27.5度、蒸し暑い

雲の多い晴れで、蒸し暑くなりました。


落下スモモが溜まっていくので、ジャムにしました。


ブルーベリーも溜まり続けるので、えいやっと、煮ました。


出来上がり。づかれた・・・。

今日は縫製はなしで、店の商品の補充やら、ちょっとだけ畑仕事やらをしていました。腰の具合が非常におもわしくなく、ここしばらくいやな感じです。これからどうなっていくのか、ぜんぜんわからないからね・・・。腰椎の問題だけではなく、骨盤も股関節も絡んだ問題になって進行している、という自覚はあるのですが、さて誰ならそれを治せるのか、自分で調子を維持するにはどうすればいいのか、よくわからない。

読んだ本
『幽談』 京極夏彦
もしかしたら、初めて読んだかもしれない。京極夏彦。
この人の本はどれも長大、なような気がしていて、敬遠することが多かった。太って緩んだ金田一耕助みたいなお姿は、別に嫌いじゃないのですが。
で、これは、怪談の短編集。面白いのと面白くないのがあった。いや、好きなのと好きじゃないのがあった、と書くべきかな。言葉遣いが面白くて、この人、ちょっと読んでみたくなりました。☆3つ半

『待ってる』 あさのあつこ
時代ものです。あさのあつこさんの時代ものは、これで3作目(たしか)。今までの作品よりは抑えた筆致でしたが、それでもやっぱりね、書きすぎじゃありませんか・・・、と思う場面もいくつか。
これは思うに、私が池波正太郎や藤沢周平あたりを多読していて、時代物=抑制された語り口、というふうに、標準形を作り上げてしまっていることが理由なのかもしれません。あえて語らない、あえて書かない、そのことによって読者の想像力を喚起し、より深く鮮明に伝えたいことを伝える。往年の小説の書き手は、思えばみな、抑える人であったのかもしれません。
昨今はそれでは足りないのかな。劇画だのマンガだのが優勢になり、一を聞いて十を知る、的なことは流行らず、懇切丁寧に説明しきらないとわからない読者が多い、ということなのかなぁ。
でも、いい小説でした。☆4つ

『ジバク』 山田宗樹
転落ものです。年収2000万のファンドマネージャーがホームレスになったりヒモになったりの転落ものです。
なんという軽さか・・・・・・。
転落というか、堕落を描きつづけた高橋和巳にぞっこんだった私としては、この軽さにはノーコメントですわ。
☆2つ

夜になって雨が降り出した軽井沢。明日は日中はもつんじゃないかと思います。夕方はまた雨? まぁ、植物にはありがたいですけど。ではまた