朝マイナス4度近く、日中も6度前後と寒かった、風が強かったので体感温度は気温よりもずっと低かったと思います。朝起きるのがしんどくなってきましたな。
カリンのはちみつ漬け。かりん詰め込みすぎ・笑
去年あたりから、明け方に目が覚めることが増えてきて、これが世に言う「加齢による早起き」というやつかと。知人が時々午前3時半とか午前4時とかにメールをくれるので訊いてみたら、やはりこれでした。目が覚めちゃって、そうするともう眠れないんですよね。私は寝付きも悪いタチなので、昼間すごく眠くなったりします。
今朝もそんな風に目が覚めて、ぼんやりしていたら、不意に
「孤哀子」(クーアイツ)、という言葉が浮かびました。
この言葉、開高健の『夏の闇』の中で使われているので、知っている人は多いと思います。読んで字のごとく、独りぼっちの哀しい子(ひと)という意味。もちろん中国語。
昨日観た映像の中のあの人は、まさしく、クーアイツやね(開高サン風に)。
因みに、邯鄲は実在の土地の名前で、河北省にあります。北京の割と近く(割と、ですけどね)。小さな町かと思いきや、2004年の統計で860万もの人口・・・・・・。さすが中国。
その中国に親しみを感じない日本人8割強だとか。昨今の「反日」の暴虐ぶりを見れば仕方ないですが。そしてその根っこにあるのは共産党による執拗な悪意に満ちた反日教育ですからね。
でも、ふと考えた。
世界をあちこち旅していて、唯一筆談ができるのは、中国人なんだよね。
ほかの国の人々とは共有する何もないから、口でも手でもまったく何も伝え合うことができないけれど、漢字を共有する中国人、中国系の人々とだけ、筆談ができる。列車の中や、ホテルや、食堂や。たくさん筆談したな。いちばん最初の筆談は、初めて行った上海で初めて乗ったトロリーバスの中。おばあさんが何か訊ねているのはわかるのだけど、聴き取れなくて往生していたら、そのおばあさん、私の手のひらに指で何度も書いてくれたんだけど、「どこから来たの?」、「那国来」という3文字でした。
文字を共有しているって、すごいことだと思うんだよね。もう少し通じ合えればいいのにね。
因みに、中国での漢字は、日本で使われる意味と大体同じだけど、たまに全然違うこともあったりするのでご承知おきくださいませ。
今日は映像鑑賞はお休み。さすがにちょっと重たいので、のんびり観ます。明日は晴れる予報、ではまた