あちこちから黒煙が上がるバンコク。画像は現地ツイッターから借りました。
大地震の後とかなら、こういう状況もありかなと思いますが、現実には市街戦です。
ハリウッド映画の特撮だと思いたいよ・・・・・・・・・・・・。
炎上するZEN、ワールドトレードセンター。
バンコクに行った人なら、一度は行ったか、少なくとも前は通過しているであろう場所、バンコクど真ん中。
隣接する建物には伊勢丹が入ってる。
全焼したカシコンバンク。元の名はタイ農民銀行。
バンコクでは、とうとう軍が占拠派を強制排除。装甲車で突っ込んでバリケードを破壊。もちろん中にいた人たちは逃げていただろうけれども、少なくとも5人が死亡(イタリア人ジャーナリスト含む)。
占拠派の幹部が今回の一連の活動の終結を宣言、警察に投降。
それで収まるわけはなく、暴徒化した占拠派やよくわからん何者かたちが、あちこちに放火したり略奪したり爆発物をしかけたり、やりたい放題。
バンコクとその近県に夜間外出禁止令。
報道は規制され、テレビは軍(政府)の支配下に入り、指示されたものだけを放送しているらしい。
テレビ局1つ占拠されて燃え落ちる。
チェンマイ、ウボン、ウドン、コンケーンなどでも、公共施設などへの攻撃が散発的に起きている。特にひどいのはウボンらしい。
チェンマイでも市庁舎付近が燃えて騒然となっているそうな。
以上、タイの現況。
現地から発信される種々の情報には、デマも含まれているだろうと思います。ワールドトレードセンターが燃えているという情報は朝からあったけど、ウソだろうと思ってました。画像を見て、ああ本当だったんだと確認。
バンコク、チェンマイのみならず、タイの大きな街はたいてい行っているし、多くは複数回行っているので、それらの街で無駄な流血が起きないことを祈るばかりです。友人知人もいるので、みんな何ごともなく暮らしていてほしい。
だけど、タイの経済格差はすさまじいから、普段は押さえ込まれているいろいろなものが、こういう機会に噴出することは十分考えられるし、それはそれでいたし方のないことだとも思います。王制を続けるのか、クーデターによる現政権を認めるのか、選挙をしたら赤が勝つだろうというこの状況をどうするのか、本当のところ、タイの人びとは考えなくちゃいけない時期に来ているのだろうと思ったりもする。よその国のことだから、その国の人びとにまかせる以外、どんな道もないのだけれども。
さて。
朝からライ麦を刈り取って、その跡地を耕してもらいました。ウリ類やインゲンなんかの場所にするためです。
それから屋根に上がったら、このところの日照りで半分くらい砂漠になってた・・・!
慌ててホースで水をまきました。
そしたら、午後から雨になりまして、水遣りがすっかり無駄にw
先日まいたコマツナやミズナなどは、4日目で発芽確認。
だけどインゲンやら枝豆やらは、もっと前にまいたのに未だに確認できず。
きゅうりの自家蒔き苗がどうにも不安なので、今日もう一度蒔いてみました。ついでにエンドウも2ポットだけ。
ツルムラサキとオクラが、先日蒔いたものの発芽しないので、新たに種を水に浸しました。明日蒔く予定。
雨になったので、パソコン仕事でもしようかと(ショップのリニューアルです)機械の前に座るのですが、刻々と入るタイの情報が気になって、あまり手に付かず。
80年代からしばしば旅行で訪れ、いろんな意味で馴染み深い場所が、こうして壊れていくのを見るのはつらいです。ネパールがそうだったし、チベットもそうであったし、今度はタイです。中でもタイは、ここ10年の間では最も数多く訪れた国で、しかも、私は2冬続けて長期滞在してもいました。友人知人も多い。その中には、海外旅行に行けるようになった富裕層も、そんなこと思いもよらない、まだ自転車しか持っていないという貧困層もいます。
いろんなことを考えてしまう。
どうなるんだろうか、タイは。
もやもやしつつ、ではまた