東京へ

今日は午後から東京に行きます。そわそわドキドキです。
ともかく晴れてくれたので、雪でバスが動かなくなることはないでしょう。あとは事故とかなければ何とか無事に都内まで。練馬まで行ってくれれば、最悪そこで降りて電車で行けるから・・・、って、まぁ無事に着くでしょう。

歌姫さんコンサート。
昨年から何度か行ったのですが、今日で最後です。コンサート自体はまだ続くけど、私はこの先のチケットが取れませんでしたの。落ちてたら拾いますが、そうでなければもう。
次の機会はきっと2年後になるのでしょうから、思いっきり見てこよう。

いつもこういうときに、そろそろ50歳も見えてきている大人の女性として、普通に素敵な姿かたちバッグで行きたいと思うのですが、散々悩んだ末に、結局、ディパックで行くことになってる(笑)。
何とかならないものか。
ならないか。
荷物はできれば1つに、とか。
荷物は背負って両手は空ける、とか。
骨にまで染み込んでいる、旅行するときの安全鉄則みたいなやつ。結局、そうでなければ自分が安心できないんだよね~。日本で誰かが襲ってくるとはあまり思えないけど、まぁスリとかはいるだろうけど。
頭の中の40代後半の女性ってものと自分とのギャップがありすぎるんだな。しょうがないですねw

では行ってきます

どこもかしこも

ツルツルに凍っている場所が多くて危ないですね。
通販の商品を発送しに行った運送屋さんが凍ってる、スーパーの駐車場も除雪しそこなったのか凍ってる、サンラインから自宅に曲がるところも凍って石みたいになってる、どこもかしこもそんな状態です。
このところずーっと真冬日なので、溶けることも殆どなく。日が当たればそれでも少しは溶けますが。
転倒にはほんとうに気をつけましょう!

昨日の芥川賞の発表にはちょっと驚きましたね。もう何が来ても本当に驚くことはないのだけど、75歳という年齢にはへぇ~と思わされました。
よろしければどうぞ 冒頭の部分が読めますよ、よかったら。
私は、あまりいいとは思いませんでした。横書きも、平仮名の多用も、理由があるのだろうけれど、それを斟酌してまでこれを読まなければいけない理由が私にない。
直木賞は誰がとったんだっけか・・・。読んだことのない人だったような。

ではまた

シャツワンピ(コート?)できた

一昨日から作っていたシャツワンピ、今日できました。

こんなの

中国の手織り木綿で仕立ててみました。かっちりした布です、針も通りづらいくらいの。
自分ではあくまでシャツワンピとして作り始めたのですが、途中からコートに見えてきて。多分ほんとうにかっちりと仕上がっているからだと思います。
久しぶりに台衿付きのシャツカラーだったのですが、何せ布が固いので苦労した♪

この布は、土布と呼ばれるものですが、中国各地で織られているようです。土布って、要するに、なんつうか、泥臭い布っていうか、時代遅れの布っていうか、そういうようなものとして捉えられているものだと思います。農家が農閑期に、自家用に織っていたもの。今でも織っているかは謎ですね、織っているかもしれないけど、ベラボーインフレの中国で、一体いくらもらえたら織るだろうか、と考えると・・・。
私が買ったのは上海でしたが、店の人は「もう今は作ってないよ、ぜんぶ古いものだよ、そこらじゅう走り回って倉庫なんかに入ってるのを買ってくるんだよ」と言っていた、もちろん全部は信じないけどさ(笑)。映画の「時代屋の女房」とかちょっとイメージしてしまった。

夕方は、年末に作っていた家用もんぺ(宇宙服のような中綿入り)を思い切って解きました。裁断せずにそのまま作ってよかった・・・。ちょっとやっぱり、あまりにも宇宙服になってしまうので着にくい。この解いたものは、たぶん上着に仕立て直すと思います。

作り出すと止まらない~。
ランナーズハイ~♪ (おこがましくてどうもすみません)

このところアクセス数が多く、検索文字を追いかけてみると犬の病気が非常に多いので気になっています。うちのウメが病気になったのも1月の終わりでした。特にこの病気(子宮蓄膿症)はヒート(犬の生理?)と関係するので、この時期が多いのかもしれません。ヒートの時期って決まっているのかどうか、よく知らないのですが。
とまれ、皆さんの犬の病気が回復に向かいますように、お祈りしています。私のところのウメは幸いにも回復し、そろそろ発病から1年になりますが、とても元気にしています。
ではまた

積もりましたね

夜にも少し降り、朝までの積雪は25センチ強になりました。除雪車も出動、助かります。


除雪車は出たものの、路面は真っ白のままです。昨日の雪は日中降り続いたから除雪する前にどんどん車が踏んでしまって、だと思います。一面の銀世界。洗濯板ロードになっていて、チベット高原でトラックをヒッチして国境を目指した道を思い出しました。あのどこまでも続く洗濯板は忘れられない。揺られすぎて激しい頭痛になり、しかし折角つかまえた車を降りるわけにはいかず、停まって欲しいのに「ラマダン(断食月)だから夜までずっと走るから!」と宣言されて辛かった(笑)。今はきっと舗装されてマシな道路になっていると思います。それがチベットにとってよいことかどうかは別にして。

そして今日も真冬日でした。
あ、写真はサンライン、御代田町との境の近くです。

首都圏も雪で大変なことになったらしいですね。ノーマルタイヤだし、普通の車はチェーンなんか積んでいませんからね。小田急線沿線に住んでいたので、「一雨5分、一雪1時間」とよく言われました。そのくらいすぐ遅れる。ホームが人で満杯になってしまって入場制限がかかったりとか、色々あったな~。
明日の朝もまだ凍結の心配があるそうですから、どうぞ気をつけてください。

今日はシャツワンピースを縫製していました。あとはボタンホールとボタン付け。
中国で買った手織りの布を使いましたが、待ち針が刺さらないくらいに強情な布で、途中で「しつけ」をかけようとした時に、刺さらない針を思いっきり押していたら、針の頭(糸を通す方)が親指に刺さったよ! びっくりした。しつけをかけるのは諦めて、ミシンで何とか押さえ込みました。

ではまた

雪降ってます

予報どおり未明から雪。一日降り続け、夜になってようやくやみました。積雪は20センチ前後でしょうか。

かまくら状態の餌台と、シジュウカラ

カラ類の混群がひっきりなしにやってきてはひまわりの種を食べていきます。庭のシャラの木は、シジュウカラたちで鈴生り状態に。その向うの枝垂桜や白樺や、家の前のヤマザクラも、鳥たちの中継地点になります。雪の日は特に多いような気がします。今日は餌台ではない場所に、ミヤマホオジロの群れが来ていました。

久々に新作をアップしました。作ったもののアップし忘れていたものもあり・・・。

ストーンウォッシュ木綿の楽ちんパンツ2種

ラオス古布のベスト

大島紬の中綿入りジャケット

今日もまたひとつ裁断して縫製しかけています。
明日は除雪車が来るかな。ではまた

縫製&読書

冬の間は外での作業が一切なくなるので、家の中で縫製をしているか、本を読んでいるか、という感じの生活になります。普通は商売をしていれば、寒くても暑くても店は開けるものでしょうが、私のところは開けても誰も来ないような超・辺鄙な場所なので、冬季は休業しています。♪でかんしょ節そのままの生活です。
今、間違えてドンパン節と書いてしまい、「なんかおかしいんでない?」と調べたら、こちらは秋田民謡だそうでした。グーグル様ありがとう。

先日から縫っている大島紬、今日ほぼ出来上がりました。撮影などはまだです。
今日はチャイナボタンを作りながら、混乱して何度も狂いそうになりました。いやぁこのチャイナノット、というんですか、しゃか結びって難しいですね・・・。慣れればなんということもなく出来るのだろうけど(現にタイでいつも縫製をお願いしているグループでは、定番なので簡単だといつも言われる)、私には難しいな。
総裏、キルティング仕立にしたので、かなり時間も手間もかかりましたが、おもしろいものができたと思います。シルクなので軽いのがいいですね。私もこういう軽い上着が一つ欲しいな(作ればいいんですけど自分用に)。

調子に乗って、また大島を解きはじめました。解き始めてわかったのですが、今まででいちばん、解くのが難しい着物でした。縫い方がね。なんというか、これでもかと言わんばかりに縫いまくられている。なぜこんなに縫い目が多いのか、和裁に詳しくないので具体的にはわからないのですが、解かなければならない部分が明らかに多い。それだけ丁寧な仕立てということなんだろうね、緊張する。
今でも時々オークションを見ているのですが、私がハマって買いまくった時期と比べると、今は半値から三分の一くらいで落ちてしまうようです。指をくわえて見ているだけなのですが(笑)。解く手間があるので、どんどん買い集めようという気には、今はなっていません。またそういう時期も来るかもしれないけど。


『ヒマラヤを越える子供たち』 マリア・ブルーメンクローン
ドキュメンタリー映画としてかなり有名な作品の書籍版です。著者はドイツ人女性。映画撮影を企画した本人。
中国領チベットからインドへ亡命する子供たちの話です。チベットから南または西へ国境を越えようとすると、必ずヒマラヤ山脈を越えなければなりません。この本の亡命ルートもネパールのおそらくはクーンブ地方に抜ける道でしょう。もう数年前になりますが、ここを越えようとした亡命グループが中国解放軍に狙撃される映像が、偶然登山者に撮影されて世界に流れたのを覚えている方もあるかもしれません。この本の元となる映像が撮影されたのは2000年だそうで、既に12年前の話になりますね。過酷な道とわかっていてなお、子供を送り出そうとする親たちがいること、そうせざるを得ないほどに中国領チベットは生きるにしんどい場所なのだという現実。
チベットについて興味がある方は、ぜひ読んでみてください。☆4

ではまた

さらさら泣ける

あいも変わらず真冬日の軽井沢です。寒いですね~、雪がないので余計に寒さがダイレクトな感じです。

今朝友人から電話があり、久しぶりにネコに行くことになりました。私のほうが早く到着したので、ヒトカラで新譜から何曲か歌ってみたりしましたです。ヒトカラもなかなかいいですね、何より気兼ねがないのがいいわ。そんなに気を遣ってるわけじゃないけど、やっぱり「歌ってはいけない歌」とかありますもんね~(笑)。
3時間くらい歌いました。友人は非みーにすと(なんじゃそれは)なので、それはそれでお互い気楽です。私もイケメンハイドさんなど眺められるし。ほんとあの人って歌うときにくにゃくにゃするよね、それが何とも言えずかわいい(どうもすみません)。
ラーメンが・・・・・・。
二度と食べません。

珍しく ♪誕生 など歌ったんですけどね。

わかれゆく季節をかぞえながら
わかれゆく命をかぞえながら
祈りながら嘆きながら
とうに愛を知っている

のところで、突然声が詰まりそうになってびっくりしました。今日が監督のお通夜だなと、何となくその前後に考えたりはしていたんだけど、まさかこんな形で来るとは思わなんだ。
愛したわけでもなく、愛されたわけでもない。もちろん最初は相思相愛だったわけなんだけど(そうじゃなきゃ入学したりしない)。特に最後の1年ほどは、体は彼の王国に残しながら、心はもうそこにはなかったから、王は私を嫌って、多分私の存在は「なかったことに」なっていると思う。
彼の王国が最後どうなったのかは実は知らないんだけれども、隆盛を極めた時期の、今も彼を慕い尊敬し続ける人たちに、今日と明日で送られる。私は遠くから合掌。
色々な思いがまだあるんだなと、けっこう複雑なことだったなと、思いながら、♪線路の外の風景 など歌いました。

そして今も、こういう小さな王国が日本中に数多くあり、うまく流れを渡れない小さな魚が急流に呑み込まれてしまうこともあるのだ、ということに、胸ふさがる思いです。
王は、力によって支配するのならば、せめて支配されている者たちの命くらいは守れ。

タイトルはカラオケの話ではなくて、本の話。
『銀二貫』 高田郁
時代小説、庶民人情噺。何もかもが、王道中の王道。そのあまりの王道っぷりにやられまくる。浅田次郎並に泣ける(これ大事)。ただし私にとっては人情噺系時代小説は久しぶりなので、見事にはまった可能性も否定できない。
☆4.5 初めての作家だし期待値込み

ではまた

ようやく

かなり長い間迷いに迷った生地、ようやく裁断しました。
大島紬です。
着物の状態で購入して、解いたもの。
解いたのは10月、ぎっくり腰の時に、他に何も出来ないのでせっせと解きました。
迷いに迷っての裁断。
実はまだ迷ってたりする・・・。
でももう後戻りは出来ないので、このまま行きます。

久しぶりに中野翠を読んでみたら、あまりのつまらなさに眩暈がしました。雑誌に連載されたものを編んだエッセイ集で、発行が2006年、書かれたのはその前の20年間だから、相当古い話ばかりではあるのですが、それにしても、中野翠って一時期割と好きで読んでいたのに、こんなもんだったっけ?? と思ってしまいました。
当時はこういう文体そのものが新鮮だったのか。しかし今となっては読めたものではない。
今更ながらに、時代を超えて読み継がれるものに対して、尊敬の念を深くするわたくしであります。

連続真冬日。インフルエンザも流行っているようですね、皆さんも気をつけて! かかったかも、って人は、私の近くにお寄りになりませんようにw ではまた

ひれ伏した

午前中に注文していたミニコンポが届き、ワクワクしながら銅線など接続し、なんとなくそのまま居間に設置してみました。後で仕事場にもって行けばいいかと思って。
最初、ラジオを聴いてみたら、別になんということもなく。やっぱりラジカセとたいした違いはないわねと思いつつ、CD「常夜灯」をかけてみたら、あらやっぱり何となくいい。ボリュームを上げてみるとさらにいい。そして極めつけは、スピーカーを離して置いてみたら、めちゃくちゃいい!
何てこった、2万円のミニコンポでこれかぃ!
ラジカセとはぜんぜん違うじゃないか!
47歳にして知る真実・・・・・・。
ひれ伏したわ。
このミニコンポはこのまま居間に居座ることに決定しました。動かすのめんどくさいのと、あと、音とかも問題なくいいと思ったし、それより何より、仕事場に置くにはちとでかいのと配線めんどくさいのとスピーカー離して置けない。

午前中、「常夜灯」の「リラの花咲く頃」を聴いていた時に、高校時代の部活の監督の訃報がメールで届きました。好きではない、今も彼のやり方は間違っていたと思う、だけど、自分の人生の途中でどうしようもなく会ってしまい、多大な影響を受けたのは事実です。彼に会うことがなく、あの学校に進むことがなければ、私はまったく別の道を歩いていたんだろうなぁと思います。
日本一のチームも育てたし、私の代のように無冠のチームも見捨てながら見切りながら面倒見てくれましたね。合掌。

今夜は夢を見てしまいそうです。ではまた

エアロバイク

10年かもう少し前か、父親が運動用に買ったエアロバイクがそのまま残っているので、トレーニングすることにしました。何しろ超がつく運動不足。街にいれば、どこに行くのも徒歩か自転車か、電車に乗れば乗ったで乗り換えだなんだでけっこう歩くものですが、田舎だと車で乗り付けるのが基本なため、まず歩かない。しかも軽井沢は寒冷地で既に足元はスケートリンクになりつつあります(降雪が凍る)。ますます歩けない、犬の散歩がやっと。
というわけで、室内エアロバイク。
昨日、体力測定というのをやってみたら、10段階の3で「やや劣る」だって・・・・・・。
これでも長距離走は得意だったのになぁ、遠い日には。
うんまぁ、10月あたまに昨年3度目のぎっくり腰をやり、11月あたまには肋骨を折ったので、かれこれ3ヶ月近く普段以上に運動不足でしたから、今はこんなもんか。
だんだんレベルアップできるようにがんばります。
できたら半年後には、10段階の6か7あたりまで行ってるといいのですが。

高校の時は自転車通学でした。
最初はそんな気はさらさらなくて、バスで行くつもりで、実際に定期券も買ってバス通学してました。ところが朝練が始まると、始発で行っても間に合わないということがわかりました。いえ、間に合うんです。門が開くのは7時ジャストで、その15分前には到着できるんです。でも、1年は遅くとも6時20分くらいには到着していないと許されない。で、仕方なく、自転車通学になりました。
慣れると20分弱で行けたので、それはそれでよかったのだけど、雨の日も風の日も雪の日もあるわけで、危険ではありました。そのかわりに、体力作りには役立ったかな。色々なルートを開拓して毎日別の道を通るのも面白かったです。よく歌も歌ったなぁ。青春だわ。
中学の同級生が私の高校のすぐ近くの都立高で青春を謳歌しており、当時よく私を見かけていたんだそうです。で、「おーいゴトー」と声をかけるのだけど、私は常に全速力で突っ走っており、一度も振り返ってもらえなかったと、数年前の同窓会で笑われました。「いったいお前は何であんなに全力疾走してたんだよ?」と言われても・・・。練習が終わったら、1秒でも早く学校から遠ざかりたかったとしか。まさに脱兎のごとく逃げていたのだとしか(笑)。

そういえばあの頃、よく長渕の「乾杯」を歌いながら通った仙川沿いの道で、世田谷一家殺人事件が起きたのですよね。年末にあの事件のことがニュースになるたびに、思い出します。犯人捕まりませんね・・・。

数日降らずに晴れたせいか、今日浅間山を見るとあちこち雪が消えていました。今度はいつ降るかな。
ではまた