そろそろ店閉めますね

というわけで、みーさんの季節も始まったことだし、今年の営業をそろそろ終わります。
今年も1年、というか1シーズン、お買い上げありがとうございました。
また来春まで、おやすみなさい・・・・・・zzz

ネットショップは冬もそのまま続けますので、そちらをご利用ください。
何かありましたら、メールでお問い合わせくださいね。

ではまた

工場観てきた

ネタがばれますので、お知りになりたくない方はここでさようなら~
そして、いつものことながらだらだらと長いです、スルーしてください

2晩経ったので、だいぶ飲み込めてきた感じ。
1行で表現すると、アマテラス・ショック「見物ツアー」、夜会あまり観てない私にはちと疎外感・・・、でした。

今回のこれは「ガラ・コンサート」なので、「夜会」の最初から最新のものまでを網羅して、その場面を再現したりしながら、そこに合う歌を歌う、というものでした。
いちばん最初に、舞台上を動き回る工員に扮した黒子に混じって登場してきたみーさんが、挨拶として、夜会工場「見物ツアー」にようこそ、というようなことを話したのですが、その、「見物」という言葉が妙にざらりと耳朶に残りました。工場なら、普通は「見学」だと思うのだけど、わざわざ「見物」と。あちら側から「見て学べ」とは言いにくい、というようなことから出た言葉なのかもしれないけど・・・。

挨拶の後に歌われた新曲、そして工員の服を脱ぎ捨てて中から真っ赤なドレスが現れて(ここんとこ記憶違いかも、黒子がつなぎを脱がせたように記憶してるけど、例によって脳内変換したかもしれません)、うぉーっと思い、そして「十二月」熱唱、そのまま「月の赤ん坊」。ここまでの流れで、あぁなるほど、こんな風に1曲か2曲ずつ、各夜会から歌っていくんだなぁと、コンサートと同じじゃん? と、気分的にかなり安心したというか、盛り上がりました。

「キツネ狩りの歌」で、宝塚出身の女優さん2人がうさぎの着ぐるみ着て出てきて、超~かわいい踊りというか演技をするのだけど、それはそれで楽しいんだけども、あれ、ちょっと何か、イメージ変わってきたかな、と、ふとよぎる不安。
そしてやってくる、アマテラス・ショック(笑)
とても観たかった場面だったので、歌につながる台詞が始まった時点で「キターーーーーっ」と、1人で山登ってしまいまして、その後、みーさんが舞台を去ってしまうのに「待って~~~~~!」になり、1番をコーラスの人たちが歌い始めたので山頂から転がり落ちてしまいました(笑)。ま、2番はご本人が戻ってきて歌ったので、だいぶ気を取り直したけど。
(ここんとこは多分、夜会では、1番は歌われていなかったのかも)

あとは夜会の順番を踏襲しつつ、場面を再現しながらの歌が続きます。コーラスの人が歌う場面も多く、衣装替えが大変だからしょうがないよねと思いつつ、もう少し歌が聴きたかったかなと、贅沢な欲求が。
ワニの着ぐるみ(私はその夜会を見ていないので、ゴジラかと思った、後で人に聞いてワニだと・・・)着たシーンは可愛かったですよ。あの人絶対、私より若いだろ・・・w

最後はまた工員さんに戻って、「今日はありがとうございました、良いお年を」と言うので、これで終わりかと一瞬かばんを持ちかけたら、もう一度最初に歌った新曲(というかテーマソングか)を歌って、それでほんとにおしまい。カーテンコールで全部おしまい。グッズ売り場にダッシュして、1番をゲットした(席が出口に近かったので)w。
この最後の挨拶のところでも、やはり「見物ツアー」という言葉を使っていましたね。

夜会の初期からずっと観てきた人には、どのシーンも懐かしく、どの歌もその時の情景を蘇らせながら聴けて、とても楽しい舞台だっただろうと想像します。
私はどうかというと・・・・・・、夜会はあまり観ていないので、セットや役者さんや再現シーンの動き(?)に翻弄された部分があったかもしれません。観た夜会と、観ていない夜会では、やはり受け取り方がまったく違ったと思います。
また、会場がアクトだったので、無意識のうちに身構えながら観ていたかもしれない。つまり、意味とかテーマとか、そういうものを見出さなきゃいけないような・・・、そんなものを自分に強いていたかも。だからひっちゃかめっちゃかな印象を受けてしまった。そしてみーさんに対しては、メイン曲をどんどん歌ってくれと、強いていたなぁ・・・・・・(笑)
で、ここで、「見物」という言葉が腑に落ちる。
「ご大層なもんじゃないのよ、見て楽しんでって」と、そういうことなのかな。
夜会初期からのコアなファンの人たちにとっては、記憶や懐かしさの共有。そうではないファンにとっては、過去の夜会のダイジェスト版として着ぐるみやハイライトシーンなどが見られ、歌が聴ける。そういうことでいいんじゃないかと。つまり、ガラ・コンサートなんだよ(だから最初からそう言ってるでしょ!)。

観終わった時には正直、ぽかーんとしてしまったし、残念な気分が強かったけれども、時間が経つと「都の灯りがまた聴けてよかった」とか、「嫌いだったスマスマもちっと好きになるかも」とか、思えてきた。次また観る機会があるので、今度は落ち着いて、1曲ずつを聴いてこようっと。

以上、夜会初心者の感想でした。
もしまたこういう夜会絡みのものをされるのなら、再現シーンはなくていいから、普通のコンサートのように、歌ってくれたらいいな~~~~~(絶対そうはならないw)

一応、セットリストね♪

『二雙の舟』(インスト)

『産声』 (新しくこの夜会工場のために作った歌らしいです)
『十二月』
『月の赤ん坊』
『キツネ狩りの歌』
『さよならの鐘』

『泣かないでアマテラス』
『笑わせるじゃないか』
『シャングリラ』
『TOURIST』 (ご本人の歌唱はなかったかと・・・)
『SMILE, SMILE』
『女という商売』
『NEVER CRY OVER SPLIT MILK』

『明日なき我等』
『白菊』
『街路樹』 (ご本人歌唱はなし)
『天使の階段』
『ミラージュ・ホテル』
『命のリレー』

『らいしょらいしょ』
『都の灯り』
『竹の歌』

『産声』

『二雙の舟』(テープ)

今日の軽井沢は快晴、気温はさほど上がらないけど、日があれば暖かく感じます。もうすっかり初冬の風景です。東京は紅葉が盛りだったな。ではまったん