そろそろ夏野菜

うーん、やっぱり7月も半ばを過ぎないとダメなんですね、軽井沢の夏野菜は。早めに暖かい群馬で苗を買っても、適当な時期に佐久で苗を買っても、ビニトンで初期生育を促しても、やっぱりこの時期。でも例年よりは早いかな、ほとんど変わらないかな。前に「トマトはお盆から」と書いた記憶があるので、それに比べれば早いんだけど。
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もうじきとれる。明日かあさってか。
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これはもう昨日2個とった。シシトウが1本ネキリムシにやられたのが残念じゃ。ここまで来て、って時期に、このようにしてパタリと逝くこともあるので、やっぱり1株だけ植えるなんてのは危険なんですよね。
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トマト。これは、えー、中玉かな。白く汚れているのは石灰です。
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いつものお客さまからもらったニジマス(ですか?)。開いて塩して干して。あす燻製にするつもり。でも雨かもしれない、どうしよう・・・
夕方、キャベツを収穫したら、てっぺんあたりに穴が開いている。デカいフンもたくさん散らばってる。やられた! その穴に水をジャージャー入れたら、案の定でっかいヨトウムシが2匹出てきた。夢のような御殿での生活はたった今終わったぞ! とばかりにあの世に送った。ヨトウムシ、大嫌いです。
先日決まった芥川賞と直木賞、今回はひじょうに順当な受賞だったようで、とうとう北村薫さんがとりましたね。って、私はこの作家、ほとんど読んだことがないのですが・・・。前に1冊読んで、ちょっと違ったというか、それ以来読んでない。
『君の中の見知らぬ女』 高橋たか子
珍しく図書館でこの人を見かけたので借りたのですが、すいません、私にはこの小説のよさが全く理解できませんでした・・・・・・。「私は成っていくものなのよ」という、この一言だけわかりゃいいみたいなんだけど、その背景に描かれる西洋の男女のこともよくわからないし、とにかく難解でした。
ご存知ない方のためにあえて書いておきますが、この方は故・高橋和巳の奥さん。夫婦で作家だったのですよ。ただしたか子さんは和巳の存命中はあまり書いていなかったかな。修道院に入っていたこともあるキリスト者。今は日本にいらっしゃるのかな。
大雪山系で遭難事故。夏山での低体温による事故は後を絶ちません。起きてしまった今は誰でも言える、なぜ停滞しなかったのか、なぜ引き返さなかったのか、なぜツェルトを張らなかったのか、なぜパーティーを分断したのか・・・・・・。その瞬間、その答え(行く)を出してしまったのだから、運命としか言いようがないのか。でも答えを出したのは亡くなった人ではないのかもしれない。山で判断を他人に委ねるということは、まさに命を預けてしまうことなんだな、とあらためて思いました。
どうなんだろう、リタイアしてもう時間がある中高年なら、ツアーではなく、個人であるいはグループで、時間の制約なく山に行ったらどうなんだろう。雨なら停滞。風でも停滞。しんどかったら引き返す。そういうことが、自分だけ、自分たちだけなら、できるんじゃないか。と、思うのですが。
ああ、だけどほんとうに、こんな天候でさえなければ何ごとも起きなかったのですよね。ご冥福をお祈りします。
ソフトボールの高山樹理投手がボブスレーで冬のオリンピックをめざすとニュース。
そうか、高山投手は、北京で金を取っていないんだった。
もし北京に行けていれば、この判断はなかったんじゃないかと思ったりもする。だってもう32歳。いまさらながらに思う、なぜ高山投手を代表選手からはずしたのか。あのライズボールは他の誰にも引けをとらないすごい球だったのに。
もろもろいろいろ。ではまた