真冬日

寒い。
最高気温マイナス1.4℃とか。
夕方、佐久方面に買い物に行きましたが、国道の温度計はマイナス3℃~5℃あたりでした。
風も強く、よけい体感温度が低く感じられましたね。
いつものように牛丼を買って、ツルヤで食材を買い込み、パン屋さんに寄って、帰りました。
もうすべての道は除雪オッケーで、心配なく走れます。1000メートル林道や草越街道は走っていないのでわからん。昨日の雪で浅間山が真っ白になっていました。日が当たるとすぐに解けるので、意外に浅間山って真冬でも真っ白ではないんですよ。

帰宅後、ウメの散歩。日が長くなりました。
風が強く、道はツルツルに凍ってます。
周囲の人気のない別荘地に動物の足あとが点々と。
キツネ。たぬき。 お、蹄がある、これはシカだな。
別荘の建物に向って続く足あとは、明らかに二足歩行の動物のもの。
二足歩行の動物・・・・・・?
ゆ・き・お・と・こ ?

雪男は向こうからやって来た

昨日読み終わった本。実は「インパラ~」より先に読み始めていましたが、東京行きの時にインパラを持っていったので、あちらが先にゴールしました。
意図したわけではないのですが、これが「インパラ~」の次に開高健賞をとった『空白の5マイル』の著者の2作目。時系列的には、空白の5マイルの旅よりも前に行われた探検調査行の記録です。
雪男か・・・・・・。
いるって、考えたこともなかった。
遠い遠い昔、ネパール、ヒマラヤのパンボチェという僧院で、雪男の頭の皮とやらを見せてもらった記憶はありますが、ホンモノだとは思わなかったし、その後も雪男がいるなんて思ったことはありません。当然ですが、私は一度もその姿を見かけたことはないし、存在を感じたこともありません。
この本を読んで、私が何度かうろちょろしたゴーキョ・ピーク方面でも目撃記録があることや、ダウラギリ周辺が最も出没の可能性が高いエリアだということ、小野田さんを発見したことで名高い鈴木紀夫さんという冒険家が6度も雪男調査をしていたこと、などを知りました。鈴木さんは調査中に雪崩で命を落としています。その事故は私が旅を始めるすこし前に、たしか新聞にも載ったので知っていましたが。
テーマがテーマであるだけに、なかなか書きにくかったのではないかと(方法論的に書きにくいのではと思います)推察しますが、その中で、最大限うまくまとめて書いているなと思いました。筆力があるというのは、こういうことなんだなとつくづく。さすが新聞記者上がりの著者さんだ。
個人的に、面識のある登山家が出てきたのが感慨深く面白かった。冒険ってなんだろうねと考えさせられる本でした。鈴木さんの「大放浪」ってちょっと読んでみたくなった。(名著「深夜特急」も読めよw)

明日も真冬日です。ではまた