ホワイトクリスマスにはならなさそう

朝のうちは晴れていたがその後曇ってきて、風もそこそこ。ただ気温は8℃くらいまで上がったようで、本日は窓ガラスの掃除に勤しんだ。曇っているほうが汚れが見えやすいとか言うし。真冬日にやる羽目にならずによかった。
そもそもが完璧主義の正反対なので、「やらないよりはやったほうがマシ」で満足するレベル。まぁこんなもんじゃろうと、比較的目立つ南側を中心に、親の家のリビングや工房も含めて掃除終了。
出来てよかった。誰に見せるわけじゃないしこれでいいのだ。

工房で機械の配置換えをし、ついでに掃除もした。年内にまだ機械を動かすことがあるかもしれないが、一応は一区切り。


これが新しく導入したアイロン台
台上は90×45、今までのアイロン板と変わらないのだが、台の下に木の箱のようなものが付いていて、ここに電動のファンが入っている(ようだ)。


横から見るとこんな感じ

バキュームアイロン台という名称で、プロ用の数十万するものから3万くらいのものまで色々ある。私が購入したこれは、廉価版としては最大サイズのもので、5万強。ミシン、ロックミシンに次ぐ高価な機械になる。色々と長所があるらしいが、最も期待しているのが接着芯を貼る際の仕上がりのよさ。年を越しそうだけど、試してみたい。


手元のスイッチでいちいちオンオフしてたら仕事にならんじゃろうということで、足で踏んでオンオフするものも一緒に買った♡


今までアイロン板を載せていたスペースが空いたので、カッティングボードを1枚買い足して、3枚の裁断&作業台にしてみた。これで大体幅90、長さ180までを裁断することができるようになり、作業がやりやすくなりそうだ。

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今日がイブなので、玄関ドアにクリスマスリースを飾った


これは店の横、ナガ族の門(!)に飾ったもの


ナガ族の門は左右1つずつの豪華版、遠く玄関にも1つ小さく写っている

毎年このブログでもご紹介していたのだが、このクリスマスリースは親しい知人から頂いていたもの。11月頃には頂いて、早速飾って、きれいなのでそのまま春まで置いていたりしたものだ。
私たちが軽井沢に来てすぐに出会い、ご夫婦で長くお付き合いをいただいた方で、身内との縁が薄い私にとってはごく近い、人生の先輩であった。たくさんお世話になり、親しくさせていただいた。
その方が今年の2月に急逝されてしまった。私たちはラオスにおり、タイに戻ってしばらくしてから報せを聞いた。前年11月に、いつものようにお別れしていた(その方は暖かい半年を軽井沢、残りは首都圏で暮らされていた)ので俄かには信じがたく、今もその空白としか言いようのないものを折につけ感じている。これから先、まだ何年も何年も、たとえその方たちが軽井沢を引き払われても、親しくさせていただくものと思い込んでいた。
昨年、その前、その前、に作っていただいたものを今年は飾った。

今年はコロナに振り回された年であると同時に、大切な知己を失った年だった。

ではまた

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昨日書いた小池真理子氏のエッセイ(朝日新聞土曜版に連載中)に、今年数度に渡って書かれている、夫君とほぼ同時期に亡くなった方というのが、このリースを作ってくださっていた方である。**