1つ前で書いた歌の中の「裏切り」について、その後お風呂に入りながら何となく考えて、うーんどうもなんか違うかもと思ったので付け足し。
主人公は、明確に何かをしたわけではない、のかもしれない。むしろその可能性が高いかもと思った。
わけもわからぬまま右往左往していたその頃のその手の人々と同じように、ほんとわけもわからず主体的であるかのように振る舞いながら実は、なんじゃないのかなと。
裏切りというのは、その最中もしくはその後の、思想的な転向、を指しているのかもしれない。
この頃の活動家たちが求めていたのが何であったのか明確にするのが私には難しいのだけど(社会主義革命だけではないような・個々の団体でも違っただろうし)「強い活動家」として存在できない自分のことも、彼らは自己批判して酷い場合は粛清されちゃったりしたわけで。その「主義」から離反しつつある・離反したこと、今は安穏と暮らしていることを「裏切り」と感じているのかもしれない。
歌の中に「早すぎる伝令が火を消しに来る」というフレーズがあるので、主人公は「伝令が出る」ことを知っていた、つまりその時点では何らかの形で与えられた役割とは別の顔を持っていたんじゃないか、というふうに受け取っていたんだけど。
そういう意味じゃないのかもしれない。どうなんだろ? いやどう解釈してもいいんだけど(^^; ちょっとわけわかんなくなってきた。
ではまたー