A kindness is never lost

インターネットのニュースを見ていたら、タイ国バンコクのスラム街で、東日本大震災への募金が行われているらしい。「友好国日本を助けたい」と、既に数十万円が集まったのだとか。
一日数百円の稼ぎしかない人々が、募金をしてくれるなんて・・・。
以下ニュースからの転載。
~タイ政府は14日の閣議で、日本への支援予算として総額2億バーツ(約5・4億円)を承認している。 タイの外国に対する災害援助としては異例の額で、タイ政府は 「日本は過去50年にわたりタイの開発を支援した。 今回は日本がこれまでタイに示してくれた友情と連帯に応える機会である」としている。
タイ政府は被災地へジャスミン米1万トン、もち米5000トンといった食料のほか、衣類、毛布などを送る。 日本側の要望があれば救援隊も派遣する。 また、総勢34人の医療チームを送り、成田市のタイ仏教寺院で、日本在住のタイ人の治療、健康診断を行う。~(転載おわり)

タイ、たいへん頑張ってくれています。ありがとう、感謝します。

あまり伝えられないのだけど(おそらく中国への配慮)、台湾もまた、政府として2億8千万円の義援金を出してくれる。テレビのチャリティー番組で市民から広く募金を募ったところ、21億円相当が集まったそうだ。
台湾は親日的な国(残念ながら認められていないけど)だとは知っていたけれど、あの小さな島で、こんなにたくさんの人が助けてくれるとは、本当にありがたい。
最近は台北を通過するばかりの私だけど、今度からトランジット中にもお金使いますw

ブータン国王からは8000万円相当の義援金。ありがたいが、そんなに拠出できるのかといささか心配にもなる。

そのほか、アジア各国はもちろん、世界各地からの援助が報じられています。ありがたいですね。
日本は今までどちらかというと援助するほうの大国でした。国連での拠出金も突出して多い。「日本は金持ちだから」と、そのままスルーされてしまってもさほど不思議ではないかのように思えていたのですが、あにはからんや、そうではなかった。
捨てたもんじゃない。
そう思いました。

私が憎みつつ愛するお隣の中国からも、義援金や救助隊などが続々と。ありがたいね。ネット上では悪意に満ちたデマが流されているけど、いくらなんでも救援隊として来ている彼らが現場で泥棒とかありえないから。
むしろこの国がね、よその国(しかも大嫌いな”小日本”)の危機に際してこういう行動を取れるようになったのだなと、何だかそれに感激するし、もちろん感謝する。後で巨額の請求書が・・・・・・w 来ないでしょう。

5月の神田祭が中止になるらしいですね。
今月中とかなら自粛もわかるのだけど、5月か。やったらいいのにね。いろんな売上を義援金に回せばいい。
江戸時代のたしか深川の大火の直後、「今やらんでどうするんでぇ」と江戸っ子たちが奮闘し、お祭りを成功させたっちゅう話を、たしか山本一力の小説で読んだことがある。祭りが神田祭だったかどうかは不明。でもそれで人々は活力を取り戻していくんだって話だった。

何だか話がばらばら。
タイトルの英文は、情けは人の為ならずの意。
たしかこの諺は、「相手の為にならないから、情けをかけてはいけないよ」と、誤解して覚えている人が多いと、テレビで見たことが・・・。
言うまでもありませんが、「人の為にしたことは、回りまわって自分に返ってくる」、という意味です。

静かな連休が終わりましたね。今日は春分の日。軽井沢は一日雨と深い霧でした。花粉は飛んでいるらしく、目が腫れぼったいのと、くしゃみ連発中。今こんなで、ピークが来たらどうなるのだとびくびく。ではまた

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