マシン油散布とえんどう種まき

暖かい朝で、空も晴れているのですっかり天気予報を忘れ、張り切って今年最初の外仕事。
果樹にマシン油を散布しました。
今までは石灰硫黄合剤というのを撒いていたのですが、その500mlサイズが生産中止になったとかで、店の人にこれを勧められました。同じですよ、ということで。同じ? 成分は違うけど効果が同じということですね。

散布を終えてから、畑のほんとにほんのちょっとを耕してちゃちゃっと畝にして、えんどうを蒔きました。
普通の場所では、えんどうは秋に蒔いて冬越しさせてそろそろ収穫?
ここ寒冷地軽井沢では、早春に蒔いて初夏の収穫になります。
畑に蒔いたんだけど発芽するでしょうかね。気温がね。今日は暖かかったけど。

夕方から弱い雨になりました。
何だか、何をしていても、どこか上の空のような感じ。いかんですね。
花粉症の影響もあるような気がしますけれども。

その年の最初の畑仕事の時には、手袋をせずに素手で土に触ることが多いです。今日もそうでした。
まだ鍬を入れても下の方は凍っていて跳ね返されることも多いのですが、晴れて気温がすこしあがれば表面はふかっとしてます。長い冬の間、土に触るなんてことはできないので、春最初に土に触るのはとても気持ちいい。
もう少ししたら、レタスやキャベツなんかの種まきも始めようかな。でもまだ大分先のことですが。

連休ですが、地震後だしガソリン等も心配だしで、さすがに別荘にほとんど人けがありません。天気も悪いし、今回は見送った人が多いのでしょうね。
しかし何でもかんでも自粛で縮こまっていっては、復興のための経済力に悪影響が。消費行動は今までどおり、むしろ積極的に欲しいものを買う、みたいな感じでもいいのかもしれません。私はそうしようと思います。

明日も雨の予報です。気温も低い。ではまた

少しずつ

おはようございます。
アクセスするたびに時代♪が鳴ってしまうので、とりあえずこれだけ消しました。
びっくりさせた方、どうもすみませんでした。
今朝の軽井沢は晴れていますが花粉がかなり来ているようです、とほほ。

テレビ等を見ていると、ようやく少しずつ、いろんな動きが本格化しているようですね。町全部が疎開したり、あちこちで被災者、特に病人や高齢者を受け入れ始めていたり。自衛隊と消防庁による原発への放水作戦も、遅きに失した感は否めないにしても成功しているようで、とにもかくにも最悪の状態ではないようです。

それでもなお、数万人の方が安否不明のままというのが。
一日も早く見つかりますように。
心から祈ります。

タイの親しくしている人から、「だいじょうび?」とメールがきました。地震という英単語、辞書引いて書いてくれたんだろうなぁ。「私は震源から遠いから大丈夫、だけど何万人もの死者になりそうで悪夢のようです」と返信しました。

今日は暖かかったのですが、明日はもう下り坂。夕方から雨になりそうです。
そうそう、今日の夜7時ちょっと前の地震は、軽井沢けっこう揺れました。余震も続きますね。

外がすごく明るくて、見上げたら月が。満月間近?
ではまた

ルリビタキ

写真が大きい割には鳥は小さいのですが、夕暮れ時に庭に来たルリビタキ。背中が青くて、脇のあたりに鮮やかなオレンジ色があります。この鳥は、ピッピッとリズミカルに尾羽を上下させるので、遠くても「おっ」と気づきます。

もしかして、まだ鳴ってますか、時代♪
しかも音量調節できないやつが。
昨日の記事の四角い箱、左下のボタンを押してばっさり止めてやってください。
もちろんお聴きになるならどうぞ。

私の中ではここ数日、わが祖国は風の彼方と、波の上が鳴りっぱなし。
今日、ツルヤに行ったのでタンカレーを見てみたら、けっこういい値段だったのでしばらく唸ったあげく退散。
カレーの種類ではありません、念のため。
(いつもはここでやめてたいへん不親切なので、今日はちゃんと解説、ジンのブランド名です。加えて、これが歌われてるので、どんな味なのかと思って)

品出しを始めましたが、とにかく寒いです。店の中で吐く息が白いですもん。晴れた日中ですよ。
例年だとそろそろ1箇所だけでも開店する時期なのですが、今年はもうちょっと遅らせます。次の週末あたりを一応予定していますが、天候によって決めたいと思います。
今年は服の仕入も比較的多くしましたので、ちょっとまた雰囲気が変わる(同じ?)かもしれません。

もひとつ例年だと、そろそろ我慢できなくて室内で種まきを始める頃なのですが、今年はそんな気分にもまだなりませんね。まぁ、毎年最初に蒔くものは、たいてい徒長して生育いまいちになってしまうので、これでいいのかもしれません。無理したらいかん。

ではまた

原発ももちろん心配なんだけど

[消去]
ここに置いていた音声ファイルは消去しました。   
今日のは、先日のように怖くない。誰もが知っている「時代」。やさしい、やさし~い歌唱。最初にアップしていたのはテレビ番組の録音で2番がなかった・・・。よってCD版に変更しました。午後9時40分。長さは3分ちょいくらい。今ね、とってもリクエストされてると聞いたので。

なんていえばいいか、原発はもちろん心配だ、万が一にも爆発でもしようものなら、とんでもないことになる。多くの人命が、重ねて失われる。今いちばん防がなければいけないのは、もちろん、原発関連の事象の悪化だ。

そりゃわかっているのだけど、何だかね、人の関心がそっちに向かってしまって、もう、津波災害のほうは単純な数のカウントの段階に入ってしまったようで、とってもつらい。
死者の数も、行方不明者の数も、安否不明者の数も、毎日増えていく。あちこちの自治体が発表する安否不明者を足したら、もう2万とか3万とかの数になってしまうのじゃないか。あまりにも多すぎる。

数として数えられてしまうと、人はその瞬間に、人という生き物からただの物体になってしまうような気がする。
1000、2000、3000・・・・・・と、増えていくその数のひとつひとつに、
その瞬間までいのちがあって、家族や仕事があって、
本当にそのひとつひとつに、
1冊の小説になるだけの物語があったのだということを、
思いたい。

「時代」、聴き終わりましたか。
ではまた

寒いですね

軽井沢も最高気温1度と真冬並み。明日は真冬日予報。被災地でも雪が降り、気温が下がっているとニュースが伝えています。せめて暖房。みんな離れたくない事情はあるだろうけれど、ちゃんと暖房できて布団があってご飯が食べられる場所に、一時的に疎開してもらったらどうなのだろうか。既にごく一部で始まっているようだけど。

どうなっているのだ原発。

仕事をしよう

テレビやネットのニュースを見ていると、何も手につかないのが実状なのですが、
仕事をしよう。
と決めました。

4月の始めにやることになっている、展示会の葉書を作りました。
久しぶりにイラストレーターやフォトショップに触りました。
ペンディングにしていたことにケリをつけたりもしました。

値段付けやら、商品の撮影やら、在庫チェックやら、やることはまさに山のようにあるんです。
仕事をしよう。
落ち着いて。

地震の直前に図書館で、井上靖の「楼蘭」を借りてきました。私が行く図書館は割と小さくて、井上靖なんていう古い作家ものは「閉架」にあるのね。わざわざ職員さんが持ってきてくれるので、本当はパラパラ見て違ったら別のものを物色したいのだけどそれもできず。で、借りてきて、読んで、ぜんぜん違いました・・・。
「敦煌」の中に、そういうシーンがあったのか・・・。もはやまるっきり、わからなくなってしまいました。
***このへんの話は、開高健の「流亡記」の続きです***

ときどき開高健が読みたくなって、読むんだけど、そのたびに全集を買おうかなと思います。図書館にある開高の全集は、赤いコンパクト版で割りとかっこいい。4万7千円で買った高橋和巳の全集は、デカ版で、しかも地味なグレーに墨文字。まことに高橋っぽいと言えば言える?
実は大江の作品集(初期~中期かな、学生時代に買ったもので、今は布の下敷きになってます)を持ってるんだけど、誰か開高と交換してくれないかな。
大江はぜんぜん読み返したくならないんだよね、昔はけっこう、そうですね、初期のものは割と好きだった、中期のものは、理解しなくちゃいけないんじゃないかと思って読んでたかもしれません。

原発が、毎日1個ずつ壊れていくのはなぜなんだろう・・・・・・。
昨日もその前も、冷却装置が壊れて、燃料棒が露出したような気がする。
今日もそんなことを言われていて、ものすごいデジャヴ。
明日は4号炉が壊れるんだろう。
ほんとうに大丈夫なんだろうか・・・。

今日15度まで上がった軽井沢ですが、明日から数日は寒くなりそうです。ではまた

・・・・・・・・・・・・

刻々と伝わる情報は、被害がまさに想像を絶する規模であった、これからもさらにどんどん増していくばかりだ、ということを我々に知らしめています。
第二次大戦の敗戦以後、日本を襲った最大規模の災害であることは、もはや疑う余地もありません。
失われた人命はもちろん、家屋、町、道路、鉄道、畑、田んぼ・・・・・・。
そのあまりの多さ、被災地の広さには、言葉を失います。
これからどうなっていくのか、どうするのか。
復興と言えるものになるまでにかかるだろう長い時間と膨大な苦労を思うと、慄然とします。
家族を失った方々は、その事実を抱いたまま乗り越えていかなくちゃならない。
ほんとうに、何も言うべき言葉が見つからない。

また

どうぞ

1人でも多くの方が生き延びられますように。

ツルヤで買い物中に揺れました。最初は自分の眩暈かと。そのうちに揺れが大きくなり、棚のものが落ちたりして、地震だとわかりました。建物の外に避難した人もいたくらい(自分も含めて)の、軽井沢ではあまり経験のない揺れでした。柏崎地震の時に、このくらい揺れたかもしれません。ただ、今日は大きかったし、長かったし、繰り返しました。

ついこの間、ニュージーランドで大きな地震があったばかり。
「地球が怒っている」的な言い方は、自分は好きではないしそうは思わないのですが、
全体的に地球が細かく動いている(?)のかもしれないな、とは思います。

明日何が起きるか、はもちろん、1分先に何が起きるのかもわからない。
こんなに科学が進歩しても、やはり地震の予知は難しいものなのですね。
明日になれば、被害の大きさが徐々に明らかになっていくのでしょう。

みなさん大丈夫でしたか?
ではまた

それがいいかもしれないなぁ

夜のニュースで、ダライ・ラマ14世が、そろそろ最高指導者の立場を後進に譲りたい、と発表されたと報じられていました。
前々から、ご自分の地位継承の際には、今までのように転生者を探すのではなく、選挙で決めた後継者に託したい、と発言されてこられたので、いよいよその時期が来たのだなぁと思いました。

14世が亡くなってから後継者を決める、あるいは転生者を探す、などということになると、様々な問題が発生してうまくはまとまらないでしょう。転生者にとっては生命の危険もある。求心力のある14世が決めてしまえば、多くのチベット人は納得する、それを受け入れるでしょう。
どんなふうに決まるのかな。
権限を委譲しても、しばらくは14世がサポートしていくのでしょうから、そうね、今がその時なのかもしれないですね。

さて、軽井沢は今日の最高気温が1度。真冬並み。
でも陽射しは思いのほか強くて、雪もけっこう融けていきます。融けて凍るので困るんだけどね。あと、地表は融けても10㎝下あたりは凍っていて(土が凍っているんです)、融けた水が下に抜けない、よってぐちゃぐちゃになるんですよ。これが歩いたりするのに難儀。
早く水が抜けないかな。まだまだかな。

そういえば今日の夕方、久しぶりにルリビタキを見つけました。青とオレンジが本当にきれい。餌台には来てくれません。

ではまた~