快晴、気温も上がり・・・

本日も軽井沢は気持ちのいい快晴。朝6時半にもう晴れている、素晴らしい天気。軽井沢は山なので、朝のうちは霧とも雲ともつかないものが何となく空を覆っていることも多いのです。
20090430-s-R0012770.jpg
カモちゃん!
いつ来たんや・・・。言うてくれれば木の皮の1枚や2枚、ご馳走したるのに・・・。
たぶん、夜遅くピンポンが鳴るときに、来ていたんだろうなぁ、カモシカ・・・・・・。バークを敷いてあるので足あとくっきり。ちょっと掘ってみたりした跡もくっきり。だけどイノシシほどの悪さはしないので、今のところ許しています。許さんと言ったところで、来てしまうし。
20090430-s-R0012773.jpg
ここらあたりに多いオニシダの発芽(で、いいのかな)。びっくりするほどデカい。
こいつが喰えれば・・・・・・。
と、見るたびに思います。
残念ながら食用にはならないようで。
本日は谷間の平日。と、思って油断していたら、お客様、じゃなかった入国者思いがけず3組。紅茶のリピーターの方と、ここ数年年に1~2度ずつお会いしているご家族と、初対面でしたがかつての同業の方とご友人。昔、私が仕事で出入りしていた場所、お世話になっていた人と、今も仕事をされているそうで、いろいろ話が聞けて楽しかったです。
それにしても、遠い世界の話になっちゃったなぁ・・・・・・(遠い目)。
夕方には、ちょっと離れた土地に引っ越して農業を始めた友人のご主人が寄ってくれて、苗作りや土作りの話などいろいろ聞きました。本格的に研修なども受けている友人、これからはいろいろと教わることが多そうです。苗も作ってもらおうかなぁ。
20090430-s-R0012764.jpg
ニリンソウ。日中は咲いていたような気がします。日が落ちて閉じた蕾かと。きれいだなぁ。
明日も晴れて暖かくなる予報です。まだ霜注意報は出ていますけれど。ではまた

マルチ張りなど

7時に起きて外を見ると、おお、見事に畑に霜柱が立って、冬越しのほうれんそうがへたっている。外の寒暖計はちょうど0度。ひー。
それでもご飯を食べたりしているうちに気温は徐々に上がり、ほうれんそうもしゃんと立ち上がりました。
霜柱が立っても土が凍るには至らないので、マルチ張り! 今日張らなければ張る日はない。と、勢い込んで鍬とホーとカッター片手にマルチんグー!(ね、ね、そういえば、帰国してからまだ「グー」の人見ないんだけど、お元気なのかしら?)
畝をすっぽりと、黒いポリフィルムで覆うのです。こうすると寒冷地でも若干地温が高くなる、保てるのと、雑草抑え、乾燥防止、など、いろいろといいことがあるのです。でも面倒だから張らない年もあります。
夫も手伝ってくれたので、小一時間でさっさと張れました。このまま何日か置いて、天気予報と相談しながら苗を植えつけることになります。
畑仕事が早く終わったので、買い物にゴー。帰国してから初めて自分で運転した・・・。
スーパーで鶏肉とレンコン、プラスいろいろ。最初の2つはたけのこと煮るために。
そのまま図書館へ。
先週、電話が鳴ったので何気なく取り、「リンコル共和国です」とめずらしくフルネームを名乗ってしまったのですが、それが図書館からの予約本到着のお知らせで・・・。相手の方の一瞬ぎょっとした雰囲気が伝わり、いささか気まずく・・・。
今日はそれを引き取りがてら、何冊か借りました。いつもは夫と2人で5冊ずつ10冊借りるのですが、前回本を1冊忘れたり、1冊少なく借りたり、いろいろで今何冊借りられるかわからなくなり、カウンターで「冊数オーバーしてますか」と尋ねると、なんと今は読書週間で1人10冊! さすがにそんなに借りても読めないので遠慮しましたが・・・。
予約して借りたのは、先日の平野啓一郎氏の『決壊』下巻。
帰宅して、今日も値札付けや商品チェックなどで慌しく時間が過ぎ、夕方から急いでたけのこを煮て、ついでに買ってきたレバーと畑のニラを炒めて、山菜てんぷらの残りもプラスして夕食。何だかとっても主婦っぽい、今日この頃なのです(笑)
読んだ本
『J 』 五條瑛 
東南アジアにおける児童買春が背景として出てくるテロリストの話。著者の意欲は買うが、第三世界での児童買春の捉え方が非常に一面的で浅く、また、誤っている部分もある。そこが残念。
よくできたストーリーではあるが、予定調和的すぎる部分が多々あり、テロリズムという題材を扱うには情緒的すぎる。前回読んだものはその情緒的である部分がよく生きていたのだが。全体的に、これだけの大きなテーマを扱うにはしつらえが小さすぎた気がする。☆3つ
明日も氷点下3度の予報。でも日中は今日よりは暖かくなり、その後だんだんと暖かくなるんだそうです。連休を軽井沢で過ごされる方にはよかったですね。ではまた

タラノメ収穫

様子を見て畑にマルチを張ろうかと思っていたのですが、風が強いのでとりやめました。
朝から植木屋さんが来て、いろいろと作業。それを横目に見ながら、値札付けをしたり、アンティークものの布や衣服を洗ったり、気ぜわしい午前中。
布や服を洗うのは、基本的に水で、中性洗剤で、です。冷たいし手が荒れる。しかしぬるま湯を使ったりすると、色が落ちたり、別の部分に色移りしたりするので、油断はできません。色が落ちるかどうかは、水につけてみるまではわからないことも多いのです。
思ったより早く植木屋さんはお昼を食べて撤収。
そうそう、群馬県側は、今年春の到来が遅いのだそうです。たけのこがなかなか出なかった、と聞きました。こっちと逆だね・・・。だから山菜採りが例年より少ないのかな。
午後は早くしなくちゃとずっと思っていた種まき。芽出ししてたヤツなどもあり、とにかく大急ぎでポットと連結トレイにまきました。
この間、畑にまいたエンドウは、タネバエにやられてほぼ全滅してしまいましたので、インゲンなども怖くてポットまきにしました。肥料を入れるのが遅かったので、タネバエが来ちゃったのかな。そういえば去年アズキが出なくてまきなおしたけど、あれもタネバエの仕業だったのかも。去年は肥料入れてないのになぁ。
うちは家庭菜園なので、種はいっぺんにまくのではなく、少しずつ時期をずらしたり、気が向いたり向かなかったり、で、まいていきます。ですから一度に大量に同じ苗を作ることはありません。次の種まきの時期には、畑にまいても大丈夫になっているでしょう(タネバエね)。
植木屋さんにもらったたけのこのアク抜きをしつつ、相変わらず布と戯れつつ、種や苗とも遊び、あっという間に閉店時間。
夕方、庭のタラノメを取りました。
同じく夕方、夫が庭のシイタケをとりました。
20090427-s-R0012759.jpg
で、夜は山菜天ぷらで晩酌。
洗い物をした後でバタリと倒れ、そのまま1時間ほど熟睡。
薪ストーブとホットカーペットの組み合わせは最強ですね(笑)。
明日が花冷えの最終日らしいです。朝はなんと、氷点下4度の予報。奥様、苗の取り込みはもうお済み? 畑におろしてるものがあるとしたら、きゅうりはやばいですよ、死んでしまいます。
ではまた

サパからの布

20090426-s-R0012754.jpg
ベトナム北部の町、サパから持ち帰った布です。
これはザオ族(タイや中国ではヤオ族、また、ザオの中でも紅帽ザオと呼ばれる人びと)の手刺繍布。本来はジャケットの後ろ裾部分に用いられるものです。
20090426-s-R0012472.jpg
この部分です、おわかりでしょうか・・・?
この布を買った人にお願いして、後姿を撮らせてもらいました。とてもかわいい若い女性でした。
この後、私は彼女のこのズボンを脱がせて購入するのです・・・。
と言ってもですね、彼女もさすがは商売人、ちゃーんと下にもう一枚はいていて、これは「見せる」ために着ていたようなんです。でもすごく手の細かい、いい刺繍でした。
20090426-s-R0012755.jpg
これはモン族の刺繍、上着の後ろ衿です。古いものから切り取って、このように売られています。
モンと言っても様々ですが、これは黒モン族と呼ばれる人びとのもの。彼らに聞くと、「モン・サパ!」と答えが返ってくるのですが、さてこれはどういう意味なんでしょうね。サパのモン族?
20090426-s-R0012469.jpg
この人たち。黒モン族(モン・サパ)。
手にしているのは、おそらく麻の繊維かと思われます。繕い物をするために、繊維を取り出しているのだって。この時期はみなさんこの作業をしていました。不思議と黒モンの人たちだけですが。
これらの布は、ベトナムから物を送るのにいささか不安があったのと、自分で担げる範囲だったので、サパからディエンビエンフーを経て国境を越えてラオスへ入り、そこからラオスを横断してメコンを渡ってチェンコン、チェンライ、チェンマイと旅をしてきました。重かった・・・・・・(笑)
サパで購入したものは、この数倍ありまして、衣服はいま洗いをかけている状態なので、写真はまた後日。ジャケットやズボンなど手に入れてきました。
今日は日曜日ですが、全国そうであるように、ここ軽井沢も強風が吹き荒れております。気温はさほど低くはありませんが、それは私が思うには、であって、下界からの方にはひじょうに寒いと思います。
こんなに寒いのに、ヤマザクラのつぼみがずいぶん膨らんで、そろそろ咲きそうです。今年はほんとに早いなぁ・・・・・・。山菜はそうでもないみたいなんですけどね。タラの芽などはもうちょっと、という感じ(でもゲッターの人びとは容赦なく根こそぎ収穫していきますが)。
ではまた

連休初日は雨

今年は大型連休になるのでしょうか。飛び石だけどつながると長い?
その初日にあたる本日は、日本列島どこも雨。
軽井沢も雨でひじょうに寒かったです。一日中ストーブが消せませんでした。最高気温はたぶん8度くらいではなかったかと・・・。
高速道路や列車の混雑もさほどではなかったとニュースで見ましたが、リンコルも暇でした(笑)。ま、連休の始まりはいつもこんなもんです。そして気づかないうちに連休は終わるのです・・・・・・w
ようやく商品出しもほぼ終わり、連休を迎える準備ができました。
中国やベトナムから持ち帰った(中国からは送りましたが)様々な藍、刺繍、手織りもの。これらはまだ、どうしようかなぁと考えながら母屋に置いています。時代は移り変わり、生産地も変化していきます。もう手に入らないものもあるだろうし、二度と行かない場所もあるだろうなぁ・・・。なんて考えると、なかなか難しいものがありまして。
たぶん、根っからの商人じゃないので、物を商品にする過程にためらいがあるんだろうなぁ、なんて。
思いつつ、降り込められてうだうだ。
明日は雨はやみ、何とかお天気もちそうです。
明日は開国します。(今日は雨のため、基本閉国としました)
読んだ本
『あやしうらめしあなかなし』 浅田次郎 ☆4つ
怖くない(ちょっと怖い)ホラー短編集、泣ける話もあってグッド。
『善根宿』 坂東 真砂子 ☆3つ
連作短編小説、この人ワールドです。
『言問』 領家 高子 ☆2つ
『墨堤』『向島』ときてこの作で3部作完結なのだけれど、何だか肩透かしを食ったような感じ。消化不良で読後感悪し。
ではまた

畑仕事、バタリ

20090424-s-R0012745.jpg
考え考え紐を張り、溝切って、肥料投入。
因みに入れたのは、柏崎産の魚かす肥料、鶏糞、草木灰です。一応、窒素、リン酸、カリのバランスを考えましたが、野菜によって変えるほどの根気はなく、みんな一緒。
野菜は連作障害というものがあるので、毎年作る場所を変えなきゃいけません。わが家の畑は小さいので、毎年移動するっつっても、そうとう大変です。去年は畑よりも戦争が忙しかったので、豆だけ育ててごっそりイノシシにやられて、やさぐれました・・・・・・(笑) というわけで、今年はまぁ、完全にかぶる連作の不安は少ないのですが。それでも悩む。年々畑面積は減っていくし(果樹があるので)
4本溝切って、施肥して、かぶせて、畝立てて・・・・・・。
疲れてバタリ。
大部分は私がやったのではないのだが、なぜにこんなに疲れるのだ。
花粉症のせいだ、きっと。
20090424-s-R0012747.jpg
夫が作ってくれたプランター。ワイルドやのぅ。
さて、何を植えるかなぁ。日当たりはさほどないから、ある程度日陰でも耐えるやつ・・・。なんだろ?
かわいそうなくさなぎ君という人が、記者会見させられるんだそうだ。
気の毒だなぁ。
今までこの人はほんとに人間なのかな、なんか植物とか虫っぽいな、気持ち悪いなと思っていたけれど、この事件を知って、あらよかった、人間じゃないの・・・、と思ったです。好感度アップ♪
20年とかそれ以上か、見事に役柄を演じ切ってきたけれど、ちょっと綻びちゃった、それはそれでいいじゃないの、と思うけど。少なくとも、こんなに大騒ぎするようなことじゃないと思うな。大臣まで出てきちゃってみっともないったらありゃしない。
全裸で通りがかりのお嬢さんを押し倒したわけでもないんだし。
もういいにしてやれよ、と思うなぁ。
くさなぎ君も、ここらあたりでやってれば、警察なんか呼ばれなかったのになぁ。その前に寒くて凍傷になっちゃうかw あ、寒いから脱がないか、尚いいじゃないのw
明日は雨、最高気温も10度以下の予報です。寒いですね、ではまた

寒い・・・・・・

夕方、夫が工具を買いに行くので一緒に佐久へ行きましたが、寒いっ!
薄着で出てしまったので、風が冷たいー。寒い、寒い、寒いーっ!
明日の最低気温は氷点下1度の予報。
ほらね、来ましたよ。
苗も種まき箱も全部玄関に退避させました。
20090423-s-R0012731.jpg
本日のシダレザクラ。2分咲きってとこでしょうか。
例年に比べると1週間は早いですわ。
20090423-s-R0012734.jpg
うちのシダレは、可憐な八重なんですの。
20090423-s-R0012736.jpg
畑すもも、彩の姫は、このようにびっしりと花を咲かせます。
♪た・わ・わ~ お前を殺したい~♪ あ、なんか違うよね。誤爆してしまいました。実がなったときにもう一回歌いますわ(笑)
20090423-s-R0012738.jpg
すももって、どこかしらアッサリした花じゃありません? 淡白っていうか。
20090423-s-R0012740.jpg
WB間違ったのでセピア色の写真。直す気力もなし。
シャンプーしたてで白が美しいウメ姫。薪ストーブの前でご機嫌うるわしゅう。
ゴールデンウィーク前の準備で大忙しです。というか、今ごろこんなことしていていいのか、といつも思います。古い布なんかは洗わないといけませんし。写真撮る暇もない。
明日も晴れ、最高気温13度ほどの予報です。冷えますのでお気をつけて。ではまた

信じていいの?

予報よりも早く、朝から快晴。予報だと午後から晴れだったのに。
先日の別荘清掃、1日では終わらなかったので本日も出動。枝などを燃やしたので、その灰を片付けたり、残った部分の落ち葉をブロアーで片付けたり。最後にリビングから見える景色がよくなるように、庭の端っこを手入れして何とか終了。筋肉痛が出ていたので、ちょっと大変でした(笑)
この庭ではもうスミレが咲き、ウバユリも大きな葉を広げ始めていました。タラノメも取り頃だったけど・・・、ガマンしました。なんて、結局は山菜ハンターがゲットしてしまうのだろうけど。あと1週間遅ければ、所有者のものになるんですけどねぇ、毎年のことながら難しい。
帰り道、すっきりと青空に抜ける浅間山にはもう雪はほとんどなく、車から見える町のいたるところではコブシやサクラが満開。人々は薄着で歩いたり自転車に乗ったり(ごく僅かですけど、まだ)。
信じていいの・・・・・・?
もう、ほんとにこれで、春なんですか?
自宅に戻ると、店の前のスモモも開花が始まり、サクラソウも蕾を持ち上げてきました。シダレザクラもずいぶん咲いてきた。畑すもも彩の姫は満開、サンタローザは今年も出遅れてまだ咲いてない。それにしてもあったかいぞ。
夕方の天気予報を見ていると、この陽気は今日までで、明日は最低気温2度、最高気温13度の予報。これからしばらくは、気温低めの日が続くんだそうです。
2度じゃ霜ですね。
デッキに出していた苗を玄関に入れました。
明日からはまた、店の準備をしなければ・・・。
春はおおわらわの、リンコル共和国です。ではまた

シダレザクラも開花

昨日の夕方からの雨で開きかけたままストップしたようにも見えますが、シダレザクラ開花しました。
早いですねー。コブシは満開ですし。
御代田まで下がるとコブシは散りかけて、桜が満開でした。
20090421-s-R0012691.jpg
シダレザクラ。手の届くところではこれがいちばんきれいだったので・・・。完全には開いていませんが。
20090421-s-R0012698.jpg
先日の高接ぎ、一部うまくいったかな? これはサンタローザに接いだ恋花火。芽がぽちっと出てきました。これから順調に育っていって、いつか花が咲いたり実がついたりしたらいいなぁ。
昨日、わが家の窓ガラスにコガラが一羽、激突しました。その後フラーフラーと危なっかしく飛んで、畑の隅に落ちたように見えたのでよく見ると、もう一羽のコガラが落ちた鳥の上に乗って「おいっ、しっかりしろっ」とやっていました。なかなか動かない落ちた鳥の横で、うろうろしてみたり、じっと覗き込んでみたり。やがてピーピー鳴きだしたかと思うと、また一羽やってきて、これはすぐ横の小さな木に止まってじっと様子を見ています。
人間が行かないほうがいいかとしばらく見ていましたが、まったく動く気配がないので怪我でもしたかと近づいてみました。元気な鳥はすぐ横の木に止まって立ち去りません。落ちた鳥は目は開いているし、しきりに動こうとしているのですが、ぶつかったショックが大きかったのか、動けないみたいです。ただ出血などはありません。そこは畑の隅で日も当たっていて暖かく、すぐにからすなどに狙われるとも思わなかったので、とりあえずはもう少し様子を見ることに。
数分して見に行くと、もういなくなった後でした。
鳥でもあんなふうに怪我をした仲間(家族?)の介抱をしたり、呼ばれて様子を見に来たり、するのですね・・・・・・。何だかじーんときちゃいました。
その後、昨日は管理している別荘の清掃だったので出かけ、ブロワーで夫にブンブン落ち葉をぶっ飛ばし、前日の鬱憤晴らしをば。なにが去年だ、その前の日だよ、前の日っ!(笑)
と、せっかく心が洗われたのに、現実に立ち戻っている愚かで醜い人間なのでした。
ブロワーは音が出るので、久々にみーさまを心ゆくまで歌い、ちょっとすっきり。花粉症は悪化。
本日はもうひとつ、心洗われるもの。テレビ等ですっかり知れ渡った、彗星の如く現れたイギリスの歌姫、スーザン・ボイルさんの映像を。ティッシュをご用意ください。日本語字幕付き。
http://www.youtube.com/watch?v=vMVHlPeqTEg
多分いけると思うんですが・・・。ではまた。

彩の姫、開花

20090418-s-R0012669.jpg
昨日は雨で気温も低めでしたが、1輪か2輪開いてしまいました。
今日は晴れて気温も上がり、さらに開花が進んでいます。
20090418-s-R0012672.jpg
これはアンズ。
もう満開に近いです。花の数は去年のほうが多いかな・・・。
木が元気ないので、去年は剪定をせずにそのまま育てたのが理由かと。
まだあまり元気がないです、スモモなどに較べると。
20090418-s-R0012673.jpg
こんなふうに枝にかたまって咲いているのもいいですね。
しだれ桜も、地面に接している枝先で数輪開いていました。上の方はまだなのですが、何にせよ早い。早すぎる。絶対に何か起こりそうだ・・・・・・w 寒冷地の人間は疑い深い、わけじゃないけど、思慮深くはなりますな(笑)
20090418-s-DSC_0566.jpg
今朝も室内に入りたがったウメ。何かの拍子に自分でくるっと振り返った瞬間に、机の角に頭をぶつけて「キャイーン!」と子供のような悲鳴を上げました。その後、よほどそれが恥ずかしかったのか、居間の奥にある大きなテーブルの下に入り込み、ずっとこんな感じで隠れてました。隠遁の後はまとわりつき。ウメも人間に近づいちゃってるような気がしてきた・・・。
先日畑にまいた種はエンドウ以外順調に発芽しました。ロケットと小松菜とほうれん草。
種まき箱にまいたのは、キャベツとレタスは発芽。きんせんか、発芽。ポンポンデージー(いつ買ったんだ)そこそこ発芽。その他、発芽の気配なし。
明日は元気だったらキャベツとレタスの植え替えをせねば。徒長気味です。
読んだ本
『チョコレートコスモス』 恩田陸
去年だったか一昨年だったか、『朝日のようにさわやかに』という短編集を読んで以来、何となく遠ざかっていた作家。読むのはこれが2作目。演劇を舞台にした小説ということで、自分は演劇なんてほとんど興味ないしなぁと思ったけど、意外や意外、たいへん面白く読めました。誰も死なないし、人を驚かせるような何ごとも起きないのだけど、それでも小説は成立するし、かなりの長編でも一気に読ませることができる。こりゃすごい、と思いながら読了。ぜんぜん悲しくないのに、何度か涙腺が緩みました。
☆4つと半分、いっちゃいましょう。
『決壊』 平野啓一郎
実はまだ、上下巻のうち上しか読んでいないので、ちゃんとした感想は下も読んでから。
バカな私は、「おお、御大はまだ書いているのか・・・」と思いながら手に取り、借りてきましたが、読み進めながら違和感を覚えて著者略歴を見たら、何と私より10歳も若い。思い出した、史上最年少(当時)で芥川賞を取った、京大法学部を出てる大秀才だったよ、この人。
で、私が間違えたのは、まことにお恥ずかしい、日野啓三(故人)・・・・・・、だったような気がするが、また別の作家だったかも、誰だったか思い出せないー。もうダメだな、こりゃ。
ではまたー。