手織り布から

新しく2点作りました。

半コートみたいな感じ。ショートコート? 袖は8分くらい。9号で作りました。ゆとりのあるデザインなので、実質9号、通常は11号を着る私にもゆったりめでした。
青の生地はタイ北部の村で織ってもらったもの。非常に太い糸を織っているので風合いがいいのですが、縫製はいくぶんむずかしかった。ミシンで叩くと畝を潰すような感じになってしまうので、手縫いをあちこちに使いました。ボタンは木製、ポケットと袖口は麻のバティック染め。


写真あいかわらずイマイチ。同じ手織りの布で作ったパンツです。
腰周りから足元までうんとゆったりさせて、裾のところでタック(ダーツ?)を何本か入れて少し細身にしてみました。そのぶん一番裾の部分に重さが出たので、はいた時にうまくおさまります。


ポケットのところだけ、ちょっと刺子で遊び。
刺子用の針ではないので、頭を抜くのが大変で(布地もけっこう強情)、指が痛くなりました。そのうちに針も買おうと思います。

この生地は、藍染めでお願いしたのですが(糸染め)、しっかり染まらなかったので少しケミカルで色を足した、のだそうです。この村ではいわゆる藍建ては行っておらず、生葉染めだったので色が薄かったのでしょう。藍+ケミカルということで、うちでは取り扱っています。

あちらこちらでクマが山から下りてきて、人が怪我をしたりしていますね。わが家もツキノワグマ生息地にありますから、しかもどの人家よりも最も山に近いところにありますから、他人事ではありません。
今年はドングリなどが不作だと言われています。このあたりはどうでしょうか、確かに、雨のようにドングリが降るという感じではありません。多い年と比べれば少ないのかも。クリはそれなりに落ちていますが、例年よりは遅いと思います。量は・・・? 少ない木もあれば多い木もあるような気がする。


射殺されたツキノワグマ。
鉢合わせれば人が怪我をしたり、最悪の場合死に至ることもある動物ですから、止むを得ない場合もあるのでしょうが・・・・・・。

言葉持たない命よりも
言葉しかない命どもが
そんなに偉いか
・・・・・・
(小さき負傷者たちのために・中島みゆき)
という歌のフレーズを想起させられました。

この歌はちょっと直截すぎて、自分はいささか苦手であったりするのだけど。
動物愛護を讃える歌ではありません、念のため。

クマとヒトができるだけ出会わないですみますように。
クマは里に下りてもヒトなんかに見つからないように、賢く行動しますように。
食うものがなきゃ冬眠もできないよ、こっそり来て食って帰るようにね、イノシシみたいに。

ではまた

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