KEIRINグランプリ

一昨日はガールズケイリン(女性選手による競輪)のグランプリ決定戦、昨日はヤンググランプリ、そして今日が本家本元というか(?)、とにかく今年の競輪の王者決定戦でした。大雨のコンディションで大変そうでした。ぶつかったりして何人も落車したらかわいそう・・・、と思いながら見ましたが、1人だけ落ちた? コースアウトしたようでしたが、ほかは無事にゴールまで突入しました。

普段から競輪を見たり、賭けたりしているわけではまったくないのですが・・・。
伊集院静の競輪エッセイは好きだった。
「鬼足の井上」などは、そのころ仕入れた知識です。昔の話です。

これに出る選手のうち、何人かをドキュメンタリー風に追いかけた映像を、走る前に流していたのですが、その中の村上さんといったかな? 何でも兄弟で競輪選手で、弟が先に王者になってて、兄も続きたいという選手、苦労人で兄弟の賞金で親に家をプレゼントしたそうです。今年は怪我が続き、ベストコンディションにはほど遠いけれど・・・、という映像を見ていたら、何やら聞き覚えのあるメロディーが。ん? ボリュームを上げると、あらま、「重き荷を負いて」ではないですか。うーん、ま、ぴったりの選曲ではあるのかな・・・。相当プロデューサーが入れ込んだ選手だったのか、この選手の映像と「重き荷を負いて」はずいぶん長い時間流され、直後に発走でした。
そしたら、なんと、出場選手の中でただ1人、地域一緒の人がいない「ひとりぼっち」のこの4番さんが、人気からいっても真ん中くらい?だったこの人が、たしか3番手からまくって優勝しちゃいました。ほんとに僅差、数センチの差だったと思う、最後は差されたと思いましたもん。
映像とみーさんの楽曲が生きたわね・・・、と思った師走の午後でした。
競輪って、同じ地域の出身者がまとまったり、同期がまとまったり、何かそういう人間臭いところが割と好きです。先輩を勝たせるために後輩が引っ張って、最後自分は着外に落ちてしまうとか、そんなところも面白い。
しかし雨だと見ているだけで怖いですね。

今日は軽井沢も雨。雪の嵩が減るのはいいのですが、地中が凍っているため(ツンドラです)に水の逃げ場がなく、地表に溜まって凍るのは必至。明日の朝がおそろしい。

もう明日は大晦日ですね。
ではまた