それほどじめじめと降り続いているわけでもありませんが、久々に青空が広がって気分もさっぱりしました。
先日、ご注文をいただいたパンツのために、タイの綿布を洗い干し。
地直しとか地のし、という作業です。布目を通すため。それと、縮みを見る意味合いもあります。半乾きでアイロンをかけて布目を通します
こちらは茶綿。茶色の綿から織られた布です。
畑への日を遮るシャラ、夏椿の木。花が咲いているところですが、夫が剪定しました。放っておくと、「緑の茶筒」になってしまうのです。
剪定した枝葉を使って、現在染色中です。どんな色になるんでしょうか。
春に染めたよもぎのシャツがおかげさまで完売となりましたので、今度はシャラ染め。
まったく予測できません、色は。
シャラの次は何で染めようかなぁ。ブルーベリー・・・? おそろしい赤紫色になりそうだけど、どうなんだろう。
代々木が終わって、何だかまだ呆けてる。
「船に乗れ!」 藤谷治
3巻まである青春音楽小説(?)。チェロを学ぶ男子が主人公、音楽高校入学から卒業までを描いた小説です。
と書くと、何だかストーリーが想像できてしまいませんか? 高校青春モノって、いろいろぐちゃぐちゃあったけど熱い友情結んで最後は万々歳、がお約束。ラグビーだろうがサッカーだろうが野球だろうがブラバンだろうが。
でも、これは、違います。
いろいろ書くのは大変なので一言で。
いい小説です。
音楽が好きでも嫌いでも、知識があってもなくても、関係なく読めると思います。
自分は、読書する人間として生まれたことを感謝しました。
☆4.5 ものすごくいいが、一部「ありえねぇ」展開があったので。でもそれも含めて、人間って突発的に何をするかわからん生き物だ、というふうに、納得できるような気もする。
こんにちは。はじめまして。
これは本当にすばらしい小説でした。
でも私もあそこは「ありえねぇ」とおもいました。(たぶんあそこですね)
もっともおっしゃるとおり、
「人間って突発的に何をするかわからん生き物」で
自分も含めてときどき、信じられない&とんでもないことをやったりしますからねえ・・・。
ともかく、読み応えのある傑作でした。
>木曽のあばら屋さま
はじめまして!
「船に乗れ!」でいらしてくださったのでしょうか・・・?
いい小説でしたね、直球でした。
やっぱり、「ありえ」ませんよねぇ・・・・・・(笑)
この著者は下北沢で本屋さんをやってらっしゃるとか。
こっそり行ってみたくなりました。
こっそりの人で大盛況かもしれませんが。