桜染めの続き

日曜日に煮出して1度目の染めをした桜染め。この時点でかなり濃く染まったので、これはこれでいいかとも思いましたが、一部を除いて残りを2度目の染めにかけていました。
水曜日に染液を再び沸かして、煮染め。1枚だけ取り出して媒染してみて、残りはそのまま今日まで。

シルクのストール2枚
ミョウバンで先媒染してから1液で染めて、さらに2度目の染めをして1晩置いたもの。
桜の染液は時間を置くと赤が増すと聞いていましたが、かなり赤味が出ましたね。濡れている状態なので特に濃く見えますが・・・。
1晩置かずに出したものは、もう少し赤味の少ないオレンジになりました。

これがその、1晩置かなかったほうのシルク
左側がミョウバン媒染のみ、右側はさらに鉄媒染をかけています。同じ1枚でグラデにしてみた。

こんな感じです

これは1晩置いたもの、だいぶピンクです
上の黄色っぽいのはタイシルク、これはインドシルク。シルクの質によっても出る色はまったく違います。同じタイシルクで同じ場所で買ったものでも、1枚ずつ色が違う・・・・・・。

今日はほかに木綿の色々も取り出しましたが、まだ干している最中なので写真はなし。今夜から明日の朝にかけて凍り、また解けます(いいのかそれで・・・)。

特にアルカリで煮出さなくても、染液を数日置けば比較的赤味が強くなるのかもしれません。今回たまたまかもしれないのだけど。染めるチカラは強いと見ました。まだまだたくさん枝も葉もあるので(葉は枯れちゃったけど)、また染めてみたい。

先週読んだ本。忘れてしまうのでメモ。
『ターミナル』 桜木紫乃、『祝福』 長嶋有、『スペードの3』 朝井リョウ
あれっ、3人とも芥川賞作家かな? いやいや桜木さんは直木賞か。芥川、直木と2大文学賞を取っている人のをたてつづけに読んでしまいました。
桜木紫乃さんは安定したじわっとくる連作短編でした。よい小説。
長嶋有さんも、いわゆる「ゆるい」感じがよく出ている、今生きている我々に実に近い人物が登場してくる。
朝井リョウさんはまだ若いんだよね、よく計算された小説だったと思う。一つ気持よくダマされた。優等生の書く小説風味だけど、それはそれでまた、クールでよいかも。

そんな感じっす。
今朝の軽井沢は氷点下2℃。氷点下が当たり前の季節がすぐそこに、というかもう来ているのか・・・・・・!
明日の夕方から天気下り坂、連休なのに天気ダメみたいですね~、染めの作業ができないな、ではまた

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)