一話せる有用な言葉は、「はたおり!」
この一言であっちこち訊ねまわってくれる運転手さんの、なんと親切なことだろうか。

村の中心部あたりには、染めた糸を干している家や、実際に機織をしている家もたくさんありました。仕事を見せてはくれるんだけど、残念ながら売ってはくれません。みんなサバナケートの会社と契約していてそこへ送るんだとか。

「というわけでね、ここには何もないよ」
と言う運転手さんに、
「いんや、どんな場所にも、天邪鬼はいるはず、その会社と契約してない人はいるはず」
と、「はたおり」の一言にすべてをこめてさらに村の中を巡ってもらい、そして、売ってくれるという人の家にたどりつきました。


セバンヒヤン、という名の川。
織物を売ってくれた人の家は、この川の近くにありました。


布を三輪に積んで町へ帰る、図。

町まで戻って、市場の前で三輪を降り、しばらくすると、バスが一台やってきました。三輪のおっちゃんが止めてくれた。サバンナケートまで行くバスです。荷物を屋根に積んでもらって、座席はなかったので前のほうのエンジンの上みたいなとこに腰掛けて、70キロ。ちゃんとサバンナケートに日帰りできました。着いたら夜だったけどw

翌日、たまたま通りかかったので、ツーリストインフォメーションに立ち寄り、「行ってきましたよ」と報告しました。
「えっ? どこに? まさか村に行ったの?」
「はい」
「ど、ど、どうやって? 詳しく教えて!」
「市場からソンテウに乗って、町まで行って、そこから三輪で村に行って、町に戻って、パクセから来たバスをヒッチしたんですよ(ていうか、これ、アンタが教えてくれたとおりやん?)」
「えーっ、そうなんだ、ほんとに行けるんだねー、へぇー、しかも日帰りで? うわぁ、すごいねぇ、実際に行ったって話聞いたのは初めてだよ」(おいおい!)

布は、藍の香りが紛々とする、実に素敵な布でした。ストライプの生地なんかも、よく織っているみたい。発注する人や会社によって、どの家がどんなものを織るっていうのは違うと思いますが。

ちゃんと筋道通して行けば、もっときちんとしたものを、きちんと手に入れることはできるのかもしれない。
でも、自分は自分のやり方で今までやってきたし、これからもそうでありたいと思ってるんです。
次回また行って、布を手に入れられるのかどうかはまるっきりわかりません。わからないけど、無駄足かもしれないけど、それがわかっていて行くのが好き(笑)  Mなのかも・・・

そんなようなことで、織りの村訪問は無事に終わりました。

軽井沢は昨日、今日と雪。積雪はさほどではなく、除雪車も出ません。
昨日は友人と歌うたい。今日は高崎の親のところに行ってきました。確定申告、しなくちゃです。
明日は晴れて気温もプラスになりそう。ではまた