原発ももちろん心配なんだけど

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ここに置いていた音声ファイルは消去しました。   
今日のは、先日のように怖くない。誰もが知っている「時代」。やさしい、やさし~い歌唱。最初にアップしていたのはテレビ番組の録音で2番がなかった・・・。よってCD版に変更しました。午後9時40分。長さは3分ちょいくらい。今ね、とってもリクエストされてると聞いたので。

なんていえばいいか、原発はもちろん心配だ、万が一にも爆発でもしようものなら、とんでもないことになる。多くの人命が、重ねて失われる。今いちばん防がなければいけないのは、もちろん、原発関連の事象の悪化だ。

そりゃわかっているのだけど、何だかね、人の関心がそっちに向かってしまって、もう、津波災害のほうは単純な数のカウントの段階に入ってしまったようで、とってもつらい。
死者の数も、行方不明者の数も、安否不明者の数も、毎日増えていく。あちこちの自治体が発表する安否不明者を足したら、もう2万とか3万とかの数になってしまうのじゃないか。あまりにも多すぎる。

数として数えられてしまうと、人はその瞬間に、人という生き物からただの物体になってしまうような気がする。
1000、2000、3000・・・・・・と、増えていくその数のひとつひとつに、
その瞬間までいのちがあって、家族や仕事があって、
本当にそのひとつひとつに、
1冊の小説になるだけの物語があったのだということを、
思いたい。

「時代」、聴き終わりましたか。
ではまた