インディゴ・ブルー


昨日できたインディゴのシャツジャケット。
寒がりで、夏でもはおり物必携の私の、偏愛する形。
タイで求めた生地ですが、すごくよかった。扱ってみたら見ていたときよりも薄手だったけど、それもまたよし、と。
手縫いで仕立てました。ラフなチャイナ衿。ボタンホール留め。

インディゴ、と言ってもいろいろあって、特に海外ではその正体がわからないことがしばしばです。日本なら本藍とか、植物藍とか、で話が通じるけれど、海外ではね・・・。「インディゴ」と言われても信じがたいものも多いし、甕まで見せられても「ほんまか?」と思う疑わしきものも多い。世の中には合成インディゴというものもあって、「インディゴ」だけでは植物なのか合成なのか。植物のほうが価値が高いのは誰もが知っているから、訊けば誰でも「ナチュラル」だの「プラント」だの言ってきます。
でもこの生地は間違いなく植物染め。信用できる人から購入したものだし、匂いその他色々、疑わしいところがない。いい生地を買えました。


これは中国の土布を数種類接ぎ合わせて作ったロングベスト。
布がしっかりしすぎているので、針が刺さらず難儀した、というのが思い出になりましたw
これも藍のはずですが、確証はありません。30年は前のものだそうです。

i-pod 君、本日、気分も新たにセットしてみたところ、いきなり
「たかが愛」 をかけてくれました。やっぱりな・・・。
でもその後はまぁまぁ順調で、偏愛気味のところは相変わらずですが、前よりはマシになりました。

日中はずっと雪で、夕方やむまでに25センチくらい降りました。暗くなりかける時間に除雪車が来てくれた。我が家もせっせと除雪しました。
土日にこのあたりの山へ行く人は、さすがにスノーシューかかんじきが必要かと思われます。
私は前回の山ですっかり仙腸関節炎が悪化してしまい、少し休養します(情けない・・・) ではまた

夜曲はお好き?

新しいミニコンポでi-pod君を再生して聴くことが増えたのですが、ひとつ疑問が。

なぜか、決まった曲ばかり再生する。
i-podは自動的に無作為に曲を抽出してかけてくれる機能があり、それを使っているのですが、どうもかなり偏った選曲をしてきます。

毎日、必ずかかる 「夜曲」。
そして「SMILE SMILE」。
最近では、「時代」「たかが愛」「銀の龍の背に乗って」あたりも必ずやってくる。
400曲以上入っていると思われるのに、なぜ同じ曲ばかり繰り返し選んで聴かせてくるのか。

夜曲、時代、たかが愛あたりは別に何度かかってもいいのだけど、すまいるすまいるはちょっと遠慮申し上げたい・・・w 
それと、ラジオ番組大好き(ラジオ音源をネットで拾ったやつも入れてあるので)。

もしかして、ラジオ番組などは1本が1アルバムとして認識されているから、かかる頻度が高いのだろうか、と思いつき、今パソコンのソフトでi-pod君の中をすこし整理してみました。そしたらソフトが調子悪く、「中島みゆき」ばっかり500回くらい書いてはコピペしたり、うんざり(笑)。ようやくソフトの調子もよくなり、整理できました。これで明日からどんな選曲をしてくるか。いきなり「夜曲」→「すますま」→「時代」→「たかが愛」などとやらかしてくれそうな気がします。

生きて考えていると思う、うちのi-pod君は。

今日は昨日から縫っている藍のシャツを仕上げました。地縫いだけ一部ミシンですが、ほぼ手縫いでやったので時間がかかりました。肩も凝りました。そろそろ、じゃかじゃかとミシンで縫いたくなってきました。
夕方、図書館へ。

図書館で思い出しました、読んだ本。
『佐渡の三人』 長嶋有
すこし前にテレビに出ているのを見て、読んでみようと思っていました。芥川賞作家ですね、「猛スピードで母は」、覚えてる、「へぇ、こんなゆるい感じの小説が芥川か・・・」と温かく思った記憶があります。
ゆるくて色々とうなづく場面の多い小説、連作短編でしたが、表題作が一番よくて、だんだん・・・。
☆3.5~4.0(笑) 家族ってものは誰にとっても・・・

雪15cmほど

昨夜から降った雪は、朝起きると15cmほど積もっていました。この積雪だと除雪車は来ません。稀に、雪の少ない年だと、来てくれちゃうこともあるけどw
日中は気温が+になったのと、晴れて日差しもそこそこあったので、ある程度消えました。
気温は相変わらず低めですが、日差しの強さはだんだんと冬の底からV字回復しつつあることを実感させてくれたりします。まだまだ長い冬だけどね~。

バイパス沿いの、D2というホームセンターの横に、酒のディスカウントストアが出来たので覗いてみました。佐久にもある、タカギという店。3文字のうちどれかが平仮名だったかな、どうだっけ?
なんとなく、泡盛の棚を見ていて、「あぁそういえば、波の上♪ という泡盛があればいいのになぁ」と思ったのですが、そんな都合の良いものはないみたいで。
ふと目を横に逸らしたら、山ねこの文字。迷わずわっしと掴んだ。

♪ 空からもらった贈り物が この爪だけなんて この爪だけなんて ♪ (やまねこ)

尾鈴山 というのもいいね。

午前中は撮影、商品のアップなど。
午後に入って1つ裁断して縫い始めました。初めての布。タイの手織り藍染。これまたいい生地で・・・、手縫い街道まっしぐらです。
手縫いに特別な価値を見出しているわけではない(あぁちょっと語弊が・・・。手縫いには特別な価値があると思ってはいるけれど、手縫い、手縫い、ちくちく、とかあまり言いたくない、という感覚です)のですが、どうしてもミシンで叩くことのできない布というのはある、というのが最近の実感。


昨日まで縫っていた、カレン族の手織り植物染めの生地のスカート。
この生地を買ったのは、布屋になった直後のことだから、もう10年以上前。仕入れのイロハもわからずに、闇雲にタイにすっ飛んで行き、闇雲に布を買いまくった。問屋の場所も知らなかったから、普通の店で普通に買ってた。これはアンティーク屋(市場ではなく店)で買った、場所も覚えてる。今も店があるかは?だけど。
ほんとは裁断してジャケットでも仕立てるつもりだったけど、見ているうちにこれに刃物入れたらダメだと思い始めて、1ミリたりとも切らずに作りました。
多分この布地には、もう出会えないんじゃないかと思ってます。あるところにはある、かなぁ。私はそこまでは探し当てていないのだけど。あっても珍品扱いになっていたら手が出せないし。伝統的な布なのですが、今これを作っているとは思えない・・・。次回行ったら本気で探してみるかもしれません。

今日は午前中風が強くて、昨夜の雪が舞い上げられ、ブリザードになっていました。明日はどうかな。ではまた

とりあえずよかった

ホクセンの核実験とかいろいろと世間ではあるのですが、とりあえずよかったというのは、5月のみーさんの追加公演、チケットが電話一発早い者勝ちではなく、インターネット抽選と電話抽選だと発表されたこと、について。時間的猶予が少しはありそうな(しかし倍率は天文学的w)。倍率、なんか懐かしい響き、受験生の時くらいしか意識したことがない言葉ですね。当時の私が、難関国立大学に合格するくらいの難しさかも(おいおい、それって「無理」ってことか)。
がんばります。

今日は病院へ。
骨折したところがどうもまだしばしば痛むので、ほんとにくっついたのかどうかレントゲンで見てみたほうがいいんじゃないの、と思って。
そうしたら、医者さんはあちこち押したり腕ぐるぐるさせたりした上で、心配はないでしょう、だって。3ヶ月で大体完治するんだけど、場所が場所だけに、あと、2本同時に折れているので、半年くらいは疼痛があっても不思議はないですね、ってことでした。そういうことなのか。というかまぁ、一生、ときどき痛いのかもしれないですな・・・。
まぁドクターにそう言われりゃ安心しました。今日はえらい混んでました、電話予約して行ったのですが、よく考えたら連休明けだった。

一昨日の登山後、股関節に完全にきちゃって、左足が上がらない状態だったのですが、今日になってよくなりました。かなり焦った、これじゃもう山なんて登るどころか、ハイキングもできないじゃんと思ってしまった。
普段歩かないところに、いきなり雪山登りなんてやったので、関節も筋肉も悲鳴を上げたということかな。おまけにアイゼンなしだったのでかなり足元が不安定で。まだ筋肉痛がありますが・・・w 今年は少しずつ、近場の山なんかに登ってみようかなと思っている今日この頃です。

そろそろ春ものを作り始めるか。
ではまた

春節、石尊山、西蔵

今日は春節ですね。中国はどこも大変な賑わいになっているみたい。爆竹が少し減ったというのはいいことだ、多分。

ふと思いついて、石尊山に登ってみました。10年ぶりくらいだと思います。登山口のすぐ近くに住んでいるのに、1度しか登ったことがない。
積雪期の山は、低山含めてほとんど登った経験がないので、どんな感じなんだろ? と思い、確認の意味で。そしたら思いのほか上へ上へ行ってしまい、ちと行き過ぎました。アイゼンを持っていかなかったので、浅間との稜線に出る手前の坂が登れず、引き返しました。でも面白かった。でも体が痛い。


木の間にちらっと浅間山が見えてますね。既に2人ほど登った形跡があり、その踏み跡をたどって行きました。


血の滝 の氷筍(?) 川が濁っているのが惜しいですよね


ここからさらに上がったところ、稜線に出る前の林の中で、今日はストップしました


なかなか本物を見る機会がなかった植物、ヤシャブシ。下に実が落ちているので気づきました。染料になるんですよ、落ちているのを少し拾ってきました

1600くらいの山なのでアイゼンはどうかな? と思いましたが、必要です。よくわかりました。
足が痛い・・・・・・。5年前とも10年前とも体は違う、ということですね。


石尊山、なわけがなく、これは西チベットの聖なる山カイラス(カン・リンポチェ)。この山の周囲をぐるりと回る巡礼路があって、そこをとぼとぼと数日かけて歩きました。雪もあったし、峠は凍ってた。もちろんアイゼンなどは持っていなくて、靴も今使っているよりもちゃちなもので、ストックもなくて木の枝。でもみんな同じ、巡礼の人たちはもっとちゃちなズックで歩いてた。峠では何人もの人が、「荷物持ってあげようか」と言ってくれたのを思い出します。20キロくらいのザックを背負っていたので、傍から見ても難渋しているように思えたのでしょう。その中には、アルバイト(?)的な気持ちで声をかけた人もあっただろうし、年配の坊さんが若い坊さんに「持ってあげろ」と言っていたのは、多分お金なんか念頭になかったと思います。


50キロ歩きとおして出発点の村(テント村?)が見えたときはうれしかったなぁ。
この道を歩くことは多分もうないと思うけど・・・。
この旅で歩いた数百キロの道のりほど、「この道はどこかにつながっている」と痛切に感じたことはないような気がします。歩き続ければいつか必ずたどり着く。道とはありがたいものでした。

今朝の軽井沢は氷点下13度。
まだまだ、こんなもんじゃないけど、実際はもっと下がった日があったのかな(テレビが映らないので・・・)。
明日は風が強いかも、山へ上がる人はお気をつけて。
そうそう、今日が福岡・千秋楽でしたね♪ 行かなかったですよ(笑)
ではまた

誰も来ない道

誰も来ない道は道と呼べませんでした♪ (スクランブル交差点の渡り方)

と聴く度に、何となく思い出す光景があります。

西チベット。向うに見えているのはナムナニ(たしか)、インド国境の山だったと思われます。道なのか荒地なのか判然としない、しかし、道。これはおよそ300キロの彼方にある西チベットの要衝・阿里(獅泉河)へ、そしてさらにそこから4日の距離にあるシルクロードの要衝・葉城まで続く。
この辺りだと、車は数日に1台来るかどうかといったところで、しかもそれに乗せてもらえるかどうかはまったくわからない、という状況だった、1992年当時の話だけど。
誰も来ないけど、いや、だからこそ、これは道だったなぁ・・・。

今はもう、このあたりにも公共バスが走っているんじゃないかと思います。少なくとも、1週間に1本の郵便トラックしかない、なーんてことはないと思う。それでもきつい場所だとは思いますが・・・。因みにこの写真の場所で、標高は4700近く。この前に一周したおよそ50キロのカイラス山一周巡礼路の途中にはドルマ・ラという有名な峠があり、ここが私が自分で歩いて越えた中では最高所の5630mでした。

高所に滞在すると、人間の脳はかなり細胞が死ぬんだとか。
私の脳は・・・・・・。
いろんな粗忽な部分など、高所のせいにしてもいいと思う(笑)。

写真を見ていたら、どっちかというと、
どーこまーでもー どーこーまでーもー 荒野はー続いてーいーるー♪ (走)だと思えてきた。
次の水場を予測するのが大事です(笑)
(もちろん予測なんかできないからいつも1リットル=1キロは必ず持つようにしてた)

本日も真冬日、最低気温はマイナス10℃。ではまた

風邪かな

明け方、頭痛と暑さで目が覚めました。発熱~! いつ以来だろう。

普段ほんとに人と接触しないご隠居さんみたいな暮らしぶりなので、たまに人と会って話したり、いつもはしないことをしたりすると、興奮しちゃって・・・(笑)
恥ずかしいのぅ。

でもこれでほんとに完全に、福岡あきらめましたよ(爆)

おとなしく寝てます。ではまた

除雪車出動

今日1日降り続いた雪は、夜までにおよそ20cm強積もりました。
けっこう降ったし積もりましたね。
夜7時過ぎ、ゴォォォォンゴォォォォンという独特の唸り音に外を見ると、自宅前の町道を除雪車がせっせと往復してくれていました。こんな奥までやってくれて本当にありがたいです。ここが町の除雪ルートに入る前、軽井沢が史上最高という異常積雪に見舞われた年が数度あり、その時は本当に大変でした・・・。

長野オリンピックをはさむ数年は、なぜあんなにドカ雪が降ったのだろう。

明日は晴れるのかな、今日はとりあえず真冬日でした。ではまた

ゆ・き・気がつけばいつしか~♪

な・ぜ・こんな夜に降るの~♪

昨夜から降り出した雪はいま積雪10cmほどになり、降り続いています。

ろ・っかの雪よ~ 降り積もれよ~♪

昨日は県民歌会でした。場所は長野市、須坂なのかな?
コンサートツアーも終盤に近づき、ほとんどの人はもう見に行った後なので、盛り上がりましたです。終盤に近づき、って、あと残るは3公演、福岡のみ、ってところです。福岡、行きたかったけど、チケットが見つからなかったので今回はあきらめました。初日が見られたので今回は満足。あと、4回行ったけどいい席が多くてラッキーでした、一応、足るを知る、ということも大事かと。4回も行って何を言うか!
もちろん、チケットが落ちてたら拾って行くけどね(笑)。

いやいやそれで県民歌会ですが。
ランチの後、午後1時に5人でスタート、少しして1人加わって6人になり、歌う歌う、もちろんみゆきさんオンリー、アウトロが長すぎると途中から「すべての曲のアウトロをカットする」設定となり、さらにすばやく回る回る。
いつになっても「そろそろ時間ですが延長しますか?」電話がかかってこないなぁ、けっこう時間経っていそうだけどなぁ、と不審に思いつつも歌い続け、気がつけば6時。ここで2人お帰りに。
フリータイムは夜8時まで続くということが判明し、残る4人で8時まで。
7時間、休憩なし、アウトロすらカット、という過酷な耐久レースを走り抜きました。

あ~楽しかった、これでこの冬の「みーさんの季節」は終わりましたな。
次は夜会なのかコンサートなのかお休みなのか・・・?
おっとその前に5月に1日だけのコンサートがあるけど、チケット取れる気がしないしな~。

雪はさらに激しく降り続けています。これは意外と積もるかも。ではまた

立春、今日まで暖かい?

立春ですね、寒さの底。とはいえ今日も日中+の8度近くになるという暖かな一日でした。軽井沢で2月上旬にこの気温は、驚くような暖かさ。真冬日で当たり前ですから。
それでも日差しは少しずつ強く、そして日が長くなっているかな。
この暖かさで雪が少し解け、畑や林の中でも地面が見えている部分もあります。こうなると野鳥たちはそちらでも餌が探せるらしく、我が家の餌台にはさほど殺到してはきません。来ても余裕のある食べっぷり。おもしろい。

昨日から縫っている着物からのジャケット、絹だと思うのですがかなり硬化していて、針が刺さる瞬間に「プツッ、プツッ」というのが聞こえるほどの難物でした。手かがりの部分も含めて、ようやっと今日完成。これはかなりくたびれた。肩が凝りました。出来たものは、シンプルすぎてどうしようと思うくらいのシンプルさ。潔くていいけど・・・。

そんじゃまた~