風さえなければ

いいのですけどね。
それでも新緑が始まり、木々の花も咲き、畑も生気を取り戻し、いい季節になりました。
何がどうなろうとも、季節は巡る。ということなんですね。

スギもヒノキも終わったはずなのに、どうもくしゃみが止まらない。シラカバかな。

リンゴのつぼみ

恋花火(すもも)の初花


手前にマルチ、まだ寂しい畑の様子です


作業風景。断ち端が白く見えるかな、藍は浸透しない付着染料なのでこうなるんですよ~。

『マンチュリアン・リポート』 浅田次郎

『中原の虹』が後半息切れし、どうにもこうにも後味悪く終わったので、ぜんぜん期待していなかったのですが、意外に面白く読めました。張作霖の爆殺事件の真相を昭和天皇の密使が探るというストーリー。この密使が昭和天皇に宛てて書く報告書と、機関車の独白(!)が交互にくるという、まぁ浅田さんならではのやり方です。嫌な人は嫌だろうなぁ、特に新しい発見があるわけでもないし、謎はまったく明かされないし・・・。
でも単純な私は、機関車に泣かされ、『蒼穹の昴』以来長い付き合いとなる春児(チュンル)に泣かされ、浅田次郎はこれでいいのだと思ってしまったw たぶんもうチュンルには会えないんだろうな。 チュンルと機関車に★3.5

今日は上の写真にある藍の服1点と、綿レーヨンで簡単なパンツを試作してみました。
明日も晴れる予報、ではまた~