氷点下10.6℃!

冷えたー。
氷点下10.6℃とか、この時期にしてはかなり低い。1月2月なら当たり前にある数字だけど、まだ12月半ばだからなー。
それにしても寒い……。

午前中は工房であれこれ。裁断、縫製はしなかったけど、片付けたり、一部撮影用に布にアイロンかけたり。
今使っているアイロン台は、ごくごく普通の(?)、でもデカい、平たい板。足などはなく、裁断用の台の端っこに載せて使っている。デカいのが取り柄。なんせ長尺の生地を扱うことが多いので、よくある足のついてるおしゃれなアイロン台なんかでは役に立たないのだ。
カバーが汚れるので、何度も自分で付け替えたり上に乗せたりしながら使ってきたが、熱がこもるのは置き方からして避けられない。こもるというか、何と言うか。それと、霧吹きの水分も簡単には抜けないのが気にはなっていた。
やはり、ここは一番、気合を入れて、プロ仕様の(しかし安価な・笑)アイロン台を買おうと思う。長いことよくこの台でやってきたもの、なのかもしれない。
ちょうど年末で、今年の売上と経費を出し始めており、精査したところゴーサインが出た(出すのも自分だ)。ということでさきほど注文した。

午後、銀行と郵便局を回って記帳したり、ちょこっと買い物したり。
寒いのでパッパッとやることやったら帰る! という感じだ。それでも日中はプラスになったので、真冬日だった昨日よりはマシだった。
夫はその後友人宅へ出かけて、板をもらってきていた。友人も人からもらった板で、使わない分をくれたというわけ。

今夜からまた雪になりそうで、この辺りもどっさり降ったりしないか心配。ではまた

 

軽井沢は積雪なし、真冬日

全国あちこちで大雪に見舞われている様子、車の立ち往生も困るなぁ、水とか持っていればいいけど、あとガソリンが少なければエンジンかけっぱなしにもできないだろうし。自衛隊が出動するらしい。このへんも前に国道が数十キロに渡って完全に雪に埋もれてしまった時に、自衛隊の救助に頼ったことがある。こういう時にとにかく頼れる機関があるというのはありがたいことだと思う。

軽井沢は昨夜の雪が2~3センチ積もっていた程度で、日中晴れたので建物の北側を除いて溶けたと思う。-8℃~-2℃くらいの真冬日で、12月としては寒い。去年は暖冬で少雪だったが(不在だった)、今年は酷寒の大雪だったら辛い。

去年の今頃は、インド南部のフォートコーチンという海沿いの町にいた。
去年の今日

昨日、午前中は工房で親戚にあげるマスクを作ったり、生地の点検をしたり。
夕方から、そうだアイロンを新調しようと調べ始めて、アイロン台も新調するかなぁと検索いろいろ。本当にプロ用のアイロン台もある(10万以上する)が、私はそこまでのものを必要とはしないと思う。今30代ならともかく、どちらかというとゴールを考えなければいけない年代だし。
てなわけで、とりあえずはアイロンを発注して、アイロン台はもう少し考えてからにしようかと思う。

そんなこんなで寝て、夜中の2時半頃に強烈な腹痛が来襲。意識がある間にと夫を起こし、その後予定通り半分意識がない状態に。
ほんの数年前に知ったのだが、血管迷走神経反射、という症状だそうだ。病院に行ったわけではなく、あくまで自分でそう判断しているだけだけど。

ストレス,強い疼痛,排泄,腹部内臓疾患などによる刺激が迷走神経求心枝を介して,脳幹血管運動中枢を刺激し,心拍数の低下や血管拡張による血圧低下などをきたす生理的反応。(迷走神経反射 日本救急医学会・医学用語解説集から抜粋)

私の場合は純粋に「はらいた」で起きる。ストレスや恐怖で起きたことはない(と思う)。学校の朝礼で倒れるのは何だろうね?(倒れる子だった)←たぶん起立性低血圧とか起立性貧血とかだと思うんだけどね。
あぁ、そうそう一度だけ、生まれて初めて採血をした時に、失神したわ! あれはたしか中学1年か2年の時、血液型を知らなかったので(いま思えばほんとかと思うが)調べておかないとと、母親が勤めていた保健所でやってもらってぶっ倒れたんだった。痛かったわけじゃないし、血を見て、かなぁ?

で、純粋はらいた系のこれ。
これでググると出てくる赤の他人の引用だけど、

「この世の終わりかと思う痛み」
「血の気がサーッとひいて目の前真っ暗、冷や汗だらだら、手足のしびれ、悪寒」

これに尽きる。痛い→血圧下がる→脳に血流がいかない→意識低下、だと思う。

この症状名を知る前は、あんまり腹痛が激しいのでショック状態になっているんだろうなぁと思ってた。まぁ合ってはいるかな。
私の身内にはこういう風になる人間はおらず、自分の体質なのだと思う。完全に意識を失うことは稀で、大抵は意識はある、あるけど動けないし口もきけなくなる。あと、上の引用では「悪寒」となってるけど、私はピークの時には逆に暑い。そして呼吸困難ね。その後正気に戻り始めると、昨夜なんて外は氷点下8℃だから、急激に寒くなるけど。

で。
これ、私は年に多くて数回、ない年もある。発症は比較的遅くて、少なくとも高校生まではここまで酷くなったことはないように思う。体力があったから持ちこたえていた可能性もあるかもしれないが。若い頃は何か重大な病気かと思って病院に行ったりもしたけど結局何もなくて、今は体質だろうと放置している。
こうなることがある、というだけで、普段は特に問題なく生活しているし、インド行くわ6000m登るわ、どっちかといえば元気だと思うので、その点は心配なく。もし同じような症状が現れる人がいれば、病名を知ることで多少とも気が楽になるかと思う。大丈夫、私の経験からは、「これでは死にません」。

死なないけどものすごく体力を消耗するらしく、今日は一日だらだらして過ごした。
この寒さはまだ続くらしく、真冬日連続予報。寒い……。

 

寒波とテン

朝起きると雪が降っていて、こんな様子だった。


数センチ積もった


これは午後
気温が殆ど上がらないので、木に着いた雪が溶けない。


キラキラして綺麗だけど、寒い

午前9時頃、店の屋根にテンがいるのに気が付いた。ちょっと距離があって間に木もあるから写真撮るのが難しい。


屋根から下りてきた


畑と店の間を歩く


立ち止まって


オットがスマホを手に外に出ると、半分逃げながら、「こっち来るかな? 大丈夫かな?」と覗いてる。


「こっち来る? 来ないよね?」って顔してる(^^;


なかなか利かん気な顔をしてますなぁ

慌てて望遠レンズを付けて撮ってみたけど、やっぱり手持ちだとブレブレだー。
それにしてもテンもかわいいにゃ、でも肉食なんだけどねこのヒト(^^;

GO TO トラベルがようやく一時中止に。だけど12/28からと、まだ2週間も先の話らしい。その前にクリスマスとかもあるけど。
判断が遅いよね。
緊急事態宣言も、国民が「もういい加減に出しやがれ」と言い始めてから出たし、もしかして、国民が言い出す(つまり民意が醸成される)のを待つというのが安倍~菅政権の方針なのか。
そういえばニコ動で「ガースーです」って挨拶した、って今日叩かれてるのをテレビで見たけど、まぁそれはどうでもいい。どうせなら「call me ガースー!(どや顔)」くらいの小技は効かせてほしかった気がするが。

大掃除中。今日はこの家に暮らし始めてから一度も動かしたことのない自室の机を動かしたら、久しぶりのミニぎっくり。多少掃除が出来たのはよかったが、進展が望めなくなった。
明日は最低気温マイナス6℃の予報、最高気温は2℃の予報。白目。ではまた

 

字浅間山から字富士山へ

タイトルは冗談ではなくて、我が家の正式な住所は大字追分字浅間山だ。不動産屋に、この字が欲しくてこの辺りを探す人も多いと聞いたがほんとかどうかはわからない。その字浅間山から字富士山、これは山梨県になるんだけど、そこに遊びに行ってきた。知人がいて前から一度と言われていたのだけど今年はコロナだし何だしで、この時期に。

標高はほぼどっこいだが、向こうの方が南になるせいもあり、多分向こうの方がすこし気温も高いような、いや目くそ鼻くその類だけど(笑)。
ものすごいリアルログハウスに圧倒された。いわゆるカナディアンログ、一時期は本当に流行ってこの軽井沢にも専門店があったくらいだが、今はそんなに人気でもないような気がする、どうだろうか。
これまた知人に、このカナディアンログを作る仕事をしている人がいて、かなり昔の話だが、「本物の男は本物の家に住まなきゃならん」と言っていたのが妙に記憶に残っている。もちろんその人の自宅もカナディアンログだった。私たち夫婦はそもそもホンモノとかじゃないし、正直なところ金額的にまったく無理無体な話だったので、カナディアンログには縁がなかった。その代わりに、夫の兄が我々にまったく不釣り合いな立派な木造の家を建ててくれて、結局、本物の家に住むことにはなった。

山梨の前に静岡に行ってしらすや桜エビをお土産に買い、富士あたりから北上してその字富士山に向かった。富士山は少しかすんでいたがよく見えて、立派できれいな山だが登るのはどうよ……、という感じ。意外とてっぺんの方がすっと痩せてるんだな。20歳前後で一度だけ登ったけど二度目はないな多分。

いつもわが家の商売を気にかけてくれるその知人に、「もう生地を売っちゃいなさい! 作るんだって時間も手間もかかるでしょう、生地売っちゃいなさいよ!」と叱咤されて、ちょっとクリーマあたりで見てみたら、木版更紗と称してシルクスクリーンの生地が大量にしかも安価で出品されており、まったくもう……という気分になる。売る方からは騙したもん勝ちだし、買う方からは信じれば救われる……、救われますか? 知らぬが仏、とは言うけどねぇ。

とまれ、なんにしても行動が早い知人に刺激されて帰宅。迷っているうちにどんどん時間だけが過ぎていくのは避けたいな、とつくづく。

とまぁそんなことをやっているこの数日。今日は家の片付けと掃除をそこそこやった。店からこちらに運んだ生地などもきちんと片付けて、人間の居住空間を確保した。これから年末にかけてぼちぼち大掃除ですな。ではまた

ハウスの菜っ葉が元気


ハウスの中のコマツナやロケットなどなど

直接雨風が当たらないのがいいのか、霜も直接には当たらないからいいのか、ハウスの中の葉物が元気。外だとなかなかこういう風にはならないので不思議。


外だとこんな感じでしょぼしょぼ……


緑肥としてライムギをまいたんだけど、ウサギが食ってる!

鹿ではないと思う、鹿ならもっと大胆に下手すりゃ畑全部食べると思う。足跡もないし、今年監視カメラにウサギがずいぶん写っていたので多分ウサギ。


ハウスの中のキャベツの苗
このまま冬を越すといいんだけどちょっと無理な気もする。ビニールでもかけておけばいけるかな?


店エリアと自宅エリアの境界に夫が作った門みたいなもの。
何となく、ナガ族の村の入り口みたいに見えないこともない。


近日中に医療関係の人と会う予定なので、マスクなぞ作ってみた。小さいものを作るのも存外大変。端布をマスクにしちゃえばと思ったけど、それはそれでこれに足るだけの端布ってそうはないわけで、うまくいかん~。

今日は雲が多く、最高気温はたぶん5℃前後かと。どんどん寒くなる。今年の冬は雪が多いんじゃないかと先日会った友人が言ってて、気になる。ドカ雪は勘弁してほしい……。ではまた

 

初雪、端布の整理


起きるとうっすらと雪が積もっていた

最低気温は軽井沢で氷点下4.4℃。ここは軽井沢よりも標高が高いのでもう少し下がっているかと思う。
寒くなってきた……。

さすがに日中はプラス(とはいえ6℃とかそんなもん)なので午後には雪は見えなくなった。


重い重い腰を上げて、端布の整理。
いちばん奥のビニール袋は、処分するもので町指定の袋に入っている。
手前は大体種類別に分けてみた小さな布の山。
ただし、思ったよりもないんだよね・・・、どこかにどっさり置いてあるのだろうか? 何より今年の端布がほとんど見当たらなくて、エアポケットにでも吸い込まれたのかという感じ。それかどこかにどっさり……???

使えそうなサイズのものをざっくりと種類別にして袋に詰め、工房の端っこに並べてみた。いつか出番が来るのかどうか、わからん。

午前中から始めて4~5時間かかってしまい、すっかり疲れる。
明日以降は工房の片付けを予定。何よりやりたいのが型紙の整理。今年は大判の封筒をいつも買い忘れてしまい、型紙を作っても片付けられずにそこらに放置している。先日やっと買ってきたので、これらを封筒に収めて何であるかを明記しておかないと。

では

着物からのコートやっとこ出来た

しばらくかかりきりになっていたコートがようやく出来た。まだボタンは付けていないので一応、だが。ボタンホールが苦手なのでスナップボタンにしようかと考え中。飾りに付けるボタンはくるみにしようかな……。

 よせばいいのに~♪
これも解き着物から取り出した真綿 保管してあるものの中でよさそうなのを選んで、型紙にほぼ合わせて裁断。足りない部分、薄い部分には足していく。たいへん不格好な状態だけど、自分のだからいいのだ。

 前身頃左右に真綿を乗せた状態

因みに真綿を乗せたのは裏地の方。ベンベルグキュプラのするっするの生地に真綿を乗せるので、ある程度固定することが必要。手縫いで縫いまくる。ほんとは縫い合わせる地縫いの前にこれをやっていれば、縫えたのかもしれない、でもそうすると合わさる部分は厚みが出る、そこをどう考えるかだと思われる。今回はこのやり方で。って、次回はないと思うが・笑

さすがに袖にまで真綿を入れる気力はなかった。

 表地
衿を付ける。この時点でほぼ地縫いは済んでいる。衿の付け方は色々あるが、今回は綿も入って大ごとのため、表と裏で挟んで縫ういちばん簡単な方法に。チャイナ衿なので出来る方法かもしれない。


上と同じ段階での裏地。これでもかと真綿が乗っている(^^; 固定のために手縫いで縫いまくったが、手縫い糸の減りがこんなに早いのは初めてだった。
表地がウール混でかなり摩擦が大きいので、片面が表地になればそれなりに固定されると思う。

衿をつけながら表地と裏地を合わせて、裾を残してぐるっと一周。このあたりで裾の裏地に矛盾があることに気付くがもう仕方ないのでそのまま進行。
肩の中綴じ。総裏自体初めてなので、もちろん初めての作業。

 袖の突合せ
表袖と裏袖を袖口で縫うわけですが、考えずにやると絶対に「どんでん」できない。それぞれ裏返しの状態で付き合わせて、袖口同士を「中表」にして縫う。まったくもってアクロバティックな……。これ考えた人はすごいな。
自分でやってみても、なんでこれで「どんでん」できるのかわからないもんなぁ。洋裁って面白いなぁ。

んで、袖の中綴じ。

 後ろ身頃で前身ごろを包み込んで
この状態で脇線の中綴じ。

さぁ、いよいよ「どんでん返し」だ。出来るのか? 裏付きノースリーブのどんでんではまりまくった過去がよみがえる。

 おぉ、返った!
袖はチャイナ風に袖先細めで折り返してもいい感じにした。その部分は見返しが付いている。

 こんな感じになった♪

こうして完成画像を見ると、なんでこんなに手こずったのか自分でも不思議だが、総裏はやはり難しい、そして中綿、それもシンサレートとかじゃなく真綿(しかも使い古し)とか罰ゲーム並だったのだと思う。
箱布を左右一緒にすればさらによかったな、向かって左の箱布にラインが入っちゃってる、まぁご愛敬ということで。
あと、裏地があるとほんとに着やすいんだなと実感した。これ、裏地がなければ、脱ぎ着の際に結構摩擦で引っかかると思う。

久しぶりに頭も使い(結局計算ミスで裾裏が一部カッコ悪くなったけど)、知恵も使い、初めてのことを本と首っ引きで作業して楽しかった。燃え尽きた。

***

昼頃に出来たので、午後は町のごみセンターへゴミ出しに。そのまま佐久へ回って買い物数軒。車で走ってたら「白菜100円」という看板があり、引き返して白菜とキャベツを無人販売で買う。それから友人宅に寄って静岡からもらってきたみかんをおすそ分けした。友人宅には一時期白菜が4つあったそうで、今年は豊作&暴落であちこちに回ってるみたいだね~と言っていた。

師走に入ったせいもあるのか、人出はどこも多い。コロナが早く落ち着けばいいのに……。ではまた

 

 

思いがけず

今日も朝から工房で作業の続き。
で、届いたばかりの新しいやつを聴いてみようかと開封。
1枚目のCDと、今回はちゃんと同梱されてたDVDはすぐわかったが、2枚目のCDがどこにあるのやら、ケースが初めて見る変なタイプでしばらく開ける場所を探してしまった。たぶん3分くらい……(^^; アイロン温まるまでに開けて機械にセットしようとしたのに、出来た時にはとっくにスタンバイになってた。

一緒に入ってる冊子を一度出すともう二度と収まらない(><)、なんか難しいケースだった。どうすりゃいいのか。やっぱりipodに落として二度と開けないケースにすればいいのか。もちろん、丁寧に、来た時の状態を再現できれば収まるとは思う(^^;

そう、それで、思いがけずというのは、全部持ってる曲だしなと思っていたところが、「おや、何の曲???」と思うものがあり、「瞬きもせず」だったという。持ってなかった、こいつはうれしい。うれしくって熱唱した。あと、ももクロが歌ってた「泣いてもいいんだよ」も持ってなかった(あまり好きではないかな)。つまり全くちゃんと収録曲などを見ずにいたという……。相変わらずテキトーだ。

今まで散々聴いている曲でも、別の順番だとまた新鮮に聴こえる、ということはあるわけで。リマスタリングとかいうのもされてて、昔の音とは違ったりもするらしい、詳しくはわからない。私が持っている音はレンタルCDから落としたものも多いし、そもそも耳もあまりよくないし。

コートは本日も未完。呆れるほど手をかけ、また、無駄なやり直しなんかもしている。明日はいくらなんでも出来るといいが、鬼門の「どんでん」が待っているからな~、自信なし。ではまた

今日も縫製

この大物を何とか早いとこ仕上げてしまいたいと思い、今日も朝から工房にこもって縫製作業。


こういう生地、反物 ウール×シルクだと思う

地味ながら柄合わせが必要という意味がわかってもらえるかと。なんか地紋のような織り模様が入っている。


紺と青の2色、このせいで接ぎの部分では色合わせも必要となり、通常なら袖から袖が取れるところがダメだった。


虫食いもあちこちに。印つけといて、パターンを置く時に避ける


裏地の黒一色ベンベルグ(化繊)


袖付け
普段はいせこみの少ないパターンを使うのでしつけはかけないのだが、今回はかなりいせこむ必要があって、念のためしつけをかけてから。

昨日失敗した箱ポケットをやり直して完成させてから、パーツの組み立てに。表と裏があるので工程も多い。というわけでまだ出来ない (^^;

 

ぐんと寒くなってきた。さすが12月。ではまた

十二月

今日から12月、今年も最後の1か月に。速いなぁ。
12月と書けばただの12月なんだけど、漢数字で書くととたんに「人恋しと泣け十二月♪」に同期されるなといま気付いた。自分だけか・笑

昨日か一昨日か、どちらか忘れたけど、着物からのコートの裁断に入り。
パターンを3つほど作ってみたところがどれも気に入らなくて、結局、前から持っている自作のパターンに一部変更を入れながらやることになり、まず徒労感がものすごかった。
いざ裁断を始めると、「おぉ、地味ながら柄合わせが必要じゃないか」と気付き、とてもめんどくさいことになり。しかも通常は、着物の袖部分で袖が取れるのに、二色に分かれているためそれができずに別の所で取る(着物から袖を取る時には幅が足りないので二枚裁ちになる)とか、虫食いをできるだけ避ける特に前身頃は絶対に避ける、とか、どんどんどんどんややこしくなり。
ようやく表地を取り、今度は裏地。以前買っておいたベンベルグを、キセ分を足しながらなんとか取り。
それから接着芯を裁断して貼り付け。前身頃なんかは全部貼るようになっている本もあるけれども、うぅめんどくさい……、ってことで見返しなどの必要最小限に止めてみた。このへんの判断は妥当なのかわからない。

普段、裏地を付けることが全くないので、裁断だけで燃え尽きた感じ。
そのせいか、箱ポケットを「本の通りにやればできるだろ」と始めたら、老眼の故だと思うが解説の写真を見誤り、これおかしいよな~おかしいよな~と思いながら縫って行ったらやっぱり違うじゃないか! と、今ここ。
明日はこの部分のミシンをほどくところからスタートという、やる気が保てない状況になっている。

でもまぁここさえできればあとは組み立てるだけだから(ほんとか?)

7~8年はああでもないこうでもないと考えていた生地なので、なんとか形にしたい。
そんなこんなで、商いとはまったく関係のない縫製に走っている。色々なものを作ることは確実に経験になるし、多少は技術も上がる(かもしれない)し、オフシーズンはこういう感じでいいのではと思う。

夕方、みゆきさんの新譜(でいいのか?)が届く。すっかり忘れていた、というか数日後だと思ってた。とりあえず、開封もせずにそのまま仕舞った・笑
何日か前に、ようやくi-podに1月の新譜を苦労して入れたばかり。既にやり方を忘れた。なぜドラドロで入れることができないのか理解に苦しむ。
ではまた