入れ過ぎが怖い

藍さんの様子

朝 PH9.8-10.0    低いので苛性ソーダ投入  温度は25.2℃とギリギリ

午後も1回攪拌

夕方5時過ぎ  PH9.5    気温24.7℃
ソーダを投入してもPHが下がってしまう。入れ過ぎてPHが上がりすぎるのが怖いので、ちょこちょこ調整しているせいかもしれない。
投入してPH計ればいいじゃんと思うだろうけど、投入直後と翌朝とでは全然数値が違うことが過去にあり、その時は入れ過ぎで大変だった。その時は石灰だったけど。
なかなか難しい。

ソーダを投入して、この時点でのPHは10.6~10.9くらい(場所により違う)
液温も低いので電気毛布で巻いて「1」にしてみた。
真夏に建ててこれだから、ほんと寒冷地での藍は難しいとつくづく思う。

明日の朝の状態で、少し思い切ってPHを上げてみるかもしれない。腐敗はしていないんだけど。匂いとしてはスーッとする匂い。

すくもは朝45℃、切り返し(崩し)  夕方も45℃

**

藍建てを始めると藍一色になる。毎年のことながら難しい。

今日は午前中に撮影、1点上げ。
それから銀行に行って母の入院費を振り込んだ。ついでに記帳など。
図書館で本を数冊。最後にツルヤで買い物。県外ナンバーが多くなっている。夏だな~と思う。

午後は白生地で1点縫製、染め用。
泥縄です(^^;

ではまた

仕事・藍さんの様子

藍さん3日目、すくもは6日目

朝 藍はPH9.3  27℃  PHが低すぎるのでソーダで調整した
調整直後は11.7だがあまり信用できない数値(^^;

午後1時にかき混ぜ

午後5時にかき混ぜ、数値計る
PH10.5-10.6    27.5℃

あまり熱くなりすぎるのもよくないかと、今日は工房の入り口まで出して、少しだけ日が当たる程度にしてみた。PHは低めだが、匂いは悪くない。腐敗臭はない。

すくもは朝61℃まで上がって好調! この時間に切り返しを行って、外には出さずに工房内に置いておいた。
夕方切り返す→夜間は気温が下がる、ので、朝切り返し→日中多少は気温が上がる、で発酵を促すことにしてみた。

**

今日はちらちらとMLBを見ながら工房で縫製仕事。
今回マレーシアのバティックの産地で買ってきたもので1点だけ。正直さほどよい生地ではないので、生地のまま販売してもいいかなと思ったりしている。まぁ記念に数点は作ろうかと思う。

マレーシアのバティック……。
今回は、「ない」ことの確認のようなことになった。想定内なので驚きはないしまぁしょうがないなという感じだ。ただもちろんつまらないことはつまらない。
マレーシアのバティックがなぜないと思うかというと、基本的にバティックを着ている人がいないんじゃないか? ということから。これは昔からそんな感じに思っていた。タイでもラオスでも2~30年前はこれらバティック(プリントでも)のサロンが日常着である人が多くいたと思うのだが、マレーシアでそう感じた記憶がないのだよね。一応行ったことはあるのだけども、うーん、着用されているのを見た記憶はゼロだ。もちろん当時私は布屋ではなかったから、見えているのに見ていなかっただけかもしれないのだが。
手描きのバティックはあったが、ロングドレス用に作られて製品化されているものが大半であり、生地は化繊混紡であることが多く(コットン100は見なかった)、私には使えないと判断した。柄も大きすぎて(^^;
マレーシアで現在サロンを着ている人はゼロであった。これはインドネシアとの大きな大きな違いだと思われる。次回はインドネシアへ行く予定なので期待している。

ということでインドネシアのバティックを使って1点仕掛かったところ。木綿地もしっかりしているし、5年ほど前のものだが型押し+手描きでよい生地だ。今年行って、同レベルのものがあるか、あるとしてどの程度の値上がりになっているか、怖くもあり楽しみでもあり。

そんなこんな。今日も暑かった、明日は雨になる予報。
ではまた

暑い! 藍さん2日目

今日はかなり暑くなった軽井沢。おそらく30℃越え。

以下作業メモ。

藍さん2日目
朝 PH10.5   26.7℃  昨日の11.9からぐっと下がった

日中は日当たりに出してみた。日中1度攪拌。

午後5時半 工房内に入れる
PH9.5    31℃

PHがさすがにこれは低すぎるではないか! まずい!
ということで早速苛性ソーダで12.5の溶液500mlほどを作り、投入してみた。

PH10.3     30.6℃

こんな感じで今日は終えた。毛布で包んでおわり。

すくもは朝の温度42℃、やはり低めに推移している。醗酵していないわけではないが。
水を足すか考えた末に、少し残っていた乾燥葉を足して、水を打ち、混ぜて大体均等になるようにし、ダマはできるだけ崩し、という作業をして、日向に出した。
夕方の温度 48℃ 水分を多めの方向でいこうかと思う。

ではまた

**忘れてたので追記

ジャワ島のテヌンを5本、お風呂に入れて糊抜きし、その後洗濯(少しだけソーダ灰を使った)、濯ぎを繰り返し、干して夕方取り込んだ。これで精錬を終えたことにする。
以前は煮ていたのだが、自分の体力的なことを考えて精錬の仕方も変えて行こうと思う。同時に濃染処理も熱湯を作らなくてよい方法に変えていく予定だ。

午後から藍建て

午前中に着指定をしていたPH計を待ちながら、藍建ての準備。
その前にちょっとだけ畑と藍畑の除草。

 すくも3KG
2020年、2021年のもの

 割といい感じのすくも
塊になっている部分はできるだけ砕くようにする

 70ℓのバケツにすくも投入

 ブドウ糖100g、石灰60g

ここまで出来てからPH計の到着待ち。結局3時過ぎに来て(連休中だし仕方ないよね)、そこから最後の作業を一気に。

 PH12.3のぬるま湯を作る

今年は苛性ソーダを使う。苛性ソーダ60gを10ℓの水に溶かし、そこに50~60℃のお湯を10ℓ足して、20ℓのぬるま湯とした。

これをバケツに投入する。

 投入後のバケツ

ちょっとバケツが大きすぎて(^^; 90ℓだったかも。
でもまぁしょうがないです。

攪拌後のPHは11.9
諸説あるが大体こんなものでどストライクだと思う。
この後で焼酎を2合与えて、再度計ると11.7になった。

うちの藍建ては、どちらかというとPH低めでスタートする方がよい結果を見ることが多かった。今の11.7は、世間一般的にはOKだが、我が家的には少し高めではないかと思う。明日以降の様子を見ながら調整していきたい。

と言いつつ、アルカリに傾けるのは簡単なんだけど、その逆は難しいんだよね。まぁぼちぼちと。

藍建てって本当に色々なやり方がある。前回までは木灰を使ったけど、やはりなかなかに難しく、今回は苛性ソーダを使う。最初に沸騰した灰汁(アルカリ度の高い水)を入れるケースも多いらしい。私も沸騰させてやったことはあるが、その時はなかなか建たずに参った。
今回はぬるま湯の温度でやってみた。建つかどうかは藍次第(?)

 すくも日光浴
でも温度は44℃くらいとあいかわらず微妙だ。明日ちょっとだけ水を足してみるかな。

 藍さんのご様子

毛布3枚で覆っている。電気毛布は使わなくていいかなと様子見中。台車の上にいるのは、晴れたら工房の外に出して日に当てて温度を維持するため。

**

ともかく藍が建てられてほっとした。2年ぶりなのでうまく建ってほしい。

大谷選手も今日はホームラン1本、最後はまさかの形での逆転サヨナラで、勝ってよかったが長いゲームだった。昨日怠慢プレーで交代となったレンヒーフォ選手が最初の打席でホームランかっ飛ばしたのでそれもよかった♪

今日は軽井沢も30℃くらいまで上がった模様。暑さにお気を付けを。
ではまた

 

 

すこし下がった

本日のすくも 44℃

少し下がった。2歩進んで1歩下がる。

昨日今日と気温が低めなせいかもしれない。明日からは気温が上がりそうなので、ちょっと日向に出すとかして発酵させようと思う。

注文したPH計がやっと発送された。明日の午前指定にヤマトでしてみたので、うまく届いたら明日、頑張って藍を建ててみるつもり。
まだちょっと目が回る(脳がふらっとする)感じがあるので、様子を見ながら。

親の銀行口座なんかをきちんと見てみると非常にもやっとすることが出て来てしまい、今のところどう解明すればいいのかわからないので困る。
やるべきことが山積みで混乱する。
母が「頭の中がもうぐっちゃぐちゃで……」と言っていた(もうこの20年くらいずっと)のだが、いやそれ私もやで、と思う今日この頃。

「あんたいくつになったの」
「58だよ」
「嘘ばっかり、ほんとはいくつ」
「いやだから58だって、お母さんは91だし」
「嘘! え、ほんとに?」

ほんとですがな。あなたが33歳で産んだ私が58なんですから、あなたは91なんですよ~。逆に言えばあなたが91なんだから私は58なんですよ~。

とまぁ、おもしろいこともある。

ではまた

「様方」がわからない?

本日のすくも、51℃

**

山を下って母に会いに行ってきた。
ほんとに歩いていたのでびっくり。病院の話とぜんぜん違うんだけど(^^;
しかもよくしゃべるし。まぁ話の内容はとんちんかんというか滅茶苦茶なんだけど、よくしゃべる。元気。

母は多分だけど、内蔵系がとても強い人だと思う。特に消化器官。
消化器官が強い人は元気で長生き、というのが私の持論。つまり私はそんなに長生きしないと思う(と言いつつだらだら生きたらごめんなさい)。
とにかく、まぁまぁ元気で生活できるのであれば、それが何より。よかったよかった。

病院に寄って、請求書をもらってきた。
出国前に届かない~とやり取りしていた請求書は、病院に戻ってしまったそうだ。その後別の会社(タオルや病衣のレンタル会社)からのものもやはり戻ったと。
封筒を見せてもらったが住所は合っている。ただ、私の名前「様方」母の名前になっており、もしかすると「様方」の意味を知らない人が配達した、あるいは郵便局の時点で振り分けられてしまった、のかなと、病院の人としばし「まさか?」「でもそれ以外考えられないですよね」みたいに盛り上がった。

母の部屋を捜索して、保険のことや、もう使っていない電話や、年会費を取られ続けているカードの存在など、いくつかの懸念事項が出てきた。来週から少しずつ対処していこうと思う。
うちの母なんかは施設に入っている時点で持ち物などは相当整理できているけれども、それでもこういう細々したことは抜け落ちて後回しになってしまうのだなと痛感。私の世代だと、カードも複数あり、銀行口座もおそらく複数あるし、それがネット銀行だったりすると追いかけるのが大変だろうなと思う。絶対にわかるように、ちゃんとしておかないととあらためて思った。

昨日で術後1年。来週は恐怖のマンモ。はぁ。
とまれ元気にやっております。

それからドル円な……。
ひとが旅行している時にだけすっ高値に飛んでいくのはやめてくれ!

ではまた

やりすぎて目が回る

畑仕事や工房の掃除など、一気にやりすぎたのか……。
昨夜寝る時に「あ、目が回っているかも」と感じたものの寝てしまい、今朝起きるとはっきり世界が回っていた。
時々起きることなので心配はないんだけど、目が回ると何もできないので、さっさとトラベルミンをのんで二度寝した。思いのほかよく寝てしまい、起きたら昼過ぎだった(^^;
めまいは治まった(簡単)。

治まったとはいえぼーっとするので、今日は作業的なことは休みにした。

夕方、すくもの様子を見に行くと、温度43℃と順調に上がっており、独特の臭いも出始めていた。立ち上がりは順調だ。全体を上下を引っくり返すようにかき混ぜておいた。これからしばらくの間は、この作業が必須となる。どんどん臭くなるのでそれだけはしんどいけど、この工程を経ないとすくもにはならないから。
いや本場ではこんな臭いは出ないのか?

夕方からすこし雨。昨日夜の雨でやはりかなりの雑草が生き返っていたけど、見ないことにした。

ではまた

すくも仕込み

こちらに戻ってから畑仕事が忙しい。草ぼうぼうになっているので、まずはひたすら除草に精を出している。あとはダメだと思ったきゅうりが生きていたので支柱に誘引したり、ニラを刈ったり、肥料をやったり。
今朝は早めに藍の畑の除草。藍は今年は大失敗……(^^;
やはり別のところに蒔いて移植するほうがいいようだ。来年はまたそのようにして育てたい。

オールスターゲームを少し見たがオオタニサンは振るわず、ちゃんと見たのは2回までくらいかな。畑仕事が忙しい。

午後は染めの工房を掃除した。今年は藍を建てる予定なので、その準備。昨年は殆どというか全く立ち入ってもいないような状況だったので、全体的に箒で掃除。バケツ類を洗って干したり(そしたら天気雨が降ったり)。
すくもも確認。大体今現在で6KGくらいは在庫しているようだった。
昨年とその前の乾燥葉ですくもを仕込むことにした。

 すくも用の舟

 乾燥葉1袋目投入

 水を加えてなじませて

これはその上に、たぶん一昨年に仕込んだものの発酵が足りないように思えたすくもを入れている。通常はそんなことはしない工程。
この後合計で4袋分の乾燥葉をひたすら水となじませて、未熟すくもも全部投入し、だいたい舟の8分目くらいにした。

 シーツと毛布で保温

中央に温度計を差している。温度が上がってくれば発酵していることになる。気温が高い今の時期に一気に発酵するといいな。

まだ縫製の仕事には入らず。畑周りの手入れが終わったらゆっくりとそっちにも入りたい。
多分その前に、今週末あたりに晴れが数日ありそうなので、そのタイミングで藍を建て始める予定だ。今年は化学建てをするつもり。アルカリ助剤が木灰ではないという意味。
藍を建てたら染めるものも見つくろわないといけないし、状況に応じて染め用に縫製もしていかないと。
そうそう、今日はPH計も新調することにしてアマゾンに発注した。

何やかやと頭の中は忙しい(^^;

母親が10日に退院した。病院の話では車いす生活で、会話も殆どできないとのことだったが、退院後に施設の人に電話で聞いたところでは、
「不思議なんですけどケガする前とそれほど極端には変わらない感じで、ゆっくりですが歩行もしているし、話もしています」
とのことで、一体どうなってんの??? という感じ。
退院して数日は生活圏が変わって混乱すると思うので、ちょっと間を空けて様子を見に行く予定。

夕方遅くなって雨。けっこうどしゃどしゃ降っている。除草したやつが生き返るので嫌だ。
ではまた

焼き魚の匂い

どこかからか、魚を焼いている匂いがしてくる。
あー日本だなと思う。
日本でも長野の自宅ではそういうことはない、近隣が遠すぎる。団地はほんとに近い距離にたくさんの人が住んでいるのだなと実感する。

今朝、団地に戻った。
羽田に着いたのが0時40分。始発の5時台まで到着ロビーの椅子で待った。うまく横になれる場所が途中で空いて、そこで寝ていた。
自分にとっては至極当然の成り行きなのだが。普通の人はどうするのだろう。普通の人って誰だ。
始発で動き出して団地のある駅まで来たら、団地の目の前まで行くバスがなかった。そんな朝早くにそちらの流れはないからだ。仕方なく団地入口というバス停まで乗って、そこから歩いて帰った。

雨の予報を見ていたので、曇りでよかった。
洗濯して寝て起きた。
涼しくなってきてジャージをはいた。

ではまた