『秘本・三国志』 読了

おもしろかった。
ようやく全体像がつかめたのと、いろいろなことを思い出したのと、中国の歴史をおさらいしました。

たぶんこの本は、三国志の正史に近いものではなかったのかと思います。日本で有名なものは、「三国志演義」をもとにしたもので、この中では魏の曹操は悪者として描かれ、劉備、孔明といった「蜀組」が英雄豪傑として描かれているように思います。正史はもっと史実に忠実で、特に誰がよい人であったとか、誰が悪人であったという書き方ではないはずです。
前編後編あったとはいえ、さほど長い本ではなかったので、三国志全体を俯瞰したという感じかな。
みーさんの「夜会」でいえば、2階から全体を眺め渡したという。
ひとつひとつのエピソード、ひとりひとりの将軍や豪傑をもっともっと書き込んでいけば、膨大な紙数の物語になる。物書きがやりたくなるのも無理はないかなぁ、北方三国志は完結してるんだろうか?

次に読むとしたらやはり、吉川三国志ということになるでしょうか。読めるかな?

朝から強風が吹き荒れ、夕方からは雪が降り始めました。ぼた雪ではなく、サラサラの粉雪。寒冷地の雪です。夜には止んで、積雪1~2センチでした。夜中にまた降ったりして・・・。
ではまた